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嫁いびりはナンセンス  作者: 櫻木サヱ
嫉妬・執着の自覚と自分の感情のコントロール
18/19

甘い攻防と義母の挑戦♡♡

夕方のリビング。

義母が夫に向かって、にこやかに話しかける。

「今日はちょっと手伝ってほしいことがあってね」


胸の奥の黒い沼が、瞬間で熱を帯びる。

でも今の私は違う。目覚めたヒロインは、嫉妬と独占欲を武器に戦う。


私は夫の隣に座り、微笑む。

「手伝うのは私が先にやるからね」

その声は甘く、でも内側には悪魔的な圧が宿る。


義母が眉をひそめる。

「まあ…そう?」

その表情に、胸の奥のねっとりした沼が歓喜する。

――効いてる、効いてる♡♡


夫が私の手を握り、軽く微笑む。

「ありがとう、君がいてくれて助かるよ」

その一言で、義母の挑発も霧散。

胸の奥の黒い泥は、今度は私と夫の絆を確認する温もりに絡まる。


でも義母はあきらめない。

「でも、ちょっとだけね」

わずかな挑発が、再び胸の奥の沼を揺らす。


私は夫に顔を近づけ、耳元で甘く囁く。

「誰にも渡さない…あなたは私だけの神様」

夫が微笑み返し、腕で私を抱き寄せる。

――義母の挑発は完全に封じられ、逆に沼を操るスパイスになった。


その夜、布団の中で私は静かに微笑む。

胸の奥の黒い沼はまだねっとり残るけれど、今度は私の手の中で自在に動く。

――嫉妬も独占欲も、武器として使える。

夫と義母の心理戦も、私のペースでコントロールできる。


悪魔的な微笑を浮かべ、私は決意する。

「この家で、私の神様は絶対に誰にも渡さない」

胸の奥の沼は、今日も甘く熱く、ずっぶずぶに絡みつく♡♡


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