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純愛少女プロット1

少女は手首を縄で縛られており、その縄は支柱に括り付けられている


よくあるTheしょぼい悪役のような男は少女のその端正な顔の顎に汚らしい手を近づける。


「いい女だぁ。」ペロ


なぜ舌を出して口周りを舐めるのか、意味がわからない。近づかないで欲しい。少女はそう思う。


「こんな上玉そういねぇ!こいつはぁ売り飛ばす前に少しでも味わっとかなきゃ損ってもんじゃねえかぁ?おぉ?お前もそう思わねぇかぁ?」


「思うわけないだろ!というか近づくな!触るな!さっさと死ね!」


少女はそう言うと同時に汚らしい男の股間を蹴りあげる


「だぁ!!いってぇな!このガキ!」


男は少女の腹を蹴りあげる


「うっ、、」


悪の親玉のようなローブを羽織った歳の分からない男は離れたところで座ってその様子を見ている


「程々にしておけよ、そいつは有効活用しなきゃならんからな」


「わぁーってるよ、高値で売る為に傷をつけるなってだろ?だけどよこのガキが反抗的なんだよ!」


男はそう声を荒らげた。その声は廃墟に響き渡る。どうやらあまり人が居ないせいか声が響きやすいようだ


「お前らなんか、、!お前らなんか!あたしのダーリンがぶっ飛ばしてやるんだから!」


「なぁーに泣き言ほざいてんだよ、ガキが

いいか?お前の立場をよーく弁えとけよ、ここがどこだか分かってんのか?犯罪が多すぎて政府も見て見ぬふり、警官なんていやしない、どんなに腕の立つ旅人も近寄りっこないこんなスラム街に誰も来るわけがねぇだろ!」


「うるさい!ダーリンは来るもん!絶対、絶対絶対絶対来るんだもん!」


「だぁー!喋ると同時に唾を吹きかけてくるんじゃねぇ!」


「ぺっぺっ!」


「クソガキめ、、、!まあそうやって虚勢を貼れるのも今のうちだわ、大抵の女はぶち込んでしまえばもう何も言わなくなる」


男はそう言いながらベルトをカチャカチャと外していく


「ちょちょ、ちょっと!何するつもり!や、やめて!」


「おいおい今までの威勢はどうした、ほらもっと罵ってみろよ」


「や、やめて!お、お願いよぉ、、、ごめんなさい!謝るからそれだけは!」


「なんだよ、そういう感じにしょげるなよ、気分悪くなっちまうだろぉ?これじゃあまるで俺が犯罪者みたいじゃねぇか」


(もう犯罪者でしょ!それよりやばい!このまま本当にやられる、、!)


「ダーリンに捧げるって決めてるの!だからやめて!」


「あぁん?そのダーリン笑も残念ながら間に合わないみたいだな、どうせお前を守ってもくれないそんな奴に捧げたっていい事ねぇぜ?分かったら黙って抵抗しないんだな」


「ダーリンを、バカにするな!」


「おおいい威勢じゃねぇか、そのまま続けてくれよ、そっちの方がやりやすいからな」


(もう、、無理、、、)


「嫌だあ!!!こんな奴となんて死んでもやりたくないぃぃ!!!!

ダーリンと付き合って

ダーリンといっぱいデートして

ダーリンからプロポーズされて

ダーリンといっぱい子供作って

ダーリンと幸せな家庭作って

そしてダーリンが別れを惜しみながら泣いてくれているのを見て死ぬのぉぉ!!」


「ダーリン、ダーリンうるせぇ奴だ、今から俺とするってのによ」


男は少女に残り数センチまで近づき、少女の服を無理やり破り捨てようとしていたその時


男の頭は宙を舞う


(・・・何が起こった?)


男の頭の無いのからだは力無く倒れ、時間差で頭も無様な音を立て落ちてくる


「怪我は無い?!」


銃の似つかない血の似つかない素朴な顔の少年は息を切らし少女に駆け寄りながら問う


「ダーリン!!」


少女は縛られていた縄を引きちぎり少年に抱きつく


(嘘だろ!あれ象をも縛り付けることができる縄なのに!)


男は頭だけ急に飛ばされた為に少しの間意識があった、だから理解できた

少女はわざと捕まっていたのだと、演技していたのだと


「わぁあ!血が着いちゃうよ!」


「ううん、いいの!そんな事ダーリンが来てくれたことに比べればなんて事ないもの!

それよりごめんね、、ダーリンの事疑ってしまって最後まで信じれなくて、、、もう諦めちゃってた、、、、、」


「そんなことは謝らなくていいよ!僕こそ君をこんな事にさせてしまって、そしてすごく怖い目に合わせてしまって本当に申し訳ないよ、、、、」


「ダーリンは悪くないよ!ぶっちゃけあんな奴ら秒でぶっ飛ばせたし!なんならわざとあいつらに捕まったまであるし!」


「あいつら?1人しかいなかったけど?」


「え?そういえばローブの男が居なくなってる、、一体いつの間に、、、」


「あ!思い出した!さっきここに来る時に

しっかりやれよ

って去り際に言ってきたローブを被った男が居た!」


「やるわね、、、」


「ん?どういうこと?」


「な、なんでもないわ!そ、それより!返事は!」


「な、なんの事?」


素朴な顔の少年は戸惑うが少女の赤くなっている顔を見てはっとする


「結婚したいって事の返事で合ってるよね、、///」


「そうよ///」


「こ、こんな僕でいいの?//////」


「決まってるじゃない!ダーリンしか嫌!/////////」


そうして2人は再度抱き合い以後子供は8人でき幸せに暮らしたとか





ローブを羽織った男「くっくっく、やはり純愛ハッピーエンドこそ至高ですねぇ、、、」


男は少女から依頼を貰い2人をくっつける為、

芝居をうってくれとの事であの状況を、作ったのだった


男は凄腕のカップル成立士だった

作者です

このストーリーは夢で見たシチュエーションを少し肉付けしたものになります

大体の流れは書いてるうちに筆が乗って勢いで書きました。筆というか指というか、まあ、Webなんでね

ここからは設定になります


凄腕カップル成立士の男

名に恥じぬ凄腕、受けてきた依頼は全て成功させてきた、略奪や純愛でない依頼は全て断る純愛至高ハピエン村の住人


ヒロイン少女

金髪でとても綺麗な顔立ちの女の子

少年とは幼なじみで産まれた時から一緒にいる

少年のことをずっとダーリンと呼んでいて、彼女が産まれて初めて喋った言葉はママでもパパでもなくダーリン

普段から好きを全面に押し出し少年と接していたが結婚してとは言っていなかった、

なかなか関係が発展しなかったため依頼

ちなみに彼女のスペックはとても高く力技でこの世界の武術を極めた仙人にも勝つことが出来る

尽くすことに喜びを感じるタイプで少年の喜ぶことならなんでもする


少年

素朴な男の子、彼女の好き好きを、ずっと受けてきてプロポーズしようか悩んでいた所にあの出来事に巻き込まれる

あの時まで銃を握ったこともなかったが才能はあった

その才能で稼いでいく

結婚後実は依頼していたということを打ち明けられた時、君なら僕より強いから大丈夫だったとは思うけど愛しの人に危ないことはやめて欲しかったと、発言

その発言で更に惚れられその晩は恐ろしい程げっそりとした少年が目撃されたという、しかし幸せそうな顔をしていたそうな



Theしょぼい悪役の男

その辺でカップル成立士と取引をし協力関係と言うていで噛ませ犬とされた哀れな男

後日男の頭と身体は回収され不思議な魔法で生き返った。

噛ませ犬としての立ち回りが完璧であったためカップル成立士に私の元で働かないか?と言われるがなぜ毎回死ぬ思い(実際に死ぬ)をしなければならないんだ!と憤慨し逃げていったらしい


ちなみに本作では名前をあえてつけてないです

理由は作者がネームセンスが絶望的だから

私も好き好き言ってくれる美少女ほしーなー


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