受容と拒絶
キミにはもっと素敵な人が
きっと現れると思うよ
そんな風に君は言うけど
君以上に思える人が現れるなんて
僕には少しも思えないよ
こんなに気持ちが分かり合えて
こんなに一緒にいるのが楽しくて
こんなに幸せな気持ちになれるのに
それでも君には大切な人がいる
それだけが僕と君との違っている点
君には大切な彼がいるのに
どうして僕に会う気になったの?
声を聞くことが出来なくなって
言葉を交わすことも出来なくなって
それでも忘れられずにいたから
一年振りのメールが来た時は
何度もメールを見返したんだよ
僕の気持ちを知っているなら
気持ちに応えるつもりがないなら
どうして僕に会う気になったの?
「もうすぐ電車、
終わっちゃうね」
大切だから傷つけたくない
君はもちろん、
君の大切な人も
だから僕は
期待したくても出来ないよ
こんなに君が近くにいるのに
最後までお読みいただきありがとうございます