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リュード、仲間の強さを知る、知らない。

1000PVありがとうございます!


リゼロのアニメめっちゃ面白かったですね


ヒスイの勧誘によりパーティに参入したリュードだったが、

現在パーティには二人しかいないのだった。



リュードは流石に驚いた。

自信満々に勧誘するため、すでに何人もパーティメンバーがいるものだと

思い込んでいたのだ。




しかしこれからの冒険者稼業は何かが変わるような、そんな予感もしていた。




だからリュードはヒスイの今までの冒険者稼業についても聞かなければと思い、

ヒスイに過去の冒険者歴について聞くことにした。




「ヒスイは今までどんな冒険者生活をおくってきたんだろうか?

せっかくだし教えてくれないか」


「それならせっかくですし私の屋敷に来てください。

私の冒険者生活の証がたくさんかざってあります。見てもらったほうが早いと思います」


「わかった。それならヒスイの家に向かうとしようか」




そうしてリュードとヒスイは屋敷に向かうことになった。



オシャレな街区を通り抜け、貴族街に入った。





そしてヒスイたちは貴族街の中でもひと際大きいお屋敷にたどり着くのだった。



「さあ、私のお屋敷に着きましたわ」


「ヒスイのこと、お嬢様だとは思っていたがこれは想像以上だった」



それもそのはずこのお屋敷の大きさは半端ではなかった。


むしろ屋敷というよりは城といったほうが適切であると感じるような大きさだ。



四階建てのこの建物の部屋数はおそらく100はあるだろう、

そんな印象を受ける巨大な屋敷だ。



壁は真っ白に整えられている。日頃の掃除も丁寧にされているようである。



そして敷地はちょっとした自然公園が作れるような面積だ。

見渡す限りの草原に奥にある森までこのお屋敷の敷地だという。



貴族街にある屋敷は大きなものが多いが、敷地面積はここまで大きいものは少ない。



というよりはこれほど大きな敷地を持つ家はこの屋敷しかないだろう。

そして敷地の草原、森も丁寧に手入れされているようである。



庭園のようになっていた。



「私の家はこの街の領主も務めているのですよ、だからお屋敷も大きいのです。

昼間は街の人たちにも開放されているのです。自然公園とでもいうのでしょうか」


「全く知らなかった……。これなら外壁の外に出なくても自然を感じることができるわけだな」



外壁の外は弱いモンスターとも出くわす可能性があるため一般人は用事がない限り出ないものである。



だからこそ憩いの場として自然公園を作っているのは素晴らしいことだと

リュードは思うのだった。



現に貴族、一般市民問わず自然公園で遊んだり、のんびりするなど思い思いに過ごしている

人たちが集まっている。



彼らが笑顔で過ごしていること、街内の治安も比較的良いとされているのも合わさって

ヒスイの一家は領主として良い街の運営をしているのだろうと思った。



ならばヒスイがわざわざ冒険者になる理由は何なのだろうか。



「中に入りましょうか」



ヒスイの言葉と共に屋敷の中に二人は入った。



そして目の前で出迎えるのは巨大な竜の骨だった。


すらりとした首、そして三対、つまり六枚の翼が特徴的な巨大な竜だった。



「これが私のパーティで倒した竜です」


「パーティって一人しかいないよな。つまり君一人で倒したということか?」


「はい。私一人で倒しました。肉や鱗は売りさばいてしまいましたが、

骨だけでもと記念にとって飾っているのです」


「どうやって倒したんだ?この竜を」


「巣に罠を張って、罠に引っかかって動けなくなったところを氷の魔法で倒しました」

討伐した竜は基本的に換金される。



骨や鱗は強靭なため、武器に限らず様々な道具の作成に利用される。

肉は美味であることが多いため食用される。


そして竜の眼や脳、心臓などの器官は多量の魔力が含まれている。

高級ではあるがアクセサリーに使用されたりする。


竜は国の宿敵であると共に全身くまなく使える自然の恵みにもなるのだった。



「この竜を討伐したということで実力のほうはよろしいでしょうか……」


「そうだな。むしろこちらからお願いしたいぐらいだ。」



ヒスイは思っていた10倍ぐらいは強そうだ。

これならばリュードの足を引っ張るどころか、

心強い味方になってくれるに違いない。


リュードは期待に胸を膨らませた。



こうして改めてリュードとヒスイの二人はパーティを組むのだった。

二人はひとまず冒険者ギルドに向かった。

読了に感謝!


よろしければ星をお願いします!


次回は明日の朝投稿予定ですv

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