セウェムヴィオ黙示録 第三章
私は、その後、創世の七柱の神が目覚める声を聞いた。七柱の神は、自らの子供たちに、終わりをもたらす神と戦うように命じたのを聞いた。
最初に第一の終わりが始まった。死の神オセネオスが息を吐いた。すると、星の上に住まう命は、すぐさま命を使い果たし、死んでしまった。
第二の終わりが始まった。戦の神ディゾアが手に持つ矛を突き立てた。すると、宇宙に散らばる星々は、全て砕け散ってしまった。
第三の終わりが始まった。血の神テルエメスがその爪と牙を振るった。すると、光は全て食い散らかされ、世界は闇だけになった。
第四の終わりが始まった。虚ろの神ヴィウヌスが甕をひっくり返した。すると、闇は虚空に流され、世界は空っぽになった。
第五の終わりが始まった。嘘の神ウプス・ヌイプザが囁いた。すると、世界には不和が訪れ、混沌に戻った。
第六の終わりが始まった。酷き神ヌイトゥタスが喚き、暴れた。すると、世界は壊れ、残ったのは一滴だけであった。
第七の終わりが始まった。美しき神サズクヨートがその姿を現した。すると、最早そこには、何もなかった。
偉大であった世界は消え、神々は嘆いた。神々は自ら作ったものを壊され、終焉の神に激しい怒りを覚えた。
神の住まう天では、嵐が吹き荒れ、炎で満たされ、海が枯れる。これは神々の王、七柱の神の激しい怒りである。七柱の神の子供たちは、これに恐怖しながら私に声をかけた。
「見よ、人の子、セウェムヴィオよ。主たちが御座より立ち、寝所より出でた。世界の終わりよりも恐ろしい戦いが始まってしまった。終わりの神と始まりの神が戦うのだ。終わりの神が勝てば、世界は虚無のままである。始まりの神が勝てば、世界はまた作り直される。伝えよ、始まりの神に奉仕する王を集めよ」
そう言って、創世の神の子らは、鎧と剣を身に着けて、戦場へと赴いた。
『セウェムヴィオ黙示録 第三章より』




