朝のサラリーマン
ただの日常を文字に起こしたらどうなるんだろうか?とふと思い立ち、適当に書いてみました。
先に言っておきます。面白さはゼロです。
これはただの試験的な投稿なので気軽に見ていって下さい。
ジリリリリ
けたたましい騒音に叩き起こされる。
重い瞼を手の甲で擦りながらベッドから身を起こす。
動くのが億劫に感じつつも、目覚まし時計から放たれる音に耐えることなどできなかった。
第三者から見ればゆっくりとしたそれでも、彼からすれば精一杯の速さで目覚まし時計の頭をたたき、音を止める。
しかし、そこで気を抜いてはならない。彼の持つ時計は上部にあるスイッチを押すだけでは完全に止まることはなく、時計裏にあるダイヤルを正しい数字の並びにしない限り、5分ごとに騒音を発し続ける。
なかなか面倒臭い仕様ではあるが、このおかげで会社への無遅刻記録が更新され続けると思えば文句もない。
布団を適当に畳むと、彼は風呂場へと向かった。
彼は朝に弱いため毎朝の熱いシャワーは欠かせない。朝にシャワーを浴びるなど髪へのダメージが気にならないのかと、最近の女々しい男どもは言いそうではあるが、彼はそんなこと知るかとばかりにガシガシと頭を洗い、そのまま全身を軽く洗う。
10分ほどするとしっかり目も覚め、頭が覚醒したのが分かってきたのか、体中の泡を洗い流し、風呂場を出る。
ドライヤーで髪を乾かし、顔に乳液を塗る。この乳液は彼が乾燥肌だから塗っているのであり、決してそこらにいる女々しい男どものように〜お肌を気にして〜とかでは断じてない。ないったらないのである。
肌の水滴を拭い去り、シャツとパンツを身につけると彼は冷蔵庫から適当な食材を取り出す。
今は春。といっても、5月も終わりになるこの頃は上下が下着だけでも若干肌寒い程度なだけ、彼はその程度の肌寒さなど気にしないたちであった
ベーコンエッグを作り、ミニトマトを半分に切る。ベーコンエッグを焼いている間にトーストをオーブンレンジで3分ほど焼く。
コーヒーはインスタントで十分。白いマグカップにインスタントコーヒーを入れ、そこに熱いお湯を注ぐ。
サラダは作り置きを適当に器に盛り、クルトンをいくつか落とし、それらの上からシーザードレッシングをかければ、手軽にレストラン風サラダの完成だ。
それらを机に並べれば立派なモーニングセットの出来上がり。
自作のモーニングセットを内心で自画自賛しながら胃に収めていく。彼は食事中は食事にのみ集中したいタイプのため、その間は大体自分の口にしているものに対して考えていることが多い。
〜サラダのこのプロ感はクルトンの力なのだろうか〜などと頭の悪いことを考えているうちになんちゃってモーニングセットも食べ終わる。
皿を洗い、それらを皿立てへ立て掛ける。
そのまま洗面台に向かい、歯を磨いて入ればもう家を出る時間になる頃だ。
口をゆすぎ、歯磨き粉を口から洗い流すと整髪料で髪を整え、スーツを急いで着用し、家を出た。
もちろん戸締まりは忘れない。
読んでくださってありがとうございます。