風の神〜フェノエレーゼ〜
トトの過去作品(あらすじ紹介)第一弾です。
遥か東方に神仙の住まう王国あり。
その国の名を――言霊の幸う国――と言う。
その国に誇り高きカラス天狗の一族あり。
総主宰神は鞍馬の山に鎮座まします猿田彦命。
その猿田彦命の眷属にして風の精霊の血を受く者。
生まれついての白子。
深紅の宝玉と純白の肢体を持ちし白カラス――笛之絵麗世命。
その美しき姿と類稀なる妖力を買われ、猿田彦命より神格を与えられ“風の神”となりし者。
故に12神の中では異質な存在。
“神の尊厳”と“魔の神秘”を併せ持つ。
自身の羽が変化した“羽風扇”を手に持ち、風を自在に操る。
人型にも巨大白カラスの姿にも変化可能であり、伝令の際は無数の羽を使役させる。
三幻獣の一体“疾風の覇者ベルゼギス”。
同じ風を操る者同士。
風の主たる誇りを賭けた、神と幻獣の闘いが始まろうとしていた――
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
風の神・フェノエレーゼは【みんなで作るゲームのオリキャラ】というブログのお友達の企画に参加させて頂いている時に、そのゲームに登場する12神の1柱、風の神を担当する事になってデザインしたキャラです。
そして、その派生で生まれた物語だったりします。
☆ゲームキャラとしてのステータス
《名前》 フェノエレーゼ(笛之絵麗世命)
《性別》 完全雌雄同体
《特徴》 12神の1柱 風・旅・伝令の神
キャラクター1人からパーティを組んだメンバー全員の防御力を80%上げる
HPが50%回復する
しかし、気まぐれなので逆にHPを減らされる事もある
《性格》 我がまま 自由気まま 誇り高い
風の神・フェノエレーゼ(笛之絵麗世命)――
チート的に強いが、気まぐれなので常に“何時、足を引っ張られるか分からない”という危機感が付き纏う。
果たしてフェノエレーゼはパーティにとって救いの神となるか、疫病神となるのか?
君はフェノエレーゼをパーティに加える勇気があるか、否か――!?
※フェノエレーゼが闘う三幻獣の一体“ベルゼギス”はその企画に参加されていた方のキャラで、風の力を持つ者同士という事でコラボさせて頂きました。