刺青のガウロン
ガウロンは次に体の腹部にある白い刺青に触れ
「身体強化・脚力」
身体能力強化の魔法も入れてあるのか。だけどな
「そんなもんじゃ俺は殺せないよ!」
「ほう。ならうけてみるといい。俺様の身体能力強化した一撃を!」
ガウロンは俺に接近すると俺の顔に向けて蹴りをかまそうとする。
俺は魔法で剣を生成し、ガウロンに向けるとガウロンは俺の生成した剣の前で蹴りをとめる。
「おいガキ。いつのまにそんな武器を」
「え?俺武器は持ってないよ。魔法で作ったんだよ。この武器は」
「は?バカにするのも大概にしろ。お前のようなガキが武器を作る魔法など使えるわけないだろう」
ガウロンが俺に言っているうちに俺はガウロンの片腕、片足を斬り落とす。
「!?」
「あれ?ガキとか言ってるやつにこんなやられて恥ずかしくないの?雑魚済のガウロン?だったけ」
「刺青のガウロンだクソガキ。要望通り殺してやるよ!」
ガウロンは斬られた片足の部分に氷の足を作り、腕にも氷の腕をつくる。
「もともと俺様は氷魔法の適性があってな。この程度なんともないわ!」
ガウロンは斬られていない片腕に刻まれている赤い刺青に触れるとそこから炎が出て俺に向かって放つ。
「炎の玉!」
「ふんっ!」
俺はガウロンの炎の玉を斬った後ガウロンの背後をとり
「これで終わりだ」
「なっ、いつのまに背後に!?」
俺はガウロンの首を深く斬りつけるとガウロンは口からかなり吐血した後、地面に倒れ痙攣を起こしていた。痙攣をしていた理由は俺が作った魔法の武器に麻痺属性を付与しておいたからだ。これでこいつはしばらく動けない。いや死ぬまでと言った方がいいかな?
「か、かかか。この、俺様、が。刺青の、ガウロン、様が、ガキ如きに、やら、れるなんて、な。だが、俺様が、やら、れること、で、組織、が、うご、く。お前は、間違いなく、組織に殺、され、るんだ、よ。か、かかか!さ、きに地獄、で、待って」
そこでガウロンはぴくりとも動かなくなった。ガウロンが死んだ後マリンは俺に近づき
「流石はサイト様!かの悪の組織の幹部を殺すなんて凄いですわ!」
かの悪の組織?マリンは知っているのか?こいつの言ってた組織のこと。
「裏では知らない人はいませんよ。悪の組織、ブラッドシェパード。それが奴らです。私達朧も末端のこうせい員とやりとりしたことはあります」
アクセクトが俺に近づいてきて言う。ブラッドシェパード。そんな奴らが裏にいたとは
「裏の世界だと有名ですよ。大事件とかだと裏には必ずブラッドシェパードが関わっていると裏の世界では言われてるくらいですから。表の世界ではあまり言われはしませんけど」
「表の世界とはなんだと聞きたいが。何度あんまり噂されないんだ?」
俺はアクセクトに聞くと
「そうですね。まずブラッドシェパードという組織の名が表の世界に浸透するとブラッドシェパードの幹部達が困るらしいので依頼を受けたりする人間以外で知るものが現れたら始末しにくるらしいです。だから私達はもうまとになるでしょうね」
まとになるか。穏やかに生きていたかっだけど仕方ない。
「みにふりかかる火種はなんとかするしかないだろう。ま、今は戻るか」
俺はアクセクトに言った後マリンがるんるん気分でついてくる。
「......なんでそんな気分よさそうなんだ?マリン」
「え?だって私はこれからサイト様と一緒に学園に向かいますもの。もう最高ってやつですわよ」
え?なんだ?俺そんなん聞いてないけど?
「おいハヤテ。こちらはそんな話聞いてないよ。何を勝手なことを」
「残念ながら俺がどうこうできるもんじゃないから。お嬢は自分のやることをまげない人だし多分ダメとか言われてもついていくと思うよ」
ハヤテは呆れ顔で俺とアクセクトに言うと俺は「好きにしろ」とマリンに言うと
「好きにしますわ!私サイト様のこと大好きですから!」
マリンは俺に抱きついてきて俺は思わず
「だ、抱きつくな!そそそ、そこまでしていいとは言ってない!」
くそぅ。同年代の女子には前世の時も関わってなかったから思わず驚いてしまった。
「あれ?サイト様どうしたんですか?顔が赤いですわよ」
「あ、赤くなんてない。気のせいだきっと。赤かったとしてもそいつを殺した熱が冷めてないからだ」
俺は死体となっているガウロンの体を指して言うとマリンはどこからかメモをとりだすと
「ふむふむ。サイト様は戦闘した後興奮していると」
まてまて。誰が戦闘後に興奮するやつだ。ただの言い訳だからな?後俺極力戦闘はしたくないんだぞ?
俺とアクセクト、アンナ、マリン、ハヤテはガウロンの死体を残してガンスゥ村の賊の洞穴からさった。洞穴から宿に戻った俺たちはそれぞれの部屋に戻ると俺は何げに疲れたから着替えて後そのまま部屋のベッドにダイブし、就寝した。




