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詞

作者: 小夜
掲載日:2020/11/26

ホントはいつも唱えてる

ごめんなさい、ごめんなさい

許して下さいって


あなたはいつも私の目に映る自分を愛していて

私はそんなあなたに合わせて笑ってた

でも本当は知ってた

あなたが私を大事にしてたこと


「私を見てほしい」

「私を一番大事にしてほしい」

そう訴える目、言葉

あなたの全てがそう言ってた


愛って何? そんなの知らない

愛されたことなんてない

好きなんて解んない

でも、欲しいって泣きそうな目をするから、解らないのに笑って「好きだよ」って誤魔化した


自分が最低なんて知ってる

「人でなし」って言われても仕方がないって

胸の奥に降り積もる哀しみと同じくらい

溢れる愛しさがあった

でも私が「大事」を注いだのはあなたじゃなくて

どうしてあなたにも「大事」って言えなかったのかな

それは多分、あなたが、私が二番目に大事にしてたものを粉々に砕いて、それを忘れたから

私はあの時、心が散り散りになるくらい哀しくて、涙も出ないくらい虚しかった


何で私なの?

他にもあなたを大事にしてくれる人はいるのに

少しだけ世界を広げれば、溢れる「愛」を持つ「誰か」はいる


好きじゃないのに、否定の言葉を吐くたび心が痛い

全部全部、忘れられたら良かった


「愛」なんて、解らない


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