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これからの方針

母さまの屋敷に着き一息。


執事さんやら、メイドさんやら色々いるな。


挨拶もそこそこに俺は自室に案内された。

どうやら先行した兵の人たちが俺の存在を伝えてくれ、準備してくれていたらしい。


「わーい!」


喜び勇んでベッドにダイブ!


さて、やりたい事でも考えるか。

やはり異世界転生。

ここまで落ち着けなかったから、余計な事を考えている暇がなかった。

しかし拠点ができた今、一度何がしたいか整理しておくべきだろう。


1.冒険者

2.スローライフ

3.もふもふ

4.奴隷購入

5.知識チート

6.俺つえー

7.ハーレム


こんなもんかなぁ。


ちなみにやりたい事ランキングだ。


1はまぁできるだろう。

とりあえずなればいいのだから。

まぁもうちょっと体が成長しないとダメかも知れんが。

あと当然忙しいのはやだ。

冒険者を名乗りたいだけだ。


2はここで生活していたら勝手に達成する気がする。


3はでかいもふもふの生き物と戯れたいという事だ。

今のところ毛が無い生き物にしか出会ってないからなぁ……。

まぁ爬虫類も好きなんだけど!

やっぱもふもふもいいよね!

出会い次第モーションをかけたいと思う。


4の奴隷はなぁ。

自分で稼げるようになってからかなぁ。

こう、優しくして洗脳するパターンよくありますやん?

自分、あれがやりたいとです!


5、知識チート。

正直アホな俺には厳しいのでは?って感じだな。

あとまず今の文明レベルがわからん。

一人暮らし長かったし、料理はそこそこ凝ってたから素材さえあれば料理チートはできそうだな。

まぁここの飯のが美味い可能性はまだあるが。


6の俺つえーはまだ早いな。

小出しにしていって、まずはスローライフを楽しみたい。


7、ハーレムね。

ランクインしたものの実はあまり興味は惹かれてない。

女性が集まると大なり小なり面倒ごとが起きるのは目に見えているからな。

今は母さまもいるし。

どっちかっていうと現地妻系の浮気が理想的かなー。

まぁまだ5歳ぐらいだし、ここから顔面偏差値どうなるかわからんからなぁ。


ベッドの上であぐらをかきながら、そんなくだらない事を考えていると、部屋の扉ノックされた。


「お夕飯の準備が整いました。」


さっき見た執事さんの声がする。


晩飯か!


丁度腹が減ってきたところだ。


案内されるがままついていくと、そこは体育館ほどの広さがある大広間だった。

どうやら立食パーティーみたいだな。


とりあえず、立食パーティーとビュッフェ発案での知識チートはなくなりましたっと。


並んでる料理を眺めていると、母さまが前方にあった舞台に登壇した。


母さまが舞台で乾杯の音頭を取り、宴会が幕をあげた。

どうやらこのパーティーはワイバーン討伐遠征の慰労会らしい。

あと、俺の紹介ね。


適当に可愛こぶりながら、愛想振りまいて、飯をくう。


あ、母さま!


「疲れてはいないか?」


母さま、優しい!


「だいじょぶです!母さまとっても綺麗です!」


母さまはパーティー用のドレスを着ていた。

真紅で肩紐でピッチり系の。

はぁー尊い。


すると、母さまがひょいっと俺を持ち上げる。


「子供はもう寝る時間だ。」


なるほど、そういう事ですね。

わかります。


……ふつうに寝かされました。


あ、明日からここ領都にある学校に行かされるらしいです。







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