世界の危機
「アダルトマジック」
「ただの下ネタ満載の下品じゃありません。ご注意を。」
{ストーリー}
日本では近年「童貞」男子が急増し、次々とネットに違法エロ動画がアップロードされていく。
しかし、ある日を境にエロ動画サイトがかたっぱしから閉鎖された。
そんな、中2人のある特別な戦士が立ち上がるのであった。
{登場人物}
・長谷川慎吾{はせがわ しんご}♂
20歳。年齢=彼女無し。もちろん童貞。(大学生)
20年間風俗にも行かず童貞を貫いてきた。
そんな彼には童貞を守り続けた為、魔法使いの素質が手に入った。
・音鳴美玲{おとな みれい}(ミレーヌ)♀
18歳。慎吾が通う、大学にいる女子生徒。
しかし、その真の姿は・・。
・立花直美{たちばな なおみ}♀(タチオナ)
18歳。慎吾の通う大学生徒。しかしその実態は・・
・津軽一平{つがる いっぺい}♂
22歳。童貞を22年間貫いてきた男。
真面目な性格で、大学でも成績優秀なエリートである。
とても上品な人物でお坊ちゃまである。
「悪の軍団「SOUTA THE FAMILY」」
・テンガちゃん♀
15歳。悪い魔導師。
蒼汰によって日本に送り込まれた悪い魔導師。
男性に抱きつき、男性の脳を麻痺させるといった凶悪な魔法を使用する。
無邪気で、幼い女の子。
・ぺぺちゃん♀
15歳。悪い魔導師。
テンガちゃん同様、日本に送り込まれた悪い魔導師。
ステッキから邪悪な液体を噴出させて、相手を惑わす魔法を使用。
・最強カラクリ兵器ラブドール
蒼汰皇帝の部下が開発した、巨大女型ロボット。
ある部分からは協力なミサイルが発射される。
中に誰かが乗って操縦する事で動き始める。
・オーナ大臣♂
蒼汰皇帝の側近として使える人物。
蒼汰と同様、世界に大量の魔導師を送り込んでいる悪い人。
・蒼汰皇帝♂
X・V王国の帝王。
世界からエロ動画サイトを消し、世に大量の邪悪な魔導師を送り込んだ。
いづれ、世界の頂点にたとうと企てている。
結構イケメン。
第1話「世界の危機」
慎吾:「俺が・・魔法使い?」
ミレーヌ:「そう!アナタは選びぬかれた魔法使いなの!だから・・私の魔力を使って、蒼汰皇帝を倒して欲しいの!!」
慎吾:「蒼汰皇帝?魔法使い?私の・・魔法?」
慎吾N:「さっぱり意味が分からない。」
N:「こうなる少し前に戻ってみよう!!」
(in闇の城)
オーナ:「ついに!!準備ができましたよ。蒼汰様。」
蒼汰:「そうか。では・・世界のネットのエロ動画サイトを封印せよ!!」
オーナ:「はっ!!」
(とある日本の家)
慎吾:「さぁて・・今日はどこのサイトをおかずにしようかなぁ。」(サイトを見ており)
慎吾:「でも、まぁやっぱり定番のXVIDEOだな。」(サイトに向かい)
慎吾:「よぉし、じゃあ見るかな。」(横にティシュを配置)
(しかし、数秒後サイトが消え)
慎吾:「ん?あれ?バグか?」
(何度も更新ボタンを押し)
慎吾:「あれ?おかしいぞ・・。」
慎吾:「他のサイトも見てみるか。」
(他のサイトもチェックするがどのサイトも見れず)
慎吾:「うっ・・嘘だろ・・。童貞の俺たちの味方のエロ動画サイトが・・見れないなんて・・」
慎吾:「どうすりゃいいんだよおおおおお!!!!!!!」(頭を抱えて叫び)
N:「そう、この物語はこうして始まるのであった。」
(in大学)
慎吾:「辛い・・つらすぎる・・。」
一平:「お前に悩み事とは珍しいな。」
慎吾:「あぁ・・一平かぁ・・。困った事が起こったんだ。」
一平:「どうした?」
慎吾:「エロ動画サイトが・・見れなくなった・・。」
一平:「くだらんな。」
慎吾:「何だと!!!」
一平:「だいたい、エロ動画なんて違法にすぎん。消されて当然なんだよ。」
慎吾:「俺はちゃんと課金してるよ!!」
一平:「そんな無駄な物に金を使うとは、なんて勿体無い。」
慎吾:「だがな・・エロ動画は童貞の男達にとっては唯一の希望の光りなんだ!!!あれがなきゃ・・」
一平:「別に、見れなくたって死にはしねぇよ。それより、そんなの見てる暇あったら勉強でもしたらどうだ?」
慎吾:「いいんだよ、勉強なんて。適当にやれば。適当に。」
一平:「よく分からんな。」
(昼)
(inベンチ)
慎吾:「つれぇ・・・性欲がたまっていく・・あぁ・・」(日に当たり)
美玲:「ねぇ・・ここいいかな?」
慎吾:「あっ・・どう!?」
(隣にいろっぽい服を着た女性が座り)
慎吾N:「まじかよ!!こんな可愛い娘がこの大学にいたのか!?なんて事だ!?」
慎吾N:「やべぇ・・可愛い・・かわいすぎる・・おかしてぇ・・いや、でも待て待て!!落ち着け。」
慎吾N:「クソっ・・なんでこんな日に限って・・。」
美玲:「ねぇ」
慎吾:「はいっ!?」
美玲:「なーに、見てんの?ふふっ。」
慎吾:「いや・・別に・・見てませんよ!はい。」
美玲:「ねぇ!ちょっと2人きりで話しない。誰もいない所で。」
慎吾:「誰もいない所・・2人きり・・」(顔がにやけ)
慎吾:「はい!ぜひ語りつくしましょう!!」
美玲:「やった!じゃあついてきて!」(するとある場所へ移動)
(in校舎裏)
美玲:「じゃあ、まずは・・よっと!」(すると美玲が小さな妖精へと姿を変え)
慎吾:「ん!?」
ミレーヌ:「はじめまして、私。妖精のミレーヌです!」
慎吾:「ん!!??」
ミレーヌ:「こっちの方が私の話を信じてもらいやすかなって思って。」
慎吾:「ん!!!???」
ミレーヌ:「実は・・急な話で疑うかもしれないんだけど。実はあなたは魔術が使えるの!」
慎吾:「はあああああ!?魔術ーーー!!??」
ミレーヌ:「そう!魔術が!信じてくれてよかっ・・」
慎吾:「信じてねぇよ!!!まてまてまて・・なになに、ほんとに妖精!?本当に妖精なのか!?」
ミレーヌ:「そうだよ!」
慎吾:「しょしょ・・証拠は!?」
ミレーヌ:「そうだな・・あっ!今からあの木を光らせるね!」
ミレーヌ:「えいっ!」(光を当てると木が光り始め)
慎吾:「あっ・・あっ・・あ・・・」
ミレーヌ:「どう?信じてくれた?」
慎吾:「あっ・・あの、なんで俺は魔力が使えるんですか?」
ミレーヌ:「アナタが20年間、童貞を守りぬいたから!」
慎吾:「それだけええ!?なら、他にも・・」
ミレーヌ:「うん。他にもいるんだけど。私が最初に見つけたのがアナタだったの。」
慎吾:「でも・・なら、なんで俺は魔力が昔は使えなかったんだ?」
ミレーヌ:「実はね・・私達、妖精の力をかさないと、あなた達は魔力を解放できないの。」
慎吾:「なるほど。なら、俺は今なら魔力が解放できるのか?」
ミレーヌ:「えぇ、試しにやってみる?」
慎吾:「あぁ・・うおおおおお!!くらえ!!!」(手を構えると木が燃え始め)
ミレーヌ:「すごい!!成功だわ!!」
慎吾:「すげぇ!!!これすげぇよ!!!!」
慎吾:「で・・おまえが俺に会いに来たってことは・・なんかあるんだろ?」
ミレーヌ:「えぇ、実は。アナタも気付いてると思うけど。世界のエロ動画サイトが突然消えたじゃない。」
ミレーヌ:「それは全部。悪の皇帝蒼汰のせいなの。」
慎吾:「蒼汰?」
ミレーヌ:「えぇ。蒼汰は世界の童貞のおかずのエロ動画サイトを消して、童貞の魔力解放をできないようにしてたの。」
慎吾:「でも、見ないほうが性欲たまるし、強くなるのでは?」
ミレーヌ:「駄目なの・・性欲はためすぎると。破裂してしまって、人を無気力にしてしまうの。」
慎吾:「そっ・・そんな・・」
ミレーヌ:「だから、アナタもこれ以上ためると無気力人間になっちゃう・・」
慎吾:「それ嫌だ!!いやだあああ!!」
ミレーヌ:「で、私達妖精は地上に降りて、童貞全員の援護をしようとしたんだけど・・。」
(回想)
(in闇の道)
ミレーヌ:「妖精をこんなに誘拐するなんて・・許せない!!」
タチオナ:「残ったのは・・アタシ達だけらしいね・・。」
オーナ:「1匹たりとも、逃すなよ。一匹足りとも!!」(カードをミレーヌ達が隠れている木に投げつけ)
(すると木が倒れ)
ミレーヌ:「まずいっ!!」
オーナ:「考えが甘いですねぇ。エロ動画サイトが見れなくなったら、性欲がたまる。その性欲をあなた方が魔力にして、蒼汰を倒そうと企てる。」
オーナ:「残念だが、バレバレだ!!」(ステッキを構え)
ミレーヌ:「アナタ達の好きにはさせないっ!!」
ミレーヌ:「はああああ!!」(白い光りを放出)
オーナ:「やああああ!!」(ステッキで弾き)
ミレーヌ:「ウソッ・・。」
タチオナ:「やっぱり・・今のアタシ達だけの魔力じゃ・・どうする事も・・」
オーナ:「さぁ、それでは。妖精を・・」
ミレーヌ:「そうは・・させない!!はあああああ!!!」(そういうと時空を切り開き)
ミレーヌ:「行こう!!」
タチオナ:「うん!」
ミレーヌ:「ごめん!皆!!必ず助けに来るから!!!」
オーナ:「そうはさせ・・」
(時空が閉じ)
オーナ:「っち・・まぁいいでしょう。これだけの妖精が集まれば十分だ。」
オーナ:「はーーはっははは!!」
(回想終了)
ミレーヌ:「って感じで、地上に来れたのは私達2人だけなの。」
慎吾:「そうなのか・・。」
ミレーヌ:「で・・性欲破裂まで・・後1週間しかないの。」
ミレーヌ:「無気力人間になったら・・普通の人に戻すまでかなり時間がかかる。」
ミレーヌ:「だから、急いで蒼汰皇帝の野望を止めないといけないの!!」
ミレーヌ:「だから、私と協力して蒼汰皇帝を倒して!!」
慎吾:「あぁ分かった。協力するよ!!俺は慎吾宜しくな!!」
ミレーヌ:「よろしく慎吾!!」
ミレーヌ:「じゃあ、さっそく、タチオナと・・」
テンガ:「ちょいと待った!!!」
(するとしげみから超絶可愛い女の子が現れ)
テンガ:「蒼汰皇帝は、邪魔させないなのら!!」
慎吾:「かわええええ!!!」
ミレーヌ:「まずいっ!!蒼汰の手先の者だわ!」
慎吾:「やべぇ!敵じゃねぇか!!どうしよう!!どうしよう!!」
テンガ:「くらえ!!気持よくしてやるなのら!!」(すると慎吾に抱きつき)
慎吾:「うわああああ!!!やべえええ!!気持ちいい!!離れたくねえええ!!!」
ミレーヌ:「駄目よ!!慎吾君!!欲に負けないで!!魔力を解放して!!」
慎吾:「くっ・・うっ・・うおおおおお!!」(すると慎吾が白い光りに包まれ)
テンガ:「うぎゃあああ!!」(吹っ飛び)
慎吾:「なんだ・・自然と力だ・・」
慎吾:「これが性欲の力なのか・・」
テンガ:「クソッ・・もう魔力を解放しちゃのら・・なら、もうぶっ殺すだけなのら!!」
テンガ:「召喚!!エッグテンガちゃんなのら!!」
(すると小さな丸い物が慎吾に近づき)
慎吾:「ふん!この俺の性欲のパワーには・・勝てねぇよ!!!!」
(光りを飛ばすと丸い物が爆発)
テンガ:「うそおおおおおん!!??」
慎吾:「くらえ!!!俺の力おおおお!!」(光を放出)
テンガ:「うぎゃあああああ!!!」(吹っ飛び)
慎吾:「どんなもんだ!!」
ミレーヌ:「慎吾君・・私の想像を遥かに超えた力だわ。これなら・・いける!」
テンガ:「うげげげ・・・くそおおおお!!覚えとけなのら!!!」(姿を消し)
慎吾:「俺の勝ちだ!!はーーはっははは!!」
ミレーヌ:「やったね!!慎吾君!!」
慎吾:「あぁ!!やったぞ!!」
慎吾:「よし、じゃあもう1人の妖精を探しに行くか!」
ミレーヌ:「うん!」
タチオナ:「あっ!!ミレーヌ!!」
ミレーヌ:「あっ!タチオナ!」
慎吾:「えっ・・」
一平:「えっ・・」
慎吾・一平:「お前かよおおおおお!!!!」
(in闇の城)
テンガ:「すいませんなのら!!!」(土下座)
蒼汰:「まぁよい。慎吾という男。そんな強者がいるとは。逆に面白いではないか。」
蒼汰:「だが・・たった2人の魔術師ごときが・・この一週間で何ができるというのだ。」
蒼汰:「ふっ・・すぐに捻り潰してくれるわ。」
蒼汰:「オーナよ!!!」
オーナ:「はい。」
蒼汰:「もっと・・もっと日本に我々の下僕を送れ!!もっと協力なやつをな!!」
オーナ:「分かりました。」
蒼汰:「テンガ。お前は日本に戻り。再び慎吾達を襲ってこい。」
テンガ:「了解なのら!!」
蒼汰:「お前ら童貞ごときの好きにはさせないぞ。」
↑(こいつも童貞)
~続く~