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緑色



黒のいる場所へ向かい、黒がしている様に通路の影に隠れる。黒の視線の先には、三つの影があった。


己と似たような形、しかし強き獣と戦っていたあの者達とはまた違う物だった。大きさはあの者達の半分かそれより少し大きい程度。色は緑で手にはそれぞれ棒の様な物を持っている。手に持つ棒の様な物も己の持っているそれとは違い、短く更に言えば朽ちている。


白に意識を向けると、こちらを窺う様な視線を投げかけていた。




よし、アレをやるぞ。アレはこちらには気付いていない、奇襲から動揺を誘い、速やかに動けなくするのが良いだろう。


白、お前は己よりも速い、まずお前が飛び出してあの一番後ろに居る奴の首を搔け。次に己が白に続くようにしてもう一匹を排除する。残った一匹は己と白で倒す。灰は補助に回って、黒は辺りの警戒だ。分かったか?



三匹が小さく吼えた。



よし、行くぞ。



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