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急いで出発の準備を

「では、本日午前の定例会議ですが……」


 白い石造りの室内に木製の円卓を囲むように座る9人。一際豪華な豪華な椅子が置かれた円卓の真北側の一つは空席だ。

北東にエルダ、北西にシルヴァム。2人の背後にはそれぞれの側近が付いている。エルダの後ろにはファーケウスとオーエンが、シルヴァムの背後には銀甲冑の騎士が1人。

そしてエルダの隣には窓から差し込む光に輝く橙色に真紅の瞳の美女、フィラナ・プリマヴェル。魔法研究室の室長だ。首元は襟を見せているがゆったりとした黒のローブのような外衣を纏っている。

 残りの6人内3人は貴族、3人は平民から選出された代表者達。ファーケウスの一言から即座に口を開いたのは貴族の連中の1人だった。 


「フィラナ室長、王の容態は如何なものかな?」

「良くも悪くもならず現状維持、というのが報告としては最適かしら。……最近は起きている時にうわ言が増えた気もするわ」

「もうかれこれ3年になるのに現状打破も出来ないとは……まったく、魔法の力とやらはアテにならんな」


 顎と口上の白い髭を撫でながら貴族は眼鏡を掛けなおす。彼は貴族の中でも一際財を成した商人だ。この国の物流の波は彼の指先一つで流れが変わると言っても過言ではないほどの力を持つ男。

答えたフィラナは長い髪をため息混じりにかき上げ腕を組む。


「魔女じゃああるまいし全ての魔法を知っているわけでもないの。薬の方もエルダに協力してもらって探してもらったりしているけれど病状が病状なだけに……」

「ああ。薬や医者のほうも当たってはみてるが全然だな。割と北の方まで出向いたり話を聞いたりはしているがダメだ。いっそ南の方にある島へ行った方が」

「エルダ団長、また自ら出向いたのですか……全く。あれほど貴族としての立ち振る舞いをつい先日指摘したばかりではないですか!」

「軍は今新兵育成や辺境の村への配属に当たる兵の選別や物資などの補充、諸々の準備でてんやわんやなんですよ。戦いばっかりの軍でも、皆さんお得意の数字とも戦っているものでね」


 エルダは相変らずの乱暴な物言いだが口調はいつもよりは割りと大人しめだ。フン、と鼻を鳴らしては腕を胸の前で組みアイスブルーの瞳で目つきの悪い目を更に細めて睨むように貴族を見遣る。

その氷の矢のような視線に思わずヒッと引きつった声を漏らして肩をびくつかせる貴族。


「そ、そのための側近だろう?!ファーケウス中佐にオーエン大佐!」

「正直上の兵が少ないので団長が出回ってくれる事は大いに私達は助かります。……ただ、これだけ見つからないとなるといっそ王の事を公表し一般から募ってみるのもアリかとは思うんですが」

「それはダメよ。もしその情報が西にでも漏れたりしたら、またけしかけてくるに違いないわ。この10年何も無いというのが不思議なくらいだもの」


 ファーケウスの案をフィラナが首を振って拒否する。その後今度は平民選出された一人の男がエルダに質問をした。


「奴らの音沙汰はどうなんですかエルダ団長」

「一切無しだ。あの砂漠どころかセントコーリスに出てくる気配も無い」

「本当ですかな?もしかして情報を独占しているわけでは?」

「はぁ?独占なんてするわけがない。何かわかり次第逐一会議で言っているだろ……」

「……ここ最近、5年ほど何も無かったのではなく、その年数あなたが隠してきたと言えばそれもそれで納得しますがな」

「貴様何が言いたい」

「落ち着けエルダ。グフェル殿も戯言が過ぎるぞ。……ともかく、会議としては進展無し、これでいいな」


 エルダが椅子から立ち上がり本気でキレそうなのをシルヴァムが制す。グフェルと呼ばれた平民の男はフンと鼻を鳴らしては腕を組んでふんぞり返るように椅子に深く座り込んだ。そしてそのまま男は喋り続ける。


「シルヴァム団長、もう少し彼女を御して頂かないと困りますな」

「は?……今、なんと?」

「今まで何度も会議でも言っておりますが最近のエルダ軍団長の単独行動は目に余ります。私はこうやって直接口にしているから良いですが、快く思わない輩が多いことはお忘れなく」

「一つ弁解させてもらおう。薬の件は私単独ではなくフィラナと一緒になって動いている。それに今こうやって相手から攻め込まれてない以上、この間に立て直したり我らが王の容態を良くしようと奔走するのは別段不思議ではないと思うが?」

「しかしそうやって卿が席を外している最中に敵が攻め込んでこないとは限らない。上に立つのならそれ相応に椅子に座って構えていなければならない場合もあるでしょうに、卿はその判断まで誤る気か?それとも、この王不在に乗じて何かよからぬことを……」

「貴様それ以上エルダを侮辱してみろ!我が騎士剣が貴様の首を切り落とすぞ!」


 激昂しテーブルを拳で殴りつけたのはエルダ本人ではなくシルヴァム。流石に予想できなかったのか驚いた表情で男は口を噤む。


「貴方達、エルダ団長の何が気に食わないのか知らないけど、私は彼女に協力して貰ってるからこそ魔法の探求や研究に勤しむことが出来るの。……単独行動ではなく、私と一緒に共同作業してるのよ。それに彼女の言う事に一理あるわ。また西から攻め込まれる前に一刻も早く王をなんとかしないと…」

「……まぁフィラナ室長がそういうのならまだそこまで目くじらは立てませんが、単独行動は今後控えていただきたいものですな」

「善処はしよう。………む、おいファーケウス。お前は残って会議に出席しておけ。俺は部下との約束があるから席を外す」

「わかりました。」

「すみませんが私は用があります故これにて退出致します。私へのあてつけ、おっといえ何かありましたらファーケウスへお願いします」


 壁にかかっていた時計が指す時刻はお昼の12時を過ぎていた。疑惑や不満の満ちた視線を背中に受けながら、エルダは席を立ちオーエンと共に会議室を後にする。

昼休みで人が少ない廊下を歩きながら、エルダはため息をついた。後ろにいるオーエンの表情は心配げだが今日のこの時間に用件などあっただろうかとそちらの方を心配していた。


「エルダ将軍、用とはもしや昨日の私とヴィクトリアの件ですか?」

「まぁそれもあるけどまだあの子は昼食中だろう。オーエン、ちょっと訓練場まで行くぞ」

「はい?」

「気晴らしだ。」

「ああ……そういうことですか……」


 エルダに聞こえないよう、オーエンは俺はサンドバックか……と呟いた。どうやら自分の身の心配をした方がよさそうだ。




***




 よく眠れなかったからか、ヴィクトリアは目を擦りながら訓練場で一人黙々とかかし相手に打ち込み修行をしている。昼食を食べた後なので尚更今は眠そうだ。いつものポニーテールもどこか曲がり気味。

大きな欠伸をしたのを、たまたま通りかかったクレリアが見つけてはくすくす笑いながら駆け寄ってきた。


「どうしたのヴィッキー、昨日は眠れなかったの?おっきな欠伸なんてしちゃって!」

「ふあぁ~……うん、まぁそんなとこ。」

「ダメだよーちゃんと早寝しなきゃ。軍に所属とはいえ女の子なんだし!目の下に隈できちゃったりお肌荒れちゃったりして大変だよ」

「うーん、そうかなぁ」

「そうよ!だってもし素敵な人が現れた時、髪はボサボサ目の下に隈、なんて嫌じゃない?」

「まぁそうだけど……素敵な人なんて現れるかな」

「絶対に現れるよ!だって女の子は皆お姫様なんだから」

「……こんな男を片手でぶん投げられちゃうくらい力持ちのお姫様でも?」

「きっといるって!」


 可愛らしい女子トークをしているが、回りは汗臭い男達がいる訓練場という全く持って似合わない場所である。


「あ!そう言えばね、私城に配置されるみたいなの!」

「そうなの!?やったじゃん、さすがクレリア。優秀だからだよ~」

「ヴィッキーは?兵舎の掲示板にも張ってあったと思うけど……」

「うん見た見た。でも私の名前無かったの。エイベルはあったみたいだけど……多分決まり次第張り出すんじゃないかな」

「彼は何処だって?」

「えっと……確かエトレーの町じゃなかったっけ。」

「エトレーって西との国境に一番近い町じゃない!彼やっぱりそこそこすごいのね」

「みたいよ。口は悪いけどやっぱり結構強いみたいだし、隊長達からも一番可愛がられてると思う。」

「アハハハ、でしょうね~。ああいう反骨精神溢れる人のほうが扱き倒すにはうってつけなんじゃない?」

「フフ、そうかも。」

「あ!私フィラナ室長のところ行かなきゃ。魔法の講師してもらってるの。じゃあねヴィッキー!また今度お休みの日に城下でお買い物でもしようね!」

「うん、またねー!」


 クレリアはばいばい、と手を振って訓練場から駆け足で出て行った。ヴィクトリアはその後姿を見送る。 

彼女は自分の細剣を携えているのとは反対側の腰に一冊の本を携えている。魔法を使うには、本や杖を媒介としなければ使えないので彼女も魔法を使う時は片手を腰に下げた本の表紙に当てていた。

フィラナ室長とは魔法研究室の室長で、兄の上司で、……学園時代の、先生でもあった。魔法学の授業はフィラナ先生に教えてもらっていたんだ。

 そういえば軍に所属してから先生に挨拶をしていなかったことにヴィクトリアは気付いた。今度暇が出来たら、魔法研究室へ会いに行ってみよう。


「あ!!」


 どこか行かなきゃいけない気がしていたが思い出したぞ、将軍の執務室!昨日のことをちゃんと報告しに行かなければ。確か昨日オーエンさんは昼食後に来てくれと言っていたような。

もうとっくに昼なんて過ぎている。早く行かなければ、と慌てて訓練場からヴィクトリアは飛び出していった。修行用のグローブもつけたまま。




***




「失礼します!…あ、れ?オーエンさん、その顔どうしたんですか?」

「ああ、ヴィクトリアか。この顔は……まぁなんだ、あれだ。修行の成果ってところだ」

「はぁ、そうですか」


 執務室へ飛び込むように入っていったヴィクトリアが最初に目にしたのは左頬に丸く大きな痣が出来ているオーエンの顔。誰かに殴られた痕にしか見えないが、それ以上追求してくれるなと彼の表情が言っていたのでヴィクトリアは早速エルダの執務机の前まで出れば頭を下げる。


「昨日の盗人の件についての報告に参りました。」

「ああ。あらかたオーエンからは聞いてるけど、改めて聞こうか。ヴィクトリア、あんたは奴と戦ってどう思った?」

「どうと言いますか……うーん、はっきりわかったのは、彼が只者ではないということでしょうか。」

「それは魔法を素手で扱えるからか?」

「いいえ。違います。歴戦の戦士……とか、そういう感じがしました。一撃一撃の重みがまず違いますし、フードを目深にしていてかつ夜だという視界の悪い環境であるにも関わらず私の拳も、オーエンさんのナイフも全て避けたり受け止めたりしています。ただの盗人じゃそんな芸当できないと思いますから」

「ふむ、なるほどな……」


 ヴィクトリアの報告にエルダは深く椅子に座り肘掛に頬杖をつくようにして顎に手を当てながらため息交じりに唸った。眉間に皺が深く刻まれ何か悩んでいる様子。


「あともう1人子供が居たそうだな。」

「はい。でも誘拐ってわけじゃなさそうでした。なんか親しげでしたし……あ!あとなんか鉄の筒みたいなの持ってました!変な粘っこいの投げつけてくる装置みたいなやつです!」

「オーエンの足止めをしたっていうヤツだろ?となるとその子供と盗人はグルってことで間違いなさそうだな。」

「はい。確か子供のほうが盗人をヴェルって呼んでました」

「ヴェル?」


その呼び名にエルダの表情が動く。驚きと訝しさが混ざって険しい顔つきになり、僅かに椅子から身を起こしたがすぐにまた椅子に座りなおした。


「ではそのヴェルと呼ばれた男が素手の魔法使いというわけか。……ファーケウス、忌み子の可能性は」

「充分にありえるかと。本来ならば始末されるはずですが、生き残りというのは稀にいますからね」

「忌み子の盗人に、わけのわからん筒型の兵器を持つ子供か……見逃すわけにはいかないな」

「捜索隊を組織しますか?」

「そこまで大事には出来ない。忌み子の事は、特に貴族層は蜂の巣を突くような話題だから控えねばならない。が、放っておくわけにもいかないし……」


 今までの伝統や格式を重んじる貴族層の人達は忌み子を特に嫌う。貴族層はほぼ大体が世襲制で、もし生まれた子が忌み子であったならばまずその子は生きることすらままならないだろう。その子を捨てて、新たな子が…今度こそ普通の子が生まれてくるのを待つばかり。

貴族層にとっては魔を宿した忌み嫌われる子、というよりも家も金も失う忌むべき子、と言ったほうが正しいかもしれない。

 エルダはまたため息をついた。貴族の問題は厄介というよりも、面倒なことばかりだと思っているからだろう。


「では少人数で隠密に捜索へ行かせましょうか。」

「だな。オーエン、お前は城に残れ。ヴィクトリア、君は是非その捜索へ加わってくれ。そのヴェルとやらを見たのはお前達しかいないからな」

「え?!オーエンさんじゃなくていいんですか?!」

「ファーケウスも私も城を空けてはまた議会にどやされるからな。オーエンを置いておけば伝書鳩での文通は出来るし、不備は無いだろう」

「えぇえ?!将軍とファーケウスさんも加わるんですか?!」


 二重にびっくりするヴィクトリア。軍の上層部が勢ぞろいするだろうその捜索隊に自分なんかがと思ってしまうが、エルダ将軍の言うことも一理ある。


「ファーケウスは忌み子に関しては城一番わかるやつだろうし、この件を下っ端だけに任せるにはちと荷が重い。他の大佐とかに任せてもいいが……私自身その忌み子とやらに興味がある。だから私とファーケウス、犯人を知っているヴィクトリア、後は魔法研究室から1人くらい来てもらうか。」

「ですね。フィラナ室長には俺から言っておきます。」

「いや、私が直接言いにいく。その方が会議でもフォローしてくれるかもしれないからな」

「それもそうですね。ではヴィクトリア、今からすぐに兵舎に戻って荷の準備を。夕方には立つぞ」

「はい!……って、今日の夕方ですか?」

「そうだ。…ただでさえ敵に一晩も時間を与えてしまっているんだ、遠く逃げられる前にはとっ捕まえないといけないだろ?」

「わかりました。急いで準備します!」

「よろしい。」


 長い銀の前髪を揺らしながらファーケウスは頷く。僅かにメッシュが入ってるようで一房ニ房の金髪も揺れた。


「じゃあ夕方に門前だ。ヴィクトリア、今度は訓練用のじゃなくてちゃんとしたグローブつけてきなよ?」

「あ!……はい、間違えないようにします」


 今頃になってグローブを着けっぱなしで来ていたことに気付いた。苦笑しながら頭をかく。エルダは面白そうに笑えばようやく険しかった表情も解けた。

ヴィクトリアは失礼しました、と執務室を出て急いで兵舎に走って行く。閉じた扉を見遣ったエルダはまたまたため息をついた。扉が閉まったのを確認してから、ファーケウスがエルダのほうへ視線を向けて話し始める。




「エルダ将軍、また後で議会にぐちぐち言われても知りませんからね?」

「なんとかするさ。今回は相手が忌み子なだけあって協力的なはずだろうからね」

「しかしまたなんで将軍自ら行こうと思ったんですか?」

「……薬や医療でどうにもならないなら、もう手当たり次第に調べてみるしかないだろ?」

「忌み子に頼っても、ですか」

「そんなところさ。それにその子供の持っていた筒も気になる。もしかしたら西のスパイの可能性だって否めない。……西の技術力は未知数だ。忌み子を使った兵器とか、そういう類の研究までありえるかもしれない」

「……胸糞悪い研究ですねそれは。」

「はは、ファーケウスにとっちゃそうだろうな。……ま、俺も許しはしないよそんな研究。ヴェルとやらを捕まえて、真偽を問う。」

「問い質した後は?」

「さぁて、ね。西のスパイなら情報が行く前に殺す。そうじゃないなら……そいつらの持ってる情報を頂くとするか」

「情報?」

「ああ。東の国ですら知らない兵器を持つ子供なんだ、知らない情報とかたんまり持ってるはずだろうからね」

「なるほど。今度はタダじゃあ帰らないってわけですか」

「毎度手ぶらじゃ議会の連中もまた土産寄越せとうるさいからな」

「情報か、進展というお土産、ですか。それはまた難しいものを」

「平民の奴らはどうやら私を目の仇にしてるみたいだし、元より上層を独占する貴族に良い思いなんてしていない。現状打破は新たなる'魔法'というツールに期待してるところだろう。

逆に貴族達は魔法をそこまで信じてないし、平民のことなんて欠片も気に掛けちゃいない。どちらも良くも悪くも一長一短ってところだろう。だがこれいじょうゴタついてたら不満が爆発しかねない。」

「だから新たな情報を仕入れると。……というかその前にエルダ将軍が大人しく椅子に座ってればいいだけの話では?」

「バーカ俺が一日中ずっと黙って椅子に座ってると思うか?」

「………思えませんね」

「………想像できません」

「だろ?そういうことだ。まぁ、王の事とかあらかた片付いたら大人しくはするつもりだけどな。……うし、じゃあファーケウスはヴェルとやらの足取りだ。俺はフィラナのところに行って調査員の手配を頼んでくる。」

「わかりました。」

「オーエン、留守を頼んだよ」

「はっ。お気をつけて。」

「お前も、精々シルヴァムには気をつけな。あの頑固頭は明日朝一番でここに怒鳴り込んでくるだろうからな。」

「……シルヴァム隊長の気迫はエルダ将軍に似たものを感じますからね……充分気をつけます。」

「なんかあったらイヴン大佐やデイゼン中佐辺りをこき使え。新兵の教育はエイルマーに任せてしまってもいいし、その辺の配分は任せるよ」

「はっ。」


 窓ガラスから差し込む光はまだ明るい。だが夕方なんてあっという間だ。エルダは窓の外の雲と空を眺めてから立ち上がり、壁に立てかけてあった愛槍を手に取り背負う。

 出立まで、あと数時間。





to be continued...

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