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噂の人






 東の国の兵士は大きく分けて二つに属する。騎士団と軍だ。

エルダが率いているのが軍で、役割は主に戦争などだが、他には東の国にある村々での開拓手伝いや魔物討伐もやっており今では正直なところ何でもやっている。エンブレムは銀の地に赤い縁、二つの剣が交差している紋章だ。

ちなみにエルダは書類上では軍団長の地位だが、公の場以外では皆に好きに呼ばせている為皆親しみを込めて(?)将軍と呼んでいるが、大体はもう一つの騎士団長との区別をするために将軍と呼んでいる。

 そして騎士団は団長シルヴァムが率いており、城の警備は勿論のこと申請すれば貴族の護衛や商人の護衛、町々の門番にもなるというありとあらゆる守りに特化したものになっている。エンブレムは銀の地に青い縁、前掛けのような緑の布が掛けられた盾の紋章だ。

 東の国の属している町であれば、城へ申請すればどこの町でも騎士団も軍も駐屯し警備や町おこしの手伝いもしてくれるので、辺境の町でもこの制度をよく利用している。法務の部署は別だが、犯罪の対処も主にこの二軍が担っている。


 二つの軍団は訓練場も兵舎も隣同士で、兵士同士はそこまで仲が悪いというわけではない。……団長同士を除いては。

今日もヴィクトリアは訓練場で鍛錬をしていた。新兵はまず環境に慣れるためもあり、一ヶ月ほどは武器訓練や兵法の基礎を学ぶ。先輩拳闘士から構えを学んだり、木の骨組みに藁を巻きつけた人形のようなかかしに打ち込みを行ったりとヴィクトリアも訓練に精を出していた。

 と、そこに兄がずんずんとやってくれば後ろから思いっきり彼女の頭を叩く。


「ヴィクトリア!」

「あでっ、…兄さん。何?なんか用?」

「お前あれだけ将軍を怒らせるなと釘を刺したのに…!」

「いや~、だって闘いたかったんだもん」

「だもんで済まされるか!生きてたからいいものの…」


「誰を怒らせるなだって?」



 その女性にしては低い声にビクン!とフィーディの肩は揺れ一瞬で身体は凍りつく。ギギギギと金属音を立てるかのように、ゆっくりと振り向いた先にはかの女将軍が腰に手を当て立っていた。


「アンタは魔法研究室の者だろう。こんな所に何の用だい?」

「あ、いえー、…実は彼女私の妹でして!将軍に失礼の無いようきっちり釘を刺しに来たんです」

「おや、そうなのか。失礼も何も出会い頭に一発拳をぶち込まれてるんだ、たいしたことじゃあ怒りゃしないよ」


 やっぱり根に持ってる!

とフィーディは内心冷や汗をかいた。ちらりと妹を見ても、危機感ゼロでのほほんと笑っている。


「しかし不肖の妹ですから、将軍に粗相をしないようにと心配で心配で」

「私はそんな小さいことでガミガミ言うつもりもないし、アンタの妹は新人の中でもトップクラスの実力だよ。……ああ、そうそうだから私はアンタに用があったんだよヴィクトリア」

「わっ、私にですか!」


 なんと嬉しそうに表情を綻ばせて将軍に走り寄っていくヴィクトリア。フィーディは気が気ではない。


「ああ。今の訓練が終わってからでいいから私の執務室においで。」

「はい!…あ、でもエルダ将軍の執務室ってどこら辺に…」

「ハハハハ、わかった、あとでファーケウスかオーエンを訓練場に遣るから、連れてきてもらいな」

「わかりました!ありがとうございます!」

「じゃ、後でね」


 ファーケウスとオーエンとは初日エルダ将軍の背後にいた2人の事だ。

 片手をひらりと上げて別れの挨拶をするとエルダ将軍は訓練場から出て行ってしまう。ヴィクトリアは頭を下げ見送った。

フィーディは慌てて妹に近寄ると両肩を掴んで揺する。


「お前というやつは~~~~~!!!」

「うええええなになになに!あのね、兄さんは心配しすぎなの!エルダ軍団長はそんな魔物じゃあるまいし、人を取って食うわけじゃないんだから!」

「バカお前将軍の逸話を知らないからそんな事言えるんだよ!壁を壊すのは当たり前、部下の兵士の調練を厳しくしすぎて死人は出す、窓ガラスを叩き割る、素手で熊を絞め殺したとか他にも数々の伝説という噂が……!!」


 拳を握り締めとても真剣な表情で言い聞かせるよう言う兄の気迫に、妹は若干押され気味。

噂はあくまでも噂だが、エルダの強さ故に立った噂なのだろう。それに将軍なら本当にやりかねない。兄はただ妹の身を心配しているだけだったのだ。

 しかし妹はため息を一つついた後、肩に乗っている兄の手をゆっくりと下ろして困ったように笑った。


「そんな事無いよ。確かに最初会った時はちょっと怖いって思っちゃったけど、今は全然怖くない。」

「はぁ?」

「きっとエルダ将軍は人に厳しいタイプだから怖く見えちゃうんだと思う。…あと、それ以上に自分にも厳しい、そんな感じがする。あの人の槍は私を殺すんじゃなくて、あくまでも倒そうとしているだけ…あの試合の時私はそう思った。」

「?」

「フン、魔法ばっかりな兄さんに戦う兵士の考えとか感覚なんかわかんないでしょ!バーカ!」

「な、んだとコラァ!」


 残念ながら筋力で妹に勝てない兄はいつも口や理論で負かしていたが今回は言い返せない。戦うものの感覚など、勉学一辺倒だったフィーディにわかるはずがなかった。


「ほら、兄さんは仕事でしょ!とっとと研究室戻ったら?」

「……お前本ッ当にどうなっても知らないからな。泣きついて家に帰ってくるなよ!」

「帰るもんですか!兄さんが居ない兵舎はのびのび出来ていいわ~!」

「俺だってお前の煩いいびきが聞こえなくて清々するわ!」


 言い捨てて逃げるように訓練場を後にしたフィーディ。その背中にあっかんべーをくれてやる妹。

実はこの一連の騒動をエルダ将軍が来た辺りから他の兵士も見ていたのだが、2人はその視線に気付くこともなく兄妹喧嘩をしていた。

 ヴィクトリアの指導をしていた先輩兵士はこう思ったことだろう。他所でやれ、と。









 昼食も食堂で食べ終えて更に小1時間後、訓練場に来たのはオーエンだった。大柄な体格なので仁王立ちがエルダ将軍の次によく似合うなぁ、と彼を見かけた時ヴィクトリアは思った。

黒く短い前髪を揺らしながら、辺りをきょろきょろを見渡している。どうやらヴィクトリアを探しているようだ。


「オーエンさん!」

「ああ、ヴィクトリア。訓練は終わってるか?」

「はい!問題なしです!」

「そうか。……付いて来なさい。」

「はい!」


 廊下で2人とすれ違う人は熊と少女というまるで絵画の題名でもつけるだろう様だった。しかしその巨躯に似合わずオーエンは大らかできっと軍部の人間の中でもかなり優しい部類の人間だ。

彼も支給されている兜は着けず軽装の鎧を着けている。支給された装備は原則装着が義務付けられているが、軍は兜のみ装着しなくても良いという謎のルールがあった。きっとエルダ将軍が決めたんだろう。……鬱陶しいから着けたくないやつはしなくてもいい、みたいな感じだったんだろうか。

 オーエンとファーケウスは将軍の両腕と呼ばれている。ファーケウスやオーエンの援護があるからこそエルダ将軍がちょっとばかり好き勝手をしても丸く収まっている、というのが軍の大体の認識だ。


「……君がエルダ将軍を指名した時は流石にはらはらしたよ」

「え?」

「あそこまで命知らずな新人は見た事が無かったからな」

「私ずっとエルダ将軍に憧れてたから是非お手合わせを~って思っただけなんですけど…」

「そう思えるだけ肝が据わっているんだろう。……ほら、ここが執務室だ。……くれぐれも、彼女を怒らせないでくれよ。」

「オーエンさんもそう言うんですね」

「……将軍が怒ると俺達が束になっても止められないからな」


 ため息交じりに言うオーエンを見上げながら、……流石に怒らせないようにしよう。とここでようやく気をつけ始めるヴィクトリアだった。

両扉の前に立ってこんこん、とノックをすると中から入れ。という声がする。


「オーエンです。ヴィクトリアを連れて来ました」

「ご苦労」


 中には執務机に両足を組んで乗っけて椅子に深く座るエルダ将軍の姿。近くの机ではせっせとファーケウスが書類と戦っている。

オーエンが軽くヴィクトリアの背中をとん、と押してエルダの前に行くよう促した。執務机の前まで歩き出すとぴたっと止まり、まず一礼をする。


「エルダ将軍、ご用件とはなんでしょうか?」

「ちょっとした任務をアンタに任せようと思ってね。あ、そんなに難しいことじゃない。この城下町の見回りって所かな」

「見回り?でもそれは騎士団の仕事では」

「まぁそうなんだが、……ただの見回りじゃあない。なんでも夜な夜な町に黒い影のような魔物が出没してるっていうんだ」


 組んでいた足を下ろし執務机に頬杖をつきながら説明するその表情は呆れも混ざっているようにも見える。あまり気が進まない任務のようだ。


「魔物なんてありえないだろ?だからてっきり盗人の類だと思うんだが、目撃者は口々に黒い影の化け物だって言うんだよ。暗闇に赤い宝石のような目が浮かび上がったかと思えばそこにあった木箱は消え、物は無くなり、狙われた人間は闇に消えている……ただの噂にしちゃあ目撃者も多いし、放っておけなくなってね」


 東の国の首都、エウロスの門は騎士団が昼夜問わずに警備しているので魔物が侵入すること自体がまずあり得ない事であり、もしそうならばかなりの大事だ。


「…正直な所、信憑性もあまりない噂の類のものに軍の兵士を大々的に出すことは避けたいんだよ。これも学校の怪談のようなレベルにしか私には見えないからね。それに軍の兵士は今皆新兵を教育したりと中々手が空かない。だから、新人の中でも優秀なアンタに頼みたいって所かな。1人の個人捜査ならそこまで大事にならないしね。」

「わかりました!頑張ります!」

「うん、いい返事だ。……ああ、余裕があればその盗人捕まえてきてくれると助かるね。」

「が、頑張ります…!」


 初めての任務という事もあり少し緊張するがエルダ将軍の期待には応えたい、という意思が顔にも声にも出ているヴィクトリア。その様子に思わずエルダは愉快そうに笑い声を上げる。


「そこまで気張らなくても良いよ。……報告は明日、またこの執務室に来て私にしてくれ」

「はい!……あの、目撃情報とかの詳しい事は」

「ああ、そこらへんは……」

「俺が説明しよう」


 遮ったのは先ほどまで黙々と書類を仕上げていたファーケウスだ。何枚か書類を捲り確認してからヴィクトリアに視線を向け口を開く。


「目撃情報は主に日が沈む頃から深夜にかけて城下の外民、平民区画に出没するそうだ。罪状としては窃盗。……噂では誘拐もだな。統計的にはやたらと裏道が多いような場所が多いようにも見える。大通りにはあまり出ないようだ」

「……だ、そうだ。お前そんな統計データなんて取ってたのか?」

「どうせ俺らが行くと思ってたんでたまたま取ってただけですよ」

「まぁそういう事だから、頑張ってよヴィクトリア。」


 じゃ、以上。と言ってクッションが気持ちよさそうな椅子に深く腰掛け背もたれに身体を預けたエルダにヴィクトリアは一礼した所で、突然扉が勢いよく開けられた。

近くにいたオーエンが驚きそちらを見るが表情からして不審者ではないようだ。鎧特有のガチャガチャ煩い金属音を鳴らしながら入ってきたのは銀の鎧に身を包み、オールバックで後ろに緩く編んだ三つ編みの銀髪を揺らす男。


「おいエルダ、午前中の会議の事はどういう事か説明してもらうぞ!」


 入ってきた男はヴィクトリアを気にすることなくエルダ将軍の前までやってくるとフン、と鼻を鳴らしては横暴な態度を取る。どうやらエルダ以外眼中に無いようだ。


「王の事は躍起になるのはわかるがお前がすることではないだろう」

「言っておくが会議以上の御託を並べるつもりなら即刻出ていきな。軍団長の首といえど俺は保障しねぇよ」


 いつも以上に口調が荒いエルダにファーケウスは椅子から立ち上がり二人の中に割って入る。


「とりあえず落ち着きましょうお二方、その議論は先ほどの会議で一旦は終わったはずです」

「ファーケウス、オーエン。このバカつまみ出せ」

「し、しかし……」

「エルダ話を聞け!お前が単独で動くのがどれだけ議会から悪い意味で注目されてしまうかわかっているのか!」

「知ったこっちゃねぇな。それに単独じゃない、正確には俺とフィラナでちゃんと探してんだろ」

「屁理屈を言うな。今はまだ平和だから良い、だがもしまた戦争にでもなったとしたら貴族や議会の支援を無くす可能性だってあるんだぞ」

「ハッ、どうせまた10年前みたいに高みの見物決め込むんだろ。そんな見物人なんてこっちから願い下げだね。……それに西はまだ動いていない。なら平和な今の内に王の容態をどうにかするのが先決だと俺は思うがな」

「それで基盤が脆くなり内側から崩れるのを西が狙ってる可能性だって捨てきれん!」

「それじゃいつまで経っても身動きとれねぇだろうがこの石頭!一生盾担いで腹筋でもしてろ!」

「なッ、…エルダ、俺はお前の兄上のようになって欲しくないから言ってるだけで」


 この直後ファーケウスとオーエンが男を両脇から挟みそれぞれ肩を担いでずるずると引きずるように強制退室していく。

怒涛の出来事にヴィクトリアは頭上に沢山の疑問符を浮かべていたが、扉が閉まる音にヴィクトリアは我に返り、また一礼をして慌てて退室していった。

廊下ではファーケウスとオーエンが先ほどの男と話している。


「シルヴァム団長、将軍に意見をするのはまだ構いませんが、貴方の口からあの単語は禁句ですと何度申し上げたらわかるのですか」

「……すまない、少し感情のままに言い過ぎたな」


 シルヴァムと呼ばれた男はため息混じりに頭を横に振る。どうやら割とよくある事らしくファーケウスの説教を食らっているが、ヴィクトリアに気付いたらしくファーケウスもシルヴァムも彼女の方へ視線を向けた。


「……ああ、ヴィクトリア、お前は任務に行っておけ。あとオーエン、彼女に付いていってくれ」

「わかった。」

「あ、え?任務は私1人で行くのでは……」

「エルダ将軍はああ言っていたが、俺は君をそこまでまだ信用していない。もっとも、腕っ節は認めてはいるがね。……監視役兼お手伝いだと思ってオーエンを付けるんだよ」

「……ヴィクトリア、あいつを嫌な奴なんて思わないでくれ、ファーケウスはああいう性なんだ。疑り深いし用心深い。」

「オーエン!」


 いらないことを言うなと名を言って遮るファーケウスに、オーエンは小さく笑みを浮かべてから行こうか、と言ってヴィクトリア連れてこの場から離れることにする。

廊下を歩いている間にも隣に居るヴィクトリアに、先ほどの騒動の詳細を話してくれた。


「将軍とシルヴァム軍団長、2人は幼馴染でね。正反対というか、昔から互いを知ってるからこそきっとあそこまで言い合えるんだと俺は思う。」

「そうだったんですか……」

「流石に会議の内容までは君に言えないが、…シルヴァム団長なりに将軍を気に掛けてくれているんだろう。普通俺達が言ったところで将軍は無視を決め込むよ」

「将軍達も大変なんですね、色々と。……ところで禁句ってあるんですか?」

「え?ああ、まぁ……と言ってもこの禁句を知ってるのは本当に極僅かだから普通の人が禁句を口にすることはまず無い。だから君にも秘密だな」

「残念、それ言ったらあの気迫の将軍と闘えるかな~、なんて思ったんですけど」

「それはやめたほうがいい。……どうして俺とファーケウスがあの場からシルヴァム団長を退避させたか、よく考えてみてくれ。」

「…………本気でヤバいって事ですか?」

「まぁ、そんなところだな。」

 

 その後も苦笑を交えながらエルダ将軍とシルヴァム軍団長の事を話してくれるオーエン。

 どうやら2人とも貴族の家の出で、両家ともそれぞれ優秀な軍人と騎士を輩出している名家中の名家。家同士でもそれなりに親交があったのだろう。

 今回のように大事にはならないような些細な喧嘩はよくあるらしい。やれお前は男じゃないんだからおしとやかにしろだの、ドレスくらい買えだの大体はシルヴァム団長が嫌味のように言ってくるのが大体の始まりだとか。

エルダ将軍がブチ切れる前にファーケウス達がなんとか誤魔化すもののこの2人の仲の悪さは騎士団、軍両方の上層部では有名な話だそうだ。 

 と、色々話している内に2人は訓練場まで戻ってきてしまった。


「ではヴィクトリア、夕方頃に城の門前で落ち合おう。それから任務開始だ」

「はい、わかりました!」

「あと今回の件。任務の事もだが先ほどの執務室でのことも他言無用で頼む」

「了解です!…これ以上エルダ将軍が怖いなんて噂広げられませんしね!」

「いやまぁ、実際怖いのは怖いが……」

「?」

「……なんでもない。ではまた後で」


 そう言ってオーエンは彼女に背を向けて訓練場を後にした。

 夕方までまだ時間はある。犯人を捕まえられるよう、もう少し鍛えておこう。そう思ったヴィクトリアは訓練場の倉庫から練習用のグローブを取り出し、再びあの案山子との格闘を始めたのであった。

 



to be continued....

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