転生《プロローグ》
俺、鳳月晶は所謂、陰キャと呼ばれる学生だった。
授業の後には適当に廊下をぶらつき誰とも話さずに家に帰る。そんな生活を送っていた。
しかし俺は家に帰る途中に事故に巻き込まれて意識を失った。そこで死んでしまった。
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そして俺は何が原因なのか知らないが4年程前に、この異世界と思われる世界に転生をした。
「おはようございます。ショウ様。」
「ああ、おはよう。」
俺は笑顔を作ってメイドに挨拶をする。
どうやら俺は鳳月晶の記憶を持ち転生したらしい。
今はショウ・ヨハネ・フェーベルトと言う貴族として生まれた。
そして俺が転生したこの場所は恐らく異世界と言うものだろう。証拠にRPGのような世界観をしていて魔法もステータスもある。
そんな俺の現在のステータスはこんな感じ。
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ショウ・ヨハネ・フェーベルト 4歳
筋力 40 《lv:3》
脚力 60 《lv:3》
魔力 60 《lv:3》
体力 24 《lv:5》
耐力 15 《lv:2》
【スキル】
剣術 《lv:1》身体強化 《lv:3》杖術 《lv:1》
固:神童の才能
【魔法】
火《lv:2》水《lv:5》風《lv:3》土《lv:1》
雷《lv:1》光《lv:1》闇《lv:1》陰《lv:6》
星《lv:1》無《lv:2》
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このようなステータスであった。
少し頭が可笑しいステータスをしている。
筋力や魔力などのステータスの能力値は《lv:3》で平均20くらいだし魔法も2〜3属性程度でスキルも一つぐらいである。
圧倒的才能を俺は今世は手にれることが出来た得ることが出来た。そこで俺は今世こそ前世のように悔いを残す生き方をしないと決意する。
鳳月晶は天才では無かったが将来を考えて死ぬ気で学に励んだ。しかし結局その将来が来る前に死んだ。
そこで思ったのだ。
『もし来世があるのなら人生何が起こるか分からない
のだから精一杯今を楽しんで行きたい……』
他人にどう思われたっていいダサくてもいい。
今世では精一杯今を楽しんで生きてやる。
俺はそう誓い朝食を口に入れた。
フェーベルト伯爵家の家族構成
父カルデ・ヨハネ・フェーベルト
母フジカ・ヨハネ・フェーベルト
兄カイ・ヨハネ・フェーベルト
《ステータスの説明》
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ショウ・ヨハネ・フェーベルト 3歳
筋力 20 《lv:1》
脚力 30 《lv:1》
魔力 30 《lv:1》
体力 8 《lv:1》
耐力 10 《lv:1》
【スキル】
剣術 《lv:1》身体強化 《lv:3》杖術 《lv:1》
固:神童の才能
【魔法】
火《lv:1》水《lv:1》風《lv:1》土《lv:1》
雷《lv:1》光《lv:1》闇《lv:1》陰《lv:1》
星《lv:1》無《lv:1》
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・《lv》について
《lv》は本人の努力値あるいは経験値のことです。努力をしたり経験を積むことで《lv》を上げることが出来ます。
・筋力や魔力などのステータスに値が付いている物について
此等は能力値と言い横の《lv》を上げることで能力値が上がって行きます。
・【スキル】について
スキルは本人が持つ技術であり、大体の物は本人が努力すれば身につきます。しかし本人が生まれつき備わってる固有スキルと言う物は得ることが出来ません。《lv》を上げることで技術に補正がかかります。
・魔法について
魔法は本人が生まれながらに持つ才能であり平均1人2属性程度持っているとされています。後から手に入れることは不可能です。《lv》を上げることで必要な魔力量を抑えたり、魔法の威力が上がったりすることがあります。