エミリア・ルーベンス
エミリア・ルーベンス
種族:人間
年齢:15
身長:144cm
武装:闇剣グリムリーパー、投げナイフ
趣味:パン屋巡り、レイラ弄り
好物:仲間の皆、クロワッサン
嫌物:返り血、嘘、仲間を傷つける者
容姿:短い青髪、青目
職業:剣士
両利き
この物語の主人公である少女。
元々はやんちゃであったが、妹や親友との別れ、そして両親を失った結果、感情のほとんどを無くした。
しかし様々な出会いを経てある程度は人間らしくなっときたが表情筋は死んだまま。
味方にはだだ甘だが一度敵認識した対象はどちらかが死ぬか見失う迄は排除しようとする。
この残虐さは幼少期に読んだ残酷な絵本に強く影響を受けている。
受けを主体とする剣術を会得している関係で武器を逆手に持つ癖がある。
魔力を持たない彼女は一部の生活魔法しか使えない。
実の妹のナタリーが魔法の天才であるのは誇りであるらしい。
美人の妹が変な男に捕まらないか心配なのが彼女の悩み。しかしエミリアもなかなか整った顔なのだが自覚していない。
色気より食い気を地で行く。ナタリーがプレゼントしてくれた頭の白リボンが唯一のお洒落。
冒険者パーティーメンバーとして唯一前線で暴れる役目を持つが動きにくくなるという理由で防具を一切身に付けない。
スパッツも何故か頑なに拒否するため戦闘中はちらちら見えているとかなんとか。
将来的には母のようなクールビューティなレディを目指している。
先述の通り戦闘スタイルは反撃を主体とするが相手によっては先制することもある。真正面から挑まざるを得ない場合を除けば背後から致命の一撃で殺害する暗殺者のような行為をする。
防具の類いを一切身につけない為あらゆる攻撃が重傷に繋がるが近距離であれば後述の探知能力を活用して全て防ぐ。彼女と対峙した場合は遠距離射撃か罠による攻撃が有効。
習得技
『赤い衝撃波』
グリムリーパーを集中して振ることで斬擊を飛ばす。
斬擊は魔法ではないので魔法障壁では防げないが鋼鉄鎧に防がれる可能性がある。
使用にはグリムリーパーを剣状に変形させる必要がある。
『串刺し』
グリムリーパーを地面に突き刺すと離れた敵の足元から無数の刃が襲いかかる。
エミリアの匙加減で出現する刃の本数を増減させられるが自分と敵が地面にいないと使えない。
『回転刻み』
鎌状に変形したグリムリーパーを振り回し高速で回転、徐々にエミリアは浮き上がりやがて自身が竜巻となり勢いのまま突進。回転が治まる直前で全身全霊の一凪ぎ。巻き込まれた者は全身をズタズタにされた上で身体を上下に両断される。
使用にはグリムリーパーを鎌状に変形、その上でエミリアの体力がある程度残っていないと技を出しきって気絶してしまう。
『ウォームウィンド』
暖かな風を発生させる。
エミリアが使える唯一の魔法だが元々の魔力量が少ないため何度も使えない。
どれだけびしょ濡れだろうとものの数秒で乾いてしまう。食べ物に使ってはいけない。
特殊能力
『探知+』
エミリアを中心に約30m以内の生物の居場所を感じ取ることができる。エミリアの体調で探知範囲は増減する。
更にエミリアを真っ直ぐ見ている存在を感じ取れる。
実態を持たないゴースト系、通常では視認できないフェアリー系は探知対象外。視線は感じ取れるが正確な位置まではわからない。
『殺気察知』
エミリアに対し明確に攻撃の意思を持つ存在を感じ取ることができる。
攻撃時に一際強い殺気を感知、ある程度の攻撃動作が分かる様になり回避の助けとなる。
『殺害衝動』
エミリアが瀕死に陥るか大切な存在が傷つけられた場合に発動する。
痛覚が麻痺し、一撃で死ぬような攻撃が来ない限り敵を排除しようとする。
対象が居なくなると効果が失われ、それまでに受けたダメージが疲労に換算される。




