episode零act肆拾玖「オウガ、新世代の組織を創る」
前回のあらすじ:やっと平穏な暮らしを取り戻したディアンゴ、彼女もでき、より一層新しい生活に新しい仕事に勤しむのであった。
「ってな訳で・・・俺等は皆、お前達に【未知の探求者】を託す事にする。そして・・・パーティーリーダーは、オリオン」
俺がそう言うとオリオンが一礼して新しい(※オリオンを除く)23名のメンバーの前に立つ。
今回は訓練場にて俺や俺以外のメンバーの正式な後継者を集めた。勿論俺が旅先で加えた新しいメンバーはそのまま新リーダーのオリオンの傘下として入る。
「―――って事だから皆、宜しく頼む」
オリオンはそう言い一礼する。
そんなオリオンに新しい後継者達は皆拍手をする。
後継者たちによる新しいパーティーメンバーの会議は終わり解散する。
「全員後継出来て良かったな」
「そうね、私達もそれ程時間が掛からなかったし」
後は―――、皆のやり方をそれぞれ見守るだけだ。
数週間後、俺達の弟子達は皆瞬く間に強くなり、有名にもなった。
皆それぞれ後継者用の武器を使いこなしさらにより一層強くなった。
それから一週間後―――。
『――――っはぁ~~すっごいイッたぁ~』
『今回はもう少し抑え気味にやろうぜ?じゃないと師匠にドヤされちまう』
『分かったわ。だったらもう一回―――』
一週間も経ってパリスは継承し終えて能力のデメリットも消えて落ち着いた・・・が、今度は弟子であるオリオン達がその出番になっていた。
若いって凄いなぁ~(棒)
「そう言えばアレの件どうなったっけ?オウガ」
「ん?あぁ、あの人達も幸せになってるよ来年か再来年辺りには結婚するんじゃねぇかな?」
俺はそう言いながら道場兼自宅のソファーに座った。
「アイツ等にも少し早めにガッドマンさんへ紹介しておかなきゃなぁ~」
「そうね、あの御方はびっくりするでしょうけど」
パリスはそう言いながら微笑み
「ねぇ、もし良かったら・・・貴方がお世話になったあそこに訪問して良いかしら?」
「そうだな・・・暫く顔出してないし、予定空けてからでも行くか」
元々俺は孤児院育ちで孤児院の院長が俺の母親代わりだった。今は新しい人が院長として経営を継いだらしくついでに挨拶に行こうか迷っていたのだ。
孤児院出身の俺が師匠と出会ってなかったらこうして今に至る事はしなかっただろう
「そうだ・・・っと」
『おや、オウガ殿、私に何か御用ですかな?』
俺は弟子のオリオンの父親であるガッドマンさんに連絡を入れて事情を話した。
通信玉の向こうでガッドマンは涙もろく泣き
『そうですか・・・あの二人は立派に・・・しかも付き合う事になったなんて・・・分かりました。息子達に一度実家に戻ってくるよう代わりにお伝えしても?』
「分かりました。お体にお気をつけて下さい」
俺はそう言いながら通信を切って通信玉を懐に戻した。
「―――ったぁ~やり過ぎたぁ」
「おう、おはよう。オリオン」
翌朝、起きて来たオリオンにガッドマンさんの事を話した。
オリオンはあ~と言い
「すいません代わりに連絡入れて貰って」
「問題ねぇよ。しっかりガッドマンさんに顔見せて来な、パシアと一緒に」
オリオンはうっすと軽い返事をして顔を洗いに洗面所に行った。
「―――って事で暫く向こうに三日か四日程居るつもりだ」
「良いっすねぇ~里帰り、んじゃ俺等が戻って来た次の日に出発を?」
朝食を4人で囲みご飯を食べている。
「えぇ、丁度その日から向かって何日目かに戻る予定を立てておいたの。貴方達もそうやって予定たてる方が楽よ?」
「分かりました!丁度私達もガッドマンさんに挨拶に伺う所でしたので三日か四日程で行きますね」
朝食を済ませた俺達は役割分担をもって片づけたり洗ったりをした。
今回の話しはここまで。
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次回:episode零壱act伍拾「大商人は将来を期待する」です。お楽しみに!




