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やっば、
メイドちゃん完全に営業モードに戻ってきちゃったよー
そしててるたまバーガーセットどっから出したよ?おい!
うう、もうわかんないからてるたまバーガー食べよう
てるたまバーガーあったかいし、てるたまバーガーおいしいし、ポテトもカリッっていった、そして、てるたまバーガーおいしい、、、ポテト、コーラ、ポテト、コーラ、ポテト、ってエンドレス神!
溶けてグズグズになったストロベリーベリーフラペチーノは惜しいけどメイドにやるわ
「てるたまバーガー最強だな、
もー全てが最強に有りって感じ
って、まだメイドいるし!」
「現実にお帰りなさいませ、ご主人様!」
うわー、メイドさりげに乗っかってきた。
めっちゃまばたきしてくるぞ!舞がレジ打ちミスった時だってもっと控えめに上目遣いしてきたわ
「あ、舞と夕実どした?なんで?」
思い出した、思い出した、私は舞と夕実と一緒にいた!
私だけがさらわれるなんて考えられない。
特に夕実はあんな綿アメみたいな外見でアホな事しか言わないけどちっさい頃は空手ずっと習わされてて、何段とか知らないけど黒帯のはず。彼氏のナオ君いっつもバチボコだったし。
舞は、舞は、舞はとにかく声はデカい!
信号待ちで人もいっぱいいた!
てるたまバーガーで落ち着いたはずの私は一気にパニックになってうずくまり頭を抱えこんだ
「ご一緒にいらっしゃった方ですか?それならご無事ですよ」
しらっとメイドが告げた
何でお前が知っている?こののん気にネコミミつけたメイド女め、お前は外見痛いけど被害者かと思ってたら、犯人なのかよ、、
私は石の床にヒールを取られながらゆらゆらと立ち上がった
「ミカリ様はあの世界で一度お亡くなりになったのです」
「はぁ?」
「何度でも申し上げます。ミカリ様はあの世界のあの場所で死亡なさいました。
日本時間20XX年5月26日午後6時50分。
午後、東京都渋谷区宇田川町xx-xx-x番地前歩道にて直接の死因は心不全。
享年22歳8か月と3日。」
「まじか?」
「まじでございます」
メイドはつま先から手元にまできっちり揃えて、太い客を見送る販売員よりもにこやかに告げた
又、しゅーって足から力が抜けてへたりこんだ。もう、どうすればいいのかサッパリわからないのでとりあえず残りのポテト食べた。コーラ無くてもうまいし




