船旅の行方
3話です!あなた様が見てくれてるだけで嬉しすぎて涙が・・・ッ!
前回のあらすじ ダバと女の子が漕ぐことに不安しかない・・・
(和彦)「待て待て待て待て!お前らが?お前らが漕ぐのか?!」
(ダバ)「僕たちだって漕ぎたくて漕いでるわけじゃないよ~」
(女の子)「ふふふ安心してください!この船は一度も転覆したことがないんですよ!」
(和彦)「マジか・・・そリゃぁ良かった・・・てっきり俺は・・・」
(女の子)「まぁお婆さまの時代の話ですけどね・・・」
(和彦)「安心できねぇ!それ転覆したことないって嘘になるじゃねえか!」
(女の子)「え~と・・う~んと・・・・・てへぺろ?」
(和彦)「可愛くねえ・・・・よ・・」
ここで可愛さを武器にして来るとは・・・やるなコイツ・・・
(ダバ)「ではでは~?!出発進行~~~!!」
(和彦)「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
船は俺の叫び声を無視して無慈悲に進みはじめた・・・。
~数分後~
(女の子)「ぜぇ・・・はぁ・・・・・」
(和彦)「もしもし~?なんかさぁ・・・・君疲れてない?」
(女の子)「そ・・そうですかね・・・・?気のせいですよきっと・・・」
(ダバ)「そこ~~~!いちゃつくな~!!」
(和彦&女の子)「違うッ!」
(ダバ)「あはは本当に二人は仲が良いんだねぇ」
この野郎・・・いつかぶっ殺してやる・・・・・
(女の子)「はぁ・・・(ダバ様は自由過ぎます・・・)」
(和彦)「で?今どこらへんだ?」
(女の子)「調度三割くらい進みましたかね・・・」
(和彦)「ふ~ん・・・?そういえばダバに貰ったパソコンが消えたんだが・・・」
(ダバ)「えぇ?!あれ高かったのに!」
(和彦)「死後の世界にも通貨とかあるのかよ!」
(女の子)「安心してください・・・あの人さっきそれ持ってましたから・・・」
(和彦)「・・・・そうか・・・。」
(和彦)「ふざけんな貴様ァ!こめかみダブルアタックをくらいやがれぇぇぇ!」
こめかみを両手のグーで挟みねじる。
(ダバ)「ぎゃぁ!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!」
(和彦)「知るか!覚悟しやがれぇぇぇッ!」
~数分後~
(女の子)「・・・ハァ・・ハァ」
(和彦)「確実にお前・・疲れてるだろ・・・」
(女の子)「・・・あはは・・・。そんなこと・・・ないですよ。」
という割には細くてしなやかな腕もプルプルしているしなぁ・・・
(ダバ)「ん~・・・今どこらへん?」
こいつ・・・自分がどこにいるかすら理解できていない・・・
(女の子)「やっと・・・三割ですかね・・・」
(和彦)「お前さっきもおなじこと言ってただろ」
(女の子)「私はあの時まさかまだ一割しか行ってなかったことを認めたくなかったんです察してください」
~数時間後~
(女の子)「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
目が!目が死んでるぞ!
(ダバ)「つ~か~れ~た~~~~~!!!」
(和彦)「もうちょっとがんばれよ!結構すすんだんじゃねえか?!」
(女の子)「・・・三割」
(和彦)「・・・は?」
(女の子)「現在三割です。」
(和彦)「待て待て待て待て待て!またか?!また三割なのか?!」
(女の子)「だって・・・だってぇ(うりゅ)」
(和彦)「だぁぁ待て!泣くな!落ち着け!」
目に涙を溜めてひくっと声を出す女の子をなだめる。こんなところで泣かれたら俺がイジメてるみた・・・
(ダバ)「な~かした~♪な~かした♪悪い子だぁぁ~!」
(和彦)「ばっ!なっ!ちげえよ!」
(女の子)「グス・・・すみません」
(和彦)「いや・・・俺も悪かったよ・・・」
(女の子)「ダバ様が漕がないものですから私の力だけじゃどんどん流されてしまって・・・」
(和彦)「ダバッ!てめぇふざけんなっ!ぶっころしてやろうか!」
(ダバ)「やだわぁ奥様♪ぶっころすですって~品のない坊やだこと・・・」
(ダバ)「待って?和彦君!落ち着こう!こめかみはもう勘弁・・・」
ダバの悲鳴を聞きながら少し冷静になる。
(和彦)「待てよ・・・?ダバお前漕いでないんだよなぁ・・・?」
(ダバ)「うわぁぁぁ痛いよぉぉぉ!!」
よし。漕いでないってことでいいな。
(和彦)「そして今この娘だけ漕いでいても流されていた。」
(女の子)「はい?それがどうしたんですか?」
(和彦)「お前・・・今漕いでないよな?」
(女の子)「・・・・あっ!」
船は凄いスピードで流されていた。
~数時間後~
(ダバ)「良いこと考えたんだ。」
(女の子)「ふぇ?」
(ダバ)「この船が遅いのも荷物が多すぎるせいなんだよ。」
(女の子)「なるほど!もったいないですけどそれを川に捨てれば早く進めるんですね!」
(和彦)「待てよ・・・荷物なんてのっけてないだろ。だが確かに遅いな・・・」
(女の子)「なにいってるんですかぁ?荷物ならここにたっくさんあるじゃないですかぁ」
(ダバ)「えい♪」
ダバと女の子は調度端に乗っていた男の人を突き落とした。
(男の人)「ガボ!ゴボボボボボボ!」
おいおいおい!凄いスピードでながれていったぞ・・・
(ダバ)「これを数回すれば良いんだねぇ!」
(和彦)「いいわけないだろ!お前らいい加減に」
そこまで言うとドボーンドボーンと船のあちこちで音がしてきた
(和彦)「まてぇぇぇぇ!漕ぐ!俺も漕いでやるから!可哀相なことをするなっ!」
(ダバ)「皆もう死んでるからこれ以上死なないし平気平気♪」
それは取りようによっては死なずに永遠に川を流される生き地獄を味わうのでは・・・
(女の子)「なら和彦さんが軽くなるようにもっと落としますね!」
(和彦)「やめろぉぉ!俺重くても平気だから!」
(ダバ)「君が良くても僕達も重いもんねぇ」
(和彦)「解った!俺が一人で漕ぐから!可哀相なことをやめろ!いますぐにだ!」
(ダバ&女の子)「やったぁ!!」
まさか・・・こいつら計算して・・・いや・・まさかな。
~そんなこんなで着きました~!~
(和彦)「ぜぇ・・・はぁ・・・引きこもりの体力の無さなめんな・・・!」
(ダバ)「お疲れお疲れ~♪」
(女の子)「えっと・・・その・・・・・いろいろとゴメンナサイ!それでは!お元気で!」
(和彦)「ダバ・・えらく上から目線だがまたゴリゴリされたいのか?」
(ダバ)「いえいえ?!滅相もない!」
(和彦)「・・・ここでお別れか・・・最後に一つッ・・お前ら・・・縁があれば・・・また会おうな。」
(ダバ&女の子)「はい!」
とことんマイペースな奴らだったけど・・・こいつらといるのは・・まぁ楽しかったな・・・
すると上から突然声が降ってきた。
(????)「やぁやぁ!諸君!お元気ですかー!!!!」
(ダバ)「あっれれぇ?閻魔様じゃん。」
(和彦)「あれが・・・閻魔大王なのか・・・?」
(ダバ)「お出迎えとは珍しい?今回の死人に気になる人でもイタノカナー?」
俺が上に視線を向けると、中国の着物のような・・なんとも言えないふくをきた少女が空中に浮かんでいた。
(和彦)「しかも・・・白か・・・・・。」
(ダバ)「うん?なにか言った?」
(和彦)「いいや?!なにも!」
(女の子)「私も閻魔様なんてはじめてみましたよ~!!」
ダバがさっきから俺と閻魔大王をちらちらと見比べている。
(和彦)「なんだ?言いたいことがあるなら言え・・・」
(ダバ)「とリゃぁ~!!」
突然ダバが殴りかかってきた。
(和彦)「うわっ?!」
すると突然。ダバがピタッと動きを止める。
(和彦)「お~い?ダバ?!」
(閻魔大王)「え~であるからして~」
閻魔様はいつの間にやらスピーチをはじめている。
さすがにぴくりともしないダバを見てると不安になってきた矢先、
(閻魔大王)「先着順だよ~!!」
という号令と共に皆が走り出した。
よくわからんがついていったほうが良さそうだ!
(和彦)「スマン!ダバ!俺もう行くわ!」
最後までおかしなやつだったなと思いながら走り出す。
閻魔様を含めた全員がいなくなり動かぬダバと女の子だけになると
(ダバ)「ふ~う・・・」
(女の子)「ひゃわ?!もう動けるのですか?!」
(ダバ)「うん!ゴメンゴメン!しかしまぁこんなことするなんて酷いなぁ閻魔様も・・・」
(ダバ)「なにをしたのかよっぽど気に入られてるんだね♪か・ず・ひ・こ・君♪」
ダバは意味ありげに笑うと女の子と共に船に乗り込む。
(女の子)「和彦様・・・上手く行くのでしょうか・・・」
(ダバ)「さぁね・・・ただ・・・・・。あの子も運のいい子だし・・・僕と閻魔様のお墨付きのようだからね」
(女の子)「また会おうなって・・言いましたもんね。」
女の子はてれくさそうにフフッと笑った。
(ダバ)「なんだいなんだい?君も気に入っちゃったのかな~?」
(女の子)「なんだか・・・お兄ちゃんが出来たみたいで楽しかったです。」
(ダバ)「ぼくは?!お兄ちゃんに見れないの?!」
(ダバ)「でも・・・そうかぁ・・・彼はもてもてだねぇ♪」
(女の子)「ダバ様をお兄ちゃんとして見るのは・・・不可能ですね。」
大袈裟に肩を落とすダバを見て女の子は不安げに笑う。
(女の子)「彼なら・・・大丈夫ですよね。」
(女の子)「(きっと・・・きっと・・・)」
次回、和彦死す。デュエルスタンバイッ!(冗談ですw)
皆さんも真ん中らへんに座らないと疲れきった二人に落とされますよ~??なんでも真ん中の人を端っこに引きずり出すのが面倒だとかで真ん中は安全地帯ですからw次回は和彦が閻魔様から衝撃の事実を聞きますw




