表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【 Box 】1

作者: 夏

人は誰も、様々な箱を持っている。

その箱は自分を磨きあげるものでもあり、

自分を陥れるものでもある。



「おはよう!」

彼女は美紀。この物語の主人公である。

明るく天真爛漫な性格。を演じている。この子は、1つの箱を開けた。


【明るく元気】


「おはよう~」

「美紀ちゃん、今日も元気だね~(笑)」

美「うん!いっつも元気だよ!!!」


天真爛漫な性格になってしまえば、友達を作るのも容易いだろう。

しかし、彼女は欲望が強いために。

余計に箱を開け続けた。


【頭が良い】

「え!? 美香ちゃんまた満点?!」

美「いやいや、まぐれですって(笑)」


【運動ができる】

「アンカー追いかける!おっと抜かした!!抜かしたのはA組の山田美香!!」

美「楽勝だわ~(笑)」


【面白い】

「ここって、○○で××だよね!?」

美「いや、なんでや!違う言うたやん(笑)」


【ノリがいい】

「美香~1発芸してよ~(笑)」

美「えぇ、いいよ(笑)」

「まじ?! やった!」




そして、

【陰口】




美「奈津子ってさぁ……ちょっと気が合わないよね…(笑)」

美「なんか、空気読めないっていうか。うざいわ。」

「わかる~、調子に乗ってるよね!」

「この前さ、「明日って数学あるの~?」って言われて、はぁ?自分で黒板見ろよってか!」

美「うわぁ… 乙です(笑)」


クスクスクス アハハハ



こんな日常を続けていた。彼女。

箱は開けすぎてはいけません。

必要な時、必要ではない時を見極め適度に開けるのです。

彼女は、欲が強すぎた。

彼女は、もう1つ、また1つと開けていき、

罰が降りた。



【生意気】




「山田(美香)ってさ、なんか調子に乗ってるよね。」

「ね、何でもできるから何?って話。」

「それにさ、奈津子ちゃんの事を空気読めない、うざい、とか言ってたらしいよ。」

「まじか。お前もだけどね(笑)」

「ほんっと生意気。」


コソコソコソ




美「おはよ~!」

「………」

美「ん?どうしたの?何してる((」

「うるさいな。ついてこないでよ。」

美「…え」

「調子に乗りすぎ。」

美「え、何のことかわからないけど…」

「自分だって悪口言ってんのに、いい子ぶらないでよ。」

美「…それは、」

「言ってないとか言わないでよ。奈津子ちゃんの事言ってたって他の子から聞いたし。」

「悪いけど、もう話しかけないで。」

美「……」




人は、良くもなれるし悪くもなれます。

箱と言いましたが適度に相手に合わせることや、自分の意見をちゃんということも大切です。

人は、理不尽です。

自分に都合の良いことは良く受け入れ、

悪いことは悪くいい、省きます。



美香のようにはなりたくない。

周りの奴らも悪口言ってんじゃん。

理不尽すぎる。


そう思った人もいるでしょう。


でも、これが私の見てきた現状です。



では、また次にお会いしましょう。





希望があれば、続編書きたいと思います。

アドバイスや誤字があったら教えてください(´._.`)

感想もあったら、お願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 開けられる箱は最初から無尽蔵に存在するのか、はたまた生まれながらにして数が定められているのか。どちらにしろ多様な選択肢があるってのはいいことです。もともと蓋のついてない箱だってあるのですから…
2016/04/14 19:29 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ