表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/8

君がとなりにいたのなら

翌年もその翌年も、蛍をみにいった。

雇われ案内人となることも少なくない。


「すっごく、綺麗だった~。」

「だね。」


「蛍、みたの、生まれて初めて。」

「へえ、そうなの。」


「ゲンジとヘイケってこんなに違うんだね。」

「違いのわかる大人になれたかな。」


この時は、ニックネームの自分。

こんなふうに賑やかな蛍鑑賞もキラいじゃあないけど。



7月に入ると、周りの蛍の熱も一気に冷めてしまう。

もう、蛍のシーズンは終わったと思っているのだろう。

7月の終わり。

1人で静かな夜のトレイルを押し進み、蛍スポットへでかける。

もちろん、誰もいやしない。

静かな空間に自分ひとり。

蛍が飛び交う。

この時は、本名の自分なんだろうか、それともニックネームの自分なんだろうか?

そんなの、どうでもいいことか。



時に輝きを増し。

時に消えてしまいそうになり。

時に奥深いところから浮かびあがってきて。

蛍の光は、まるで思い出のよう。


静かな空間で、ずっとずっと蛍を眺めていた。


君がとなりにいたのなら。。。



そして、蛍の光は、時に幻想を抱かせる。

君とみた蛍。。。

静かな空間で、蛍を眺める君をずっとずっと眺めていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ