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ヘイケボタル
ヘイケボタルは、江戸時代までコメボタルとよばれていたが、もうひとつの代表的な種であるゲンジボタルと対比するため、わかりやすく源平の合戦からとってヘイケボタルと名づけられた、といわれている。
6月~9月にかけて各地の川や田で見られる。
ゲンジボタルと異なり、幼虫は田んぼなどの止水で生活。
ゲンジボタルが終了する頃から発生が始まり、9月末まで見られる。
点滅の間隔は1秒に1回。
発光は余り強くなく、揺れるような光を出しながら飛ぶことがあり、ほかのホタルと簡単に区別できる。
●ヘイケボタル
分布 沖縄を除く日本全域
体長 雄約0.8㎝ 雌約1.0㎝
発生時期 7月~8月
発光 ゲンジボタルより弱い
食べ物 モノアラガイ、カワニナ、タニシなど
産卵数 50個~100個
生息場所 流れの少ない河川、水田や池などの止水域