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あの頃の蛍

ものごころついた頃には、猫の額くらいだった家の庭にも、蛍が迷いこんできてた。


小学校にあがるころには、家の庭に蛍が迷いんでくることはなくなっていた。

でも、数分も歩くとそこは田んぼで、蛍が飛びかっていた。


小学校も高学年になると、そのあたりでも蛍がほとんど見かけなくなったりしたような気がする。


気がするっていうのは、蛍そのものが珍しいわけでもなく、どうしても見たいと思わなかったからだ。

その頃、僕にとっての蛍は、「見」といういう字で、「観」というて字ではなかった。


そして、中学、高校のころは、蛍のことは気にもしなくなっていた。

でも、家の近くでは見れなくなっていたんだろうと思う。

急速に宅地化が 進み、田んぼががなくなっていたからだ。

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