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恋色  作者: mira
4/7

明日は

その日の夜、母親が「新しいクラスはどうだった?」といった。

そんなこと聞かないでほしいのに。

私は「まぁまぁ、たのしそうだよ。」

そう答えておいた。


もう寝ちゃおうか。

そう考えた時、1人の名前がよぎった。

志賀凛斗しがりんと

あの人はどんな人だろう。

会話をかわしたことがない。

身長たかめ、もっと言えば顔だってかっこ良くて。

実は去年、彼の名前を聞いたことがある。


モテるから彼女がいるとか。


そりゃモテるよね。

私の考えだけど、顔面偏差値75はあるよ。


そろそろ寝よう。


明日は進級そうそう体力テスト。


運動は好きではないし、一応テニス部に所属してるけど。


ほぼ幽霊部位である。

親にばれて怒られるのも時間の問題だ。


はぁ、気が重い。

ベッドにもぐり込み、ため息をついた。


明日も学校か…


そう考えたら眠りについた。

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