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恋色  作者: mira
2/7

クラス発表

学校につくと、もうクラス発表の名簿が昇降口にて配られていたようだ。


すると、突然


「あ〜お〜い〜‼︎、今年もクラス一緒だね‼︎」


カナだ。去年も同じクラスだったが、そのテンションと男好きな性格に、とてもついていけない。


でもそこで否定なんてできるわけがない。


「カナー‼︎、めっちゃ嬉しい♪、今年もよろしくね。」

そう言った。


クラス数の多いうちの学校だ、案の定、仲の良い人とは離れた、ましてや男子なんて知らない名前ばかりだった。

そう思っているうちに、予鈴がなった。

みんなに適当についていって、新しいクラスの2年8組へ入った。


先生は熱血教師って感じで、とても蒼のタイプではない。


このクラスでやっていけるのだろうか。


先生の指示にしたがって、男女1列ずつの席にならび変えた。


前から3番目。ラッキーなことに、後ろの子は去年仲良くなった、相馬未来そうまみき、隣は小学校からの知り合いの、斎藤拓馬さいとうたくまだった。

知り合いが多くてよかった。

だか1人、ミキの隣の席の人だけ知らなかった。

名前は、志賀凛斗しがりんと顔はかっこいい、おまけにスタイルも良い。

運動神経は良いのだろうか?

友達は多そう、いろいろかんがえるけど席が近いだけ、そんな彼も話すことはないのだろう。

そう思った。


始業式の移動まで、教室で待機。

先生がそう言い残して教室をでた。


みんなが喋り始めた、私も後ろを向いて、ミキに話しかけた。


「ミキ〜‼︎クラス知らない人ばっかり〜泣」

「ミキもだよ〜泣」


「俺がいるじゃん‼︎」

拓馬だ。拓馬はいい人だけど、顔はあんまりだし、友達って感じだ。

「あ〜、はいはい、そーですねー笑笑」

「なんか冷たくね??笑笑」

ミキも含めて3人は笑った。


「ってかさー、もう中2だよ。早くね?笑」

そう私がいうと。

「今年こそは青春したい!!笑」

ミキはそういった。

男子が苦手な蒼には無縁の言葉だった。


すると移動の指示がはいった。



これからどうなるのだろうか、期待と不安を胸に、体育館へ向かった。


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