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#3 無法の天才

シンク「獅子神さん!どこに向かってるの?」

獅子神「勝手に来たのはてめぇだろ!ついてくんなら黙ってろ!」

シンク「獅子神さん。怒ってる?」

獅子神「別に、余計なこと言いやがって

って思ってるだけだよ。」

シンク「だってぇー!あぶ!」

獅子神が急に止まりシンクは獅子神の背中にぶつかる

シンク「痛ってぇ!なんで急に止まんのさ!」

獅子神「着いたからだよ。」

シンク「え?ここって。」

獅子神「拘置所だ。行くぞ!」

2人は面会室に案内される。

シンク「誰に会いに来たの?」

獅子神「今回の事件を解決したやつだ。」

シンク「え?」

ガチャ(ドアの開く音)

向かい側のドアが開き人物が入ってくる。

メガネの男「やぁ!刑事さん。昨日ぶりだね。」

シンク「誰?」

獅子神「こいつは空栗(からくり) 天理(てんり)。ハッカーだ。」

天理「刑事さん!超天才をつけ忘れてるよ。」

獅子神「こんな感じでめんどくさいやつだ。」

天理「めんどくさいって失礼だなユーモアがあるって言ってくれよぉー!」

シンク「へぇ!確かに変なやつだな!」

天理「君も失礼だな。それで今日はなんの用?また事件解決のヒントでも?」

獅子神「いや、昨日のことで礼を言いにな。」

天理「へぇー君みたいな人間でもちゃんと感謝言えるんだ。」

獅子神「どういう意味だ!てめぇ!」

天理「今みたいな言葉でキレる単細胞で脳筋でも感謝の言葉言えるんだなぁって。......ウホウホしか言えないと思ってたからさぁ。」

獅子神「てめぇマジで!シンク帰るぞ!」

天理「ちょっと!まだ僕の用事が残ってるんだけど。」

獅子神「ちっ!ちゃんと覚えてたか。」

天理「当たり前でしょ!僕の楽しみなんだから。」

シンク「?」

天理「そこで不思議そうにしてる君!」

シンク「な、なに!」

天理「今回の事件で何故この刑事さんは”ただ”のハッカーである僕に頼ったと思う?」

シンク「えーと。」

天理「それは!僕が超天才であり情報屋でもあるからさ!」

シンク「じょうほうや?」

天理「ならなぜこんな所で捕まり携帯もないのに情報を集められているのか!」

シンク「何言ってるか全然わかんない。」

天理「それは!刑事さんもとい骸対策課が僕にネットを与えているからだ。」

シンク「ネットを与えられている?網?」

獅子神「そのネットじゃねぇよ。インターネットだ。つまり俺ら骸対策課はこいつ、空栗 天理と協力関係にある。」

天理「そう!僕があらゆる情報を提供する代わりに彼らからネット環境を整えてもらっているのさ!」

シンク「そんなことしていいの?獅子神さん。」

獅子神「本来は絶対にダメだ。だが上層部はこいつに利用価値があると判断したんだ。」

シンク「極悪人じゃないの?こいつ。」

天理「全然違うよ!僕はただテレビ局をジャックしてみただけ!ただの好奇心だったのに!」

獅子神「嘘つくんじゃねぇ!てめぇ日本のテレビ局全てジャックしたじゃねぇか!それプラスお前はグロ画像を流しやがって!あれで何人、緊急搬送されたと思ってんだ!」

天理「だってぇーただの好奇心だし。」

獅子神「好奇心でどうにかなる問題じゃなかったけどな。」

天理「まぁこんな感じで僕、捕まったの。」

獅子神「それで今回は何がご所望だ。」

天理「今回はギフトカード3万円分で」

獅子神「てめぇ!普通にネットゲームしてんじゃねぇか!シンク!帰るぞ!」

天理「あ!ちょっと!ちゃんと頼むよ!あと一つだけ!」

獅子神「なんだよ!」

天理「また新しい事件が起こるかも、」

獅子神「どういう意味だ。」

天理「さぁね。じゃあ頑張って。また会おうね!」

獅子神「会ってたまるか!」


署に戻ろうとする道中シンクが獅子神に聞いた

シンク「ねぇ、獅子神さん。」

獅子神「なんだ?」

シンク「今回の事件はあいつのおかげで解決したんでしょ?」

獅子神「癪だがな、そうだ。」

シンク「なんでもっと早く聞きに行かなかったの?」

獅子神「協力関係ってのは対策課と上層部だけの秘密なんだ。だから無闇に行かねぇようにしてんだよ。でもそのせいで犠牲者が増えるのも確かだがな。」

シンク「そっか。」

獅子神「いいから行くぞ。戻って書類書かねぇと。」

タッタッタッ!(急ぐ足音)

バン!

獅子神「痛て!」

獅子神と女性がぶつかる

獅子神「大丈夫ですか?」

女性「私の友達を助けて!」

獅子神「なにがあった。」

女性「友達が化け物に攫われて!」

獅子神「その話、詳しく聞かせろ。」


ご視聴ありがとうございました

少し文字が多くて読みずらいかと思いますが

よろしくお願いいたします


キャラクター説明

空栗 天理「からくり てんり」

超天才ハッカー。骸対策課とは協力関係にある

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