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#2 燃死の屍人(後編)

12年前、とある民家で火災が発生した

時刻は午後10時過ぎ、消防隊が遅れたこともあり

民家に住む家族は焼け死んでしまったと思われていた。

民家には4人家族が住んでいた。

だが死体は3人分だけだった。

なんと1人。6歳の少年だけが生きていたのだ

少年は身寄りがなく孤児院に預けられ

18歳になり孤児院を出た。

この少年もとい青年がシンクである。


現代に戻る

シンク「俺、復活!」

12年前の事件でシンクは目覚めてしまったのだ。

死を超えた存在に。屍人に。

獅子神「その名も燃死の屍人(ネクロ・パイロ)!」

骸「アーアーバババ、モッエッテッル!」

シンクは全身が燃え怪物のような姿になっていた

シンク「これで、お前を倒せるぜ!」

骸が大きな口を開けシンクに飛びかかる

骸「バーーーーー!」

シンク「あっぶね!」

獅子神「シンク!油断はすんなよ!」

シンク「分かってるんだけどさ!こいつ見た目の割にすばしっこくて!」

獅子神「仕方ねぇな。」

獅子神が腰に携える拳銃を取り出す

獅子神「シンク!ちょっとこい!」

シンク「り!」

シンクが獅子神の横に来ると同時に骸が獅子神の方に飛んでくる

シンク「獅子神さん!俺どうすればいい?」

獅子神「とりあえず、ここにいろ。」

骸「アーアーバ!!」

飛びかかる骸に怖気付くことも無く

獅子神は頭上の看板の支えを撃ち抜く

すると看板が骸の上に落ちてくる

骸「バグァ!」

シンク「うぉー!やっぱ獅子神さんすげぇや!」

獅子神「そんなんいいから、ちゃっちゃとかませ!」

シンク「り!」

シンクは拳に炎を溜め骸の頭に向かい放つ

シンク「どりゃ!」

骸「グァァー!!!」

シンクが炎の拳を叩き続ける

シンク「どりゃどりゃどりゃどりゃー!」

シンクが殴り続けると骸は綻んでいく

獅子神「悪意に飲まれし醜き魂よ、地の果てに帰れ。」

シンク「これで終わり!」

シンクが最後の一撃を叩くと同時に骸は

消し炭になり跡形もなく消えた

獅子神「はぁ〜今回も終わったな。」

シンクを包んでいた体の炎が酸素をなくしたかのように力無く消えた

シンク「疲れたぁー!」

獅子神「シンク!とりあえず倒れてる女性を送るぞ!」

骸に襲われそうになっていた女性は幸い怪我もなく気絶していた

シンク「あーい!」

獅子神「送ったらこのまま直帰だ。疲れたから帰る。」

シンク「ちょっき?着るやつ?」

獅子神「アホが。」


翌朝、獅子神とシンクが出勤する

徳永課長「いやぁー2人とも昨日はお疲れさん!」

シンク「課長さん!お疲れ様です!獅子神さんが凄くてさ、骸の上に看板をドーンって!」

徳永はこの会話で獅子神が拳銃を使ったのを察した

徳永課長「へぇーすごいねぇ!獅子神くん分かってるね?」

獅子神「は、はい分かってます。」

獅子神はシンクにお前ふざけんなよという目で睨んでいた

徳永課長「でもその前に、今回の件は彼の協力無しでは次の被害者が出ていた。獅子神くん書類より前に彼の元に行ってきなさい。」

獅子神「俺ですか!?」

徳永課長「当たり前でしょ!」

シンク「彼って?」

中尾「よぉ!暇な部署の獅子神(ししがみ) 健護(けんご)。」

ここで中尾が水を差す

獅子神「中尾刑事。何の用ですか?これから行くところがあるので手早くお願いしたいんすけど」

中尾「特にねぇよ。ただ暇してるヤツらの面を見に来ただk」

獅子神「じゃあ課長行ってきます!」

中尾「あっ!お前!人の話は最後まで!」

シンクが中尾を突き飛ばす

中尾「ぐわぁ!」

シンク「獅子神さん待って!俺も着いてく!」


カチャッカチャカチャカチャ(キーボード音)

メガネの男「さぁて今回は何を貰おうかなぁ。」

ご視聴ありがとうございました。

また、見ずらい場所や読みずらい場所等

大目に見てくだされば幸いです


キャラクター説明

徳永(とくなが) 雅文(まさふみ)

警視庁骸対策課の課長。


中尾(なかお) 源八(げんぱち)

警視庁捜査一課の刑事で獅子神をいつもバカにしている。

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