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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

僕はコイツをどんな風に殺そうか!    

作者: 七瀬




僕は、子供の頃からずっと大嫌いな男がいる、、、!

僕の幼馴染の【真也】だ、、、!!!


子供の頃から、調子のいいやつで、、、!

何か、自分に都合がよくないと思う事は、、、?


何でもかんでも、僕に押し付けてくる、、、!!!


『葉一だったら? 俺の言いたい事、分かるよな~だから! 俺の代わりに

やってくれないか、、、!』

『ふざけんなよ! なんで僕が、、、!』

『まあ! そう言うなよ~! 葉一の母ちゃんと俺の父ちゃん、、、なんだか?

いい関係になってるらしいぜ! 俺の父ちゃんは、昔から女癖が悪い

からいいけど、、、? 葉一の母ちゃんって? PTAもやってるんだような~!

絵に描いたようなイイ人じゃん! バレたら、困るんじゃーねぇの!』

『・・・・・・』

『別に、悪いように使おうって訳じゃないんだよ~! ただ俺の言う事を

黙って聞いてくれないかって言ってるだけだ、、、!』

『・・・分かったよ、』

『やっぱり、お前は俺の唯一の親友だな~!』

『・・・・・・』



真也は、人の弱みを握るのが上手い、、、!!!

僕も、自分の事じゃないけど、、、?

お母さんの事を、バラされるのは嫌だ、、、!!!


僕が幼い頃から、僕のお父さんとお母さんは喧嘩ばかりで、、、。

離婚しないのは、、、 『全て、僕の為!』

二人の関係は、冷え切っているのに無理矢理一緒にいるから、、、!

お互い顔を合わせれば、喧嘩ばかりで、、、。



・・・それに、真也のお父さんと僕のお母さんが仲良くしていたのを

僕も見た事がある、、、!

誰から見ても、恋人同士のようにベタベタしていた、、、!


僕も真也も、知っている事なのだけど、、、?

僕のお父さんが一流企業で働いているから世間体と言うか、、、?

【不倫】とか? 【離婚】とかは、、、?


仕事の出世に影響するらしい、、、!!!




まだ、僕も真也も小さかった頃は、仲が良かったんだ、、、!

だんだんと真也の本性が見えてくると、、、?

僕はコイツの事が、心の底から嫌いになった、、、!!!


僕の頭の中で、真也を何千回も殺した、、、!

でも、本当に殺さないといけないと本気で思うようになった、、、!



コイツ! 僕の彼女の朝菜にまで手を出そうとしている事が分かったからだ、、、!


『なあ~葉一! 朝菜、俺にくれないか、、、?』

『はぁ!? 何言ってんだよ! そんなの出来る訳ないだろう、、、!!!』

『よく聞けよ葉一! 俺はお前の弱みならいくらでもあるんだぞ! 分かって

んだろうな、、、!!!』

『・・・でも、朝菜はダメだ! もう直ぐ僕たちは結婚するんだよ、、、!!!』

『なんだよ~そんな事か! やめればいいじゃーん!!! あとは俺が朝菜の

事を幸せにするから、それでいいだろう、、、!』

『・・・分かったよ、』

『流石、葉一だな~! 物分かりがイイ、、、!!! 大丈夫だって! 俺が

ちゃんと、朝菜の事! 大事にするからさ~アハハ~』

『・・・・・・』



僕は、あの時ほど、コイツを憎たらしいと思った事はない、、、!!!

【マジで! 本気で、コイツ、殺す!!!】


僕の頭の中で、この言葉がグルグルと回り出した、、、!!!





僕は直ぐに、朝菜に会ってこう話した、、、!


『ごめんね、こんな時間に、、、。』

『別にいいんだけど、、、? 何かあったの、、、?』

『少しの間、僕と会えなくなるよ! それと、真也とは絶対に連絡も会っても

ダメだからね! いい? 分かった、、、?』

『・・・どうしちゃったの? 葉一!』

『僕はね! どうしてもやらなくてはいけない事が出来たんだ、、、!!!

僕の事を信じて、何も言わないで! 僕を待っててくれないか、、、?』

『・・・うん、分かった! でも危ない事をしようと思ってないよね、、、?』

『あぁ、大丈夫だよ! 心配ない!!!』

『・・・なら? いいんだけど、、、。』

『じゃ~僕からまた連絡するから!』

『ううん。』



僕はこうして、真也を殺す準備が出来た、、、!!!

コイツを殺す方法は、いろいろ考えた、、、!


交通事故を装ってひき逃げをして殺すか、、、?

通り魔で、ナイフで後ろからブスッと刺すか、、、?

毒薬を飲ませて殺してしまうか、、、?

本当に、いろいろ考えたのだけど、、、?


一番いいのは、人を殺したいと心底思っている奴に依頼する事にした、、、!

精神的に狂ったやつがイイ! 狂気的な奴が、、、!!!


人間の中には、血を見ると、、、?

必要以上に、興奮する奴がいるらしい、、、!


僕は、そういう奴を見つけて依頼する事にした、、、!

僕の知り合いに、そういう奴を知っている人がいて直ぐに引き受けてくれたんだ!


『なあ~真也! 今日の夜、どうしても大切な話があるから! 時間を空け

ててくれないか、、、?』

『あぁ~いいよ! 俺は問題ない! 飲みにでも行こうか~!』

『あぁ、』





僕はこの日、、、。

真也をベロンベロンに酔わせて、依頼した男に全て任せた、、、!


最後に僕と真也が交わした言葉は、、、?


『じゃ、』

『・・・葉一、いろいろごめんな、俺みたいなやつと友達になってくれたのは!

葉一だけだよ~! 本当に感謝しているんだ! ありがとう。』

『あぁ、もういいよ、』




次の日の朝、、、。


テレビのニュースに、真也がナニモノかに殺されたと流れていた、、、!

殺した相手は、人を殺す事を楽しんでいる人間だとも言っていた、、、!


右耳をナイフで切り取り、致命的ところを避け、ナイフを何度も何度も刺し!

周りは血まみれで、何十か所とナイフのような刃物で刺されていたらしい...。

殺した相手は、怖がる姿を見て興奮して殺しを楽しんでいるような人間だ、、、!

殺された相手は、もがき苦しんで、亡くなったとも言っていた、、、!!!



僕は、これで、、、!

誰にも脅されて生きて行かなくていいんだと、、、。

ホッとしていたのに、、、。


ニュースをみた! 朝菜が僕に電話をかけてきてこう言った、、、!


『真也クンを殺したの? 葉一なの、、、?』

『えぇ!?』




最後までお読みいただきありがとうございます。

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