Ⅰリブアース策謀
麟河系宇宙空間。
麟河暦0508(ゼロごゼロはち)年。
世界は、麟河科学鋼動技術力で統制された。
鋼動技術システム『シュターリクス』でいろんな輸送力・搬送力を楽に、便宜的に役立たせた。
シュターリクスの応用形態シュターライドは、麟河空域圏で『鋼動大工』として利用された。
シュタレードは、その大工に戦備を携帯された重装備型の機体である。鋼動技術を更に訓練された者が扱いやすい鋼操機能が搭載の存在だという。
鋼制地で生活できるようになった麟河暦0960(ゼロきゅうろくゼロ)年。
シュタレードが全麟河空域に分布。鋼制地が数十基建造された現代。
05時代から09時代もの間、鋼制地大戦が5度も繰り返された。
いずれも超巨大都市開発のために鋼制地を吸収一体化にする意見と、従来保守派意見とに分裂。互いが意見を主張し合って武装を強化し戦争に至ってしまったのだった。
麟河系の地球とも言われる母星『リブアース』。
リブアースの光輝翔翼党が開発のシュタレード母星仕様の機体を量産させ、吸収一体化反対主義居住区を無差別攻撃対象に決定。この作戦を決行させた。