感情をコントロールする
みなさん、『感情のコントロール』出来ていますか?
『感情』をコントロールするのは容易くはないです。
そもそもコントロールしようとすること自体ムリなんじゃないの?と正直思う。
『感情』をコントロールしたいと思っている人は、自分に『感情』の起伏があることをきちんと理解しているから、十分素晴らしいと思う。
だいたい『感情』剥き出しで他人に迷惑を掛けてる人は、自分に起伏があることを理解していないと思っている。
例えばいつも『怒っている』人は自分が『怒り』と言う感情に振り回されている事に自覚できていないと思う。
ある種『怒る』ことで快感を得ているように思う。趣味、怒ること。みたいな?
そんな人達は『怒り』をコントロールしたいとも思っていないし、自分を『怒らせる』他人に問題がある。と本気で思っていたりする。
そんな人達の『怒り』は人のためではなく、あくまで『自分』のために『怒っている』のだ。
何か問題が発生し問題の発生元に対して『怒る』。
これはありがちなことで、重要になってくるのは『怒り』を露にしている人が、問題の発生元に対してどういう思いで『怒り』を出しているのか。と言うこと。
この『怒り』が相手のために、相手を思うあまりの時に出る場合は『怒り』とは呼ばず、『叱る』と言います。
相手に成長や期待などが含まれているのです。
『叱る』ことが出来てる人は怒鳴り散らしたとしても、色んな場面で自分を見守り、成長を願ってくれています。
逆に何かの問題が発生したことに対して『怒り』表してる場合は、往々にして、自分の思い通りにならないことに腹を立ててることが多いです。
自分に責任が回ってくるから、自分の評価に響く、自分が思っている通りになっていない等です。
こういう人達は問題の内容や解決策なんて、頭から考えていません。
ただ『この不始末、どう責任取ってくれんねん‼俺の怒りをどうしてくれんねん‼』と訴えているだけです。
あなたが勝手に怒っているだけだから、勝手に怒りを沈めてください。って話です。
起こった問題に対しては真摯に受け止め、早期解決するように頭を下げたり、誰かの助けを借りたり、努力をしなければいけません。
それが問題を起こしたときの『責任』の取り方です。
怒ってる人の気持ちを沈めるのは、取るべき『責任』の内に入らないので注意して下さいね。
そういう私も他人の『怒り』に物凄い敏感です。
はっきり言って、体が硬直して動けない、頭が真っ白に成る程恐いです。
暴力を振るった元夫しかり、以前勤めていた会社の社長、上司しかり、父親しかり、現夫、他人しかりです。
ただ恐怖はあっても種類の違う恐怖だったと思います。
元夫と上司は感情的な『怒り』だったのに対して、その他は思いのある『怒り』『叱り』だったと思います。
元夫の場合は『俺の評価』に繋がる物と、自分の『感情』にたいする怒りだったように思います。
何か問題が起こり、問題の本質より『思い通りにいかなかった』事に対して、大声で罵倒し攻め続けます。それも自分がスッキリするまで何時間でも。
怒鳴ってる時によく言われたのが『どう責任取ってくれるねん!』『俺の怒りをどうしてくれるねん!』
こんな言葉の前には『お前のせい』って言葉が付きます。
責任を取るために対策を提示してもダメ出しや揚げ足を取ったり、『それでも上手いこといかんかったらどうしてくれるねん!』でした。
とりあえず思い通りになってない事に、『怒り』続けているのです。解決する気は更々ない。
『怒る』ことで、人より上に立った錯覚による快楽を得ています。
人を攻撃することは快感になりやすいです。
そして元上司は、社長の奥方でもありました。
このパターンは『面倒なパターン』らしいです。精神科の先生が仰っていました。
社長は会社の長ですから、その嫁というだけでまるで自分が偉くなったように感じるのかもしれませんね。
女性の夫の立場や収入、子供の成績などで他人と張り合うのとよく似ているのかも知れません。
この人は常に私に対してイライラしていました。毎日、あれがダメ、これがダメと人前で大声で怒鳴っていました。時には巻き舌で『◯◯やろうが‼』と。
挙げ句に『出来ない人』と毎日何度も人がいない場所で言われ続けました。
その内仕事をきっちりこなすことよりも、その人に『怒られない』事が仕事になっていました。
この会社には未経験で入っていたので、その人と同じレベルで仕事が出来ないことは明白だったと思うのですが、そんなことは当人には関係ないことだったと思います。
ただ『自分より劣る存在』だと知らしめたかったのだと、今思うのでした。
例えその人より仕事が出来たとしても、です。
結局この会社には一週間もいることが出来ませんでした。
就職してもすぐ辞める、従業員にムリをさせることで会社内、業種内では有名だったようです。
10年ほどの歴史の中で本人たち以外は、3年以上勤めている人は居ませんでしたし、いつも求人を出してる状態だったようす。
社長に関しても仕事を教える事に関しては問題なかったのですが、先に述べたように従業員に対して無茶をさせることに対して疑問に思わない問題のある人でした。
2ヶ月以上従業員に休みを与えていないのが元上司の自慢で、仕事が忙しい事のアピールだったようです。
現場に入っていた職人さんも私もドン引きでしたけどね。
自分達の仕事の配分の無能さと労基を無視している事を、自慢げに話しているわけですから。
その結果入社翌日から下痢になるは、恐怖のあまりいつも手が震えていました。
半年以上たっても恐怖が拭えず、就職できない状態が続いています。
『感情』をコントロールするには当たり、重要になるのが『冷静』であること。
『感情』は人間には切っても切れぬ存在です。
『感情』を失った状態では、もはや人とは呼べない。
『感情』は必ず揺れるものです。人によって大小はあるものの必ず存在します。
それを理解した上で『感情』の揺れを感じながら、何故揺れたのかを、何に対して揺れているのかを気付かなければいつまでたっても『コントロール』することは出来ません。
これは『冷静』にならなければ、到底出来ことではないと思っています。
そのときに冷静でいれることが理想ですが、思わずカッとしたりするのが人間です。
冷静になったときに感情に振り回された結果を受け止めて、どう対処をすればいいか考え、行動すればいい。
それを繰り返しながら、『冷静』になれないパターンを知り、意識をするだけで少しづつ『感情のコントロール』が出来るようになってきます。
一朝一夕で出来ることではないし訓練が必要ですが、努力していると周りから信用されます。
ただ感情的な人から理解される、信頼されるわけではないのでご注意を!
そんな人達は人を信頼なんて、鼻からしようと思っていません。
大切にしているのは自分だけの、ご都合主義なんですから。
そんな人はほっとくのが一番ですが、気にしてしまう人もいます。
私がそうでした。
その人たちに気に入られるには、その人の『思う通り』であって、それ以上でもそれ以下でもありません。
ようは『言いなり』です。不満にも思わず、疑問にも思わない、そんな存在です。
話は戻って『冷静』に判断できる事が増えると、感情に振り回されることがなくなり、思考がクリアになります。
必ず自分の『自信』に繋がります。
今の私はいつも『コントロール』出来るわけではありません。
人が『感情的』なるとパニックになり、『冷静』さを欠きます。
冷や汗が出て、手足が震え、指先が冷たくなり、頭が真っ白になります。
その理由は相手の感情的な表情と声に『恐怖』があるからです。
『恐怖』は『不安』からきます。
得体の知れないものに対して、どうしたらいいのか分からないが故に『不安』になるのです。
そして『攻撃』されることに対しての『不安』も同時に存在しています。
『攻撃』とは自分の気持ちを『否定』されること。
『お前は間違っている』と言われているように思ってしまいます。
それがとても嫌だったのです。
感情的になってる人といるといつの間にか自分も感情的になって、
自分の気持ちなのに自分で『コントロール』出来なくなってしまい、相手を言い負かせたいという気持ちに支配されてしまいます。
自分が感情的になっている人の言いなりになる=自分の負け
だから負けたくなくて自分も感情的に攻撃してしまうようになってしまうのが『恐い』のです。
それは本来の目的から離れてしまっているので、私の『心』はスッキリしない。
より良い状況にするための話が、いつの間にか自分の『損得』で動いているわけですから。
ですから『自分の心の動き』の変化を理解する事が大切なのです