表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/38

魔法文明の誕生(2)

レミア

『結局君は何なの?』


クロエルス

『俺は生体文明の遺産を注ぎ込まれて作られた・・・銀竜(機械仕掛けのドラゴン)と言うらしい』


レミア

『えっ!?あの姿って竜なの!?』


そういえば、翼や尻尾に見えなくも無い部分とかあったけど、変な塊にしか見えない訳で


クロエルス

『魔力があれば多少はまともなんだよ!』


多少なんだね


レミア

『最近噂になってる魔法の実現と関係があるのかい?』


クロエルス

『俺はそのプロトタイプだ。全く、そんな夢物語を追ってるばかりに』


そうだよね、ガイア大陸では言葉によって魔力を操作して現象を起こす(呪文)ロドキア大陸では魔力をエネルギー源としたり魔科学だったりとか発展してる訳だけど、(魔法)魔力をそのまま現象に変換するなんて出来る訳が無いよ


レミア

『君がプロトタイプなら、魔法は使えるの?』


クロエルス

『魔法を使う機構はある。だが、色々注ぎ込み過ぎて燃費が悪くなり、魔法に使うだけの魔力が無かった』


へー、魔法を使う為の機構なんて作ったんだ。面白い事をするね


レミア

『今はあるんだよね?』


クロエルス

『竜の血、しかも竜王のものを一瓶飲んだんだ。魔法を使っても全然余る』


レミア

『風魔法を使ってよ』


俺は風竜王だから風魔法。ただそれだけ


クロエルス

『わかった。風魔法ウインドブレード


クロエルスの作った風の刃は、地面を切り裂きながら前へ進んで行き。見えなくなった


レミア

『呪文のウインドブレードより恐ろしいね。魔法になると強化されるとか?』


クロエルス

『そんな事は無い筈。火魔法フレイム


クロエルスの作った火の弾は、呪文のものと大差無い。投げてみても威力も大差無い訳で


レミア

『他も試してみたら?』


結局試しても、風魔法以外は普通だったよ


クロエルス

『風竜王の魔力が原因か?』


これって、魔改造とか言う奴じゃね?


レミア

『よし、次は白竜の鱗をいってみよう!』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ