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黒月さんとのコラボ的な?

今回はレーこと僕が手を加えている訳ではないので、作風が違うかも知れませんがご了解ください







「暇ですね~…」


「仕方ないだろう、それが私達の運命サダメだ」


ここではないどこか、そこはただ何もないただの空間が広がる世界。そこに人影と一本の剣があった。退屈そうに寝転がり、ごろごろとだらしなくだらけている人物。


彼女の名前はウル・ローグ。希望と未来を司る堕神である。その隣で彼女をたしなめるように諭す剣の名はナバト・ローグ。忘却と過去を司る堕神である。


「今日もソロさんとこ行こうかな…」


「また空間を歪ませるとジダイガに怒られるぞ? それになんども行けば迷惑になる」


「うぅ……定期券みたいなのがあったらいいんですけど…」


彼女の話の中に出てきた人物、ソロさんことソロモン・レクターは人間である。限りなく一応。


ある日突然やってきた漆黒と空間の支配者であるセイ・ジダイガとひょんなことから仲良くなり、また彼を媒介にしてウルたちとも仲良くなった。詳しくはレーさんの『ミラーワールド・封じるものの小休止』をご覧ください


それ以来なぜかソロモンとウル、それに数人のほかの堕神や神とはよく遊ぶ(?)ようになった。


「う~ん……暇です~……そうだ」


ウルが思い出したようにつぶやく。ウルは元々あまり記憶力がよくない。彼女の定めゆえ、仕方のないことなのだが。それゆえ、彼女がなにかを思い出すことは非常に珍しいことであった


「そういえばソロさんのあのときの力…一体なんだったんでしょう…」


ウルの言う力とは、一度ウルを狙うものが現れたときの話である。おそってきた襲撃者に対して彼は「ソロモン・レクター」とは名乗らずに、「ヴァアル・ゼブル」と名乗り、人が変わったように強大な力を奮って彼女を護った


人間という枠を著しく飛びぬけたその力は、堕神であるウルまでもなぜか不安にさせる。そしてなぜか、彼のことをもっと知りたいと思うようになった。


「よし!」


「こんにちはソロさん!」


「やれやれ、またか…」


ジダイガに怒られるの覚悟で空間を歪ませ、ウルはソロモンのいるところへと降り立った

机の上で万年筆を走らせていたこの男こそソロモン・レクターである。外見はおよそ20代後半。真っ黒な髪に赤目、今は室内なので外しているが、赤みがかった大き目のサングラスに黒い大きなハット、黒いマントと普通に見れば怪しさ爆発の男だ。

呆れたような表情でウルを見やるソロモン。だが、悪い気はしていないようだった。まるで手のかかる妹の世話をしているような


「今は少々忙しいのだ、お茶の時間まで待っていてくれ」


「は~い」


それからしばらくの間、部屋の中にはカリカリという万年筆を走らせる音が響いていた。


「ふぅ……こんなものかな」


「お仕事終わったんですか?」


「まぁ一通りはね。さ~て、休憩するか。紅茶は何がいい? アールグレイ? RAB? ダージリン?」

「オレンジペコで!」


「了解した」


「時にソロさん、あのときの事なんですけど……」


あの時。ウルを狙うリアという人物が急襲してきたとき、ソロモンが振るった謎の力。この世のものではない、恐ろしい邪悪の力。その話題が出た瞬間、ソロモンの顔が強張る。迷惑かもしれない。でも、知りたかった。


「………いつかは話さなければとは思っていた。私は……厳密には人間ではない。人間の体を使ってはいるが、中の魂などは悪魔なのだ」

虚空を見つめながらぽつりとソロモンは零した。


「やはりか」


「ジダイガ」


空間を歪ませて現れた見た目20代の男。名はセイ・ジダイガ。漆黒と空間の支配者である。偶然の一致から運命の合致か、ソロモンが初めて出会った異界の者。


「こちらの世界ではあまり馴染みのない存在だが、悪魔は確かに存在する。そしてソロモン、貴様はどうやら高位の悪魔のようだな。72人もの悪魔の力は普通の人間には扱いきれまい。72柱の悪魔たちはどれもかなり高位の悪魔たちだからな」


「あぁ。私がソロモン・レクターとして転生したときだった。地上に降り立った私を今いる72柱の悪魔たちが襲ってきたのだ。私が悪魔の時に煮え湯でも飲ませたのか。ともかく、人間になったときが好機と思ったのだろう。

だが力はまだアリアリ余って残っていた。72人とも全員ブチのめして従属させた。それが72柱能力の真実だ」


「ところでソロさん、ちょっと前に過去へ旅行したじゃないですか」


「いや、あれは旅行というかちょっとした惨劇に巻き込まれt…」


「あのときのソロモンすっごく楽しそうだったね~♪」


何もない空間から一見子どもが現れる。だが彼も堕神の一人、灼熱と憑依を司る堕ちた神の1柱


「という訳でソロさんの過去へ行かせてもらいたいんですが答えは聞いちゃいません!」


「聞く気すらねぇのかよ?! そして楽しくもなんともありませんでしたが?!………私の過去が、見れるのか? ってかジェラまでいつの間にかいるし」「もしかするとソロモン、お前には過去がないのか?」


ウルが持っていた剣が口を利く。驚いたことにこの剣も堕神なのだ。名はナバト・ローグ。過去と忘却を司っているらしい。余談だが、過去にソロモンはこの堕神を振りかざして神を退けたことがある


「………過去がないわけじゃない。私が覚えているのはソロモン・レクターとしてここにいるということを自覚したときまで、そして……私がかつて魔のものだったということだけだ」


「私自身も少々興味がある、いい機会だ。ソロモン、貴様の過去を見せてもらおう」


「その過去は私自身は見れるのか?」


「残念ながら見れるのは第3者達だけだ。本当ならばソロモンは覚えているはずの過去だからな」


「記憶自体にロックが掛かっているから私自身は見れない、つまりは自分で思い出せということか」


「そう考えてもらってかまわんだろう。人間とは過去のトラウマなどを知らず知らずのうち心の奥に仕舞い込むように出来ているからな。でないと人間程度の精神力ではすぐ心が壊れてしまう。

だが記憶自体は消えずに残っている、ソロモンがそれを思い出せないだけでな。だから第3者しか見れない。一応同意を求める、過去を見せてくれ」


「構わない」


ジダイガがウルからナバトを受け取り、校長室の床に突き立てる


「ではいくぞナバト。神力(過去の謁見)」


数秒後、ジダイガたちは荒野に佇んでいた。刹那、辺りに轟音が響く


ドゴォォォーーーン!!   ズガァァァーーン!!


「な、なんですか?!」


「……どうやら厄介な場所に出てきてしまったらしい」

ジダイガ達が降り立った場所、そこは戦場だった。轟音が辺りに反響し、阿鼻と叫喚の混声合唱が鳴り響く。


「……フン。おそらく天使と悪魔の戦争といったところか。もう少しマシな場所に飛びたかったがな」


煩わしそうにジダイガが顔をしかめる。あの男、なかなかどうして面倒な記憶を持っているようだ。


「見たことない種族ばかりです……」


「当然だ、我々はソロモン達から見れば異界の存在なのだ。そもそも我らがイレギュラーなのだ」


ナバトがウルを窘める。その時だった。こちらに向かってくる音がある。馬の走る音だ


『貴様ら! ここで何をしている?!』


「チッ、面倒なことになった」


ジダイガが吐き捨てるように呟く。現れたのは巨大な骸骨の馬に跨る、これまた巨大な悪魔。


『貴様ら、魔の者ではないな?! ここを魔の領域と知っての狼藉か!』


「知らなかったんですもん……ごめんなさい」


「来ちゃったものはしょうがないじゃん♪」


雉も鳴かずばなんとやら。ジェラの軽率な余計なひと言が悪魔を激昂させてしまったようだ


『子ども!! 我を魔大公と知っての狼藉か?! まぁよい、ここに来たことを後悔するがいい。死んで我の手柄となれぇ!!』


手に持った槍でジェラを狙う大公。ジェラはそれを避ける


「ジェラ、手出しはするな。世界が歪む」


「分かってるよジダイガ♪ ちょっとくらいなら…」


「ジェラ」


「……ハーイ」


ひょいひょい攻撃をかわして魔大公を弄ぶジェラ。心底愉快そうなジェラに対して大公のほうはかなりお冠だ


『吾輩をナメおって……もうよいわ! この辺り一帯ごと消し去ってくれる!!』


大公が持っていた槍を天高く掲げる。槍先に膨大なエネルギーが集まり、巨大な火の玉となった


「チッ、遊びすぎだジェラ」


「えー? でもどうする? このままじゃ大変なことになるね♪」


『死ねェェ!!!』


『おっ、面白そうなモン発見! やっちまえレヴィ!』


『体のいい暇つぶしだ、やってやれ』


『まったく……らしくないですわ……溢れ出る海 (ロストグランド)』


「?!」


一瞬だった。ジダイガ達の目の前に海が出来上がったのだ。大公は悲鳴を上げる間もなく海に飲み込まれ、海底へと沈んだ。と、後ろから3つの声。この海を作り出した元凶らしい


「相も変わらずスゲーなぁ、お前の水魔術」


「当然ですわ。ま、強酸性の海だから死の海なのですけれどね」


「ま、最近調子こいてたコイツにはいい薬だろ。よくやった、リヴァイアサン」


「ゼヴル様……はぁ~~~~ん……」


低い、威圧感漂う声に褒められた女性らしきものは艶めかしい恍惚の声を上げる。聞き覚えのある声だった


「この声……ソロさん?!」


『? なに言ってんだこの小娘』


ウルが振り向くとそこには3つの人でなしがいた。一人は赤い髪の長身の男。見かけ若干チンピラ寄りだが、端正な顔立ちをしており、イケメンの部類に入る。もう一人は女性だ。濃紺の髪と瞳、たっぷりと水気を含んでいそうな艶やかな肌。ウルはこの女性に見覚えがあった。


「あ……レヴィア……さん?」


「! めずらしいな、ウルが過去のことを覚えているとは」


少し驚いた表情を見せるジダイガ。そんな彼を尻目に会話は続く。


『私を知ってるの? 私はアナタのことは知らないけれど』


『俺たちも有名になったってコトじゃね? ってコトはキミたち俺らのファン?!』


『絶対に違う。目立つ理由は悪目立ちだろうしな』


そして最後の聞き覚えのある声。この声の主は二人と違って異形の姿をしていた。人型、全身が昆虫の甲殻のようなもので覆われ、巨大な赤い目は複眼だ。

昆虫が悪魔化したらこうなるのだろうか。どこかの昆虫の改造人間を彷彿させる

「聞きたいことがある。ソロモンという人物を知らないか?」


ジダイガが問う。


『ソロモン? 聞いたことねーなー』


『知りませんわ』


『我輩も覚えはないな』


「ではヴァアル・ゼヴルという名に覚えは?」


ナバトが問う


『『『剣が喋ったぁぁぁぁぁーーーーー?!』』』


意外とノリのいい連中である


『ヴァアル・ゼヴルとは我輩のことだ。序列は第2位』


『俺はベリアル。序列はゼヴルと同じく第2位だ』


『私はレヴィアタン。リヴァイアサンとも呼ばれていますわ』


「この世界の最高位に最も近い存在が二人も……」


『こちらは名乗った。そちらも名乗るのがスジだろう?』


昆虫怪人ことゼヴルが問う


「……訳合って話せん。ではだめか?」


『へ~……なんかスゲー面白そうじゃね?! こいつら!』

『……そうだな。厄介ごとか? 解決に我輩たちも手を貸そうか?』


「いや、単なる余興だ。彼女がどうしても(時間)旅行がしたいというのでな」


「えぇ?! わ、私でしゅか?!」


『『『(噛んだな)』』』


「「「「(噛んだ)」」」」


「あうぅ……」///



あれから時間がたち、夜。彼らは戦場から大分離れた場所でキャンプファイヤ-をしていた。焚火の周りにはそこの川で取った魚が焼かれている。焚火の上にはヤカンらしきものが宙に浮き、中の水を沸騰させている


『我輩たちは3人で旅をしている。世界が今どういう風に変わっていくのかをこの目で見ていたいのだ』


『ま、やることなさ過ぎて暇つぶしってのが一番だがな』


『どこへ行っても戦争……軍への支給のせいとか言って宿で出される食事はブタのエサレベル……正直嫌気がさしますわ』


「どこの世界も変わらんな。どこも等しく罪深い」


『卿らは別世界の住民らしいな、漂う雰囲気でわかる。なるほど、名乗れぬわけだ。空間に干渉をかけるなど、只者ではなさそうだな?』


「そうだ。先刻にも言った通りただの余興だがな。不老不死身というのはなかなかにつらい。暇を潰すのにも大変な労がいる。だが我々はそれでも存在し続けなければならない。それが我らの運命サダメだ」


『さっきから思ってたんだがよ、その剣ってなんなんだ? 魔導武器ってわけじゃなさそうだし』


「あー……私の大事なパートナーです!」


「(ウルめ、茶の濁し方が上手くなったな)」


『そう。そういうことにしておいてあげましょうか』


シューシュー


 ヤカンらしきものから蒸気が吹き上がる。どうやら加熱処理が終わったようだ。ゼヴルがのそりと立ち上がり、ヤカンを持つ。平らな石の上に置き、どこからかティーセットをとりだす

そのどれも邪悪な文様が描かれているが


『沸いたようだな。卿らも茶はいかがかな? 我輩が特別に淹れてやろう』


『ま、待った!! 俺が淹れる!』


『わ、私が淹れますわ!』


『ム? 遠慮せずともよいのだぞ?』


「じ、じゃあ私が!」


ウルが挙手する


「俺もー♪」


なぜかジェラも挙手する


「我が…」


不可解にもナバトが名乗りを上げる


「では私が……」


『『『「「「どうぞどうぞ」」」』』』


「貴様ら……」


見事謀られたジダイガ。結局お茶はレヴィアが淹れた


『ゼヴルはさ、壊滅的な料理ベタなんだよ……この前作った料理らしきもので天使軍の一個小隊全滅させたんだ……』


「それはもはや料理と呼べるのか?」


「ナバト、どうですか?」


「我に押し付けるなウル」


少し離れた場所。そこから彼らを監視する影があった


『ゲヒ……ばーるぜぶる……べりある……りばいあさん……それと……よくわからないもの………ねしずまったときがこうき……イギッ…』


 常闇の世界にも夜がある。空は暗いが時間の概念は存在する。神や悪魔とはいえ休息は必要になる、というよりこれも暇つぶしの一つなのだが

がさり。近くの草むらがざわめく


『ぎぎ……ひひ』


『ぐるぅ………ヒッヒ…』


 消えてしまったキャンプファイヤーの周りには休息に入っている人影が多数。それを囲む人ではない形をしたもの、その数不明。その辺り一帯の平原をすべて覆い尽くさんばかりの数だ


『寝込みを襲うか、非紳士的だとは思わないか? 卿らよ』


『?!』


魔界特有の二つの赤い満月を背にして、魔界序列第2位が空中に浮かんでいた


『おそらく大公の手の者だろう。卿らからあ奴の匂いが漂っておるわ』


『ぎぎ…ヒヒ……』


『……使い捨て用の獣悪魔か。哀れなものよ、主が愚鈍であるがゆえに不幸な目に合う。このように、なッ!!』


 空中を強く蹴りだし、魔物の群れに突っ込むゼヴル。勢いをつけ地面に降り立つ。たったそれだけで、3ケタの魔物が消えた


『起きろ、ベリアル、リヴァイヤサン、そして異邦人達よ』


「面倒だ、まったくもって面倒だ」


ジダイガが心底面倒くさそうに立ち上がる。こいつ、本当に眠っていたのか?


「か、囲まれてます?!」


「ウルよ、慌てていては冷静な判断は下せぬ。落ち着くのだ」


ウル&ナバトも目を覚ましたようだ。


『ぐごー……すぴー…』


『……リヴァイヤサン、ベリアルを起こしてやれ』


『了解しましたわ』


赤毛の男の顔に大量の水がぶっかけられる。やっと意識を取り戻したようだ


『ン……あれ? なんでオレ濡れてんの?』


「周り見たほうがいいよー♪」


『ン~? うぇ?! めっちゃおる?!』


『大公の手の者だろうな。殲滅してついでにその足で大公の城も落とすぞ』


『『了解しましたわ』』


 ゼヴルが両手を前方に突き出す。リヴァイヤサンの周りに水が湧きだし、溢れる。ベリアルが虚空から炎の槍とバイクとを呼び出す


『別世界の者がこの世界に干渉するのはまずい、卿らはそこで待っていてくれ。では』


『『『行くぞ』』』


『ヒャッハー!! 雑魚共は殲滅だぁー!!』


 バイクを片手運転で縦横無尽に乗り回し、もう片方の手で炎の槍をブン回すベリアル。炎の槍一振りで半径数キロが焦土と化す


『沈め、溺れろ、死の揺り籠で』


 地面下から湧き上がる強酸性の海が雑魚をどんどん飲み込み、骨にし、最終的には骨すら溶かしていく

『失せよ。それが卿らに与えられた唯一の権利』


 突き出した両手のひらから、滅びの弾丸が目まぐるしい速さで放たれる。当たった雑魚は血しぶきを散らすわけでもなく、消失した。まるで最初からそこにいなかったかのように


「皆さんすごいです……」


「恐ろしいものだ、戦ったとして私も勝てるかわからんな。フフ…」


『殲滅完了』


数分後。彼らの周りには草木も生えぬ不毛の土地が完成していた。命の欠片も存在しない


『あ~いい暇つぶしになった、やっぱ殲滅戦とかたまらねぇww』


『フン、下劣ですこと』


『お前も楽しんでいただろう、リヴァイヤサン。私も楽しんだが』


「流石だな」


『我輩としては卿らが戦っているところを見てみたかったな』


『んで、大公ツブしたあとどうすんの?』


『そうだな……戦争を終わらせる』


「?! そんなことできるんですか?!」


『我輩を誰だと思っている? そろそろお互いに疲弊しているころだ、天界と魔界を隔絶してもよかろう』


『出来んのかよ?』


『お前も堕ちたものだろう、あいつ等がこっちへ来るときに使っている門を破壊する』


『なーる。ついでこっちの門もツブしとこうか』


『それが終わったらどうします?』


『……そうだな、下界でも行ってみようか』


ぐにゃりと世界が歪む。気が付けばジダイガ達は天月高校の校長室にいた



「おかえり。お茶が入っているぞ」

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