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どっちから先に

作者: Soraきた

どっちから先に恋したんだろ

真夏の花火のように

ドキドキが止まらないうちに

夜空に舞って描いたハートのように


どっちから先に恋したんだろ

部屋をなんとなくで

模様替えしてみようと思った

そのあとの達成感は

何事にも変えがたいこと


あした、キミのもとへ

僕の気持ちが届いたとしたら

キミはいつものように

澄ましたような表情で

今後の僕に会ってくれるのかな


今日、この瞬間から

キミへの思いが重なったら

これ以上、僕はおどけたフリはしないで

キミのもとへ

駆けつけていく


どっちから先に恋をしても

僕たちは揺るがないでいる


キミの目指したいところへ

僕もいっしょに

目指したいところがある


この先の恋について

語ることが特別じゃなくて

会うことだけが

あたりまえではなくて



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