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ダンジョン暮らし 8

新しい方のベッドにリンクを寝かせる、今日は疲れた、俺は装備を外し古いベッドに寝転がり眠りにつく。


リンクは悩んでいた、リトルを誘惑し種を吐き出させれば地上に帰れるが、誘惑してリトルが僕を抱くのか、そして見せられた心は拒否しながらも快楽に溺れ壊れる女達、僕もあんな風に乱れ壊れるのかと。


現在1人で歩けずベッドも別だ、リトルにずっと気を使われている、何故僕を助けに来たのか聞きたいが…って変にリトルを意識してしまい頬が緩む、リトルは報告書にあった良い魔物だった、奴等を一方的に倒したけど、それは他の冒険者だってきっと出来るからリトルが特別って訳じゃ。


離れたベッドで寝るリトルを見る、助けられたから?魔物に対する嫌悪感はあるのにリトルからは嫌悪感より…鼓動が高鳴る地上に帰るにはリトルとする…やっぱり体が変だ指が勝手に下半身に伸びる、駄目と思ってるのに触れてしまう、でも最初は痛いって言うし少し位って…あぁもう!


リトルを見ないように寝返りを打つリンク、動くと体が痛むが痛みが気持ち良い事に気付き悶える、結局リンクは悶々としたままいつの間にか寝ていた。




ぐっすりと寝て起きたリトル、体を起こした視線の先に寝相のせいか、色々見えてるリンクが寝ており、それを見て体力が回復したのもあり下半身も凄く元気だ、急いでそっとリンクに毛布をかけ、水と果物と乾燥肉を見える所に置き部屋から出る、鍵…普段は使ってなかったが部屋から雌の匂いが溢れてる、他のゴブリンが入らない様に鍵をしておこう。



「ベアト居るか?」

「おはようリトル、リンクは連れて来なかったのね」

「まだ寝ている、対価について聞きたい、取ってこれそうなら取ってくるが」

「それなんだけど、こっちにいらっしゃい」

「ん」


ベアトが立ち上がり奥の部屋へと入り、俺も着いていく、様々なフラスコや本、魔方陣や杖、如何にもな部屋だ、ベアトの私室かベッドに腰掛けたベアトは問う。


「リトルは彼女リンクの治療を望んでるわよね」

「ああ、それと地上への帰還だ」

「地上への帰還は彼女自身が対価を払う必要があるの、でも治療の分の対価ならリトルから頂いても良いと思ってるのよ」

「ふむ」

「対価の前に聞きたいんだけど、何で彼女に肩入れしてるの?」

「俺がそうしたいと思っているから、例えリンクじゃなくても同じ事をする」

「罪作りね…貴方そのうち女をいっぱい泣かせるわよ」

「そうなのか?」

「まあ良いわ、対価は実にシンプル、さあこっちに、服を脱いでこれを飲んで」

「分かった」


服を脱ぎ謎の液体を促されるまま飲み干す、数秒の後クラっと眩暈がしベアトに支えられ、ベッドに寝かされ馬乗りに乗るベアト、体は痺れた様に動かないがドクドクと強く脈打つ。


「久し振りだから加減出来ないかも、頑張ってね」

「なにを?」


ベアトが腰を下ろす…怒張した物がベアトに侵入し吐息が漏れ、少し余韻を味わった後ベアトの中はまるで搾り取る生き物様にうねりリトルは容易く解き放った。


「先ずは一発、良いわ奥にガツンと来るわ!でももっと!もっとよ!」


動けないリトルの上でただひたすら淫らに自身の欲を満たすかの様に動き続けるベアト。



「はぁ…ふぅ…」


疲れリトルに覆い被さったまま余韻に浸るベアト、ベアトのお腹は膨れ、いったいどれだけ放ったかもう分からないが、顔を覆う大きな胸に吸い付くリトル。


「あら…麻痺が解けたの、子供見たいで可愛いわね」


ベアトは油断していた、飲ませた薬は調合して作った麻痺と精力の薬、効果は一時間程、麻痺が切れたって事は増強された精力も消え、あれだけ出したのだもう出ないと、胸に吸い付くリトル、それに合わせて剛直と呼ぶに等しい硬度をリトルの下半身は取り戻し始め、終わりと思い引き抜こうと腰を上げたベアトの腰をリトルは掴み一気に引き寄せ、剛直がベアトの中を再び貫き、強烈な刺激がベアトの中を駆け巡る。


「あっ!リ、リトルと、とまっ、ん~!!」


止まらないリトル、既にはち切れそうな体内を更に満たしていく、暫くして仰向けで満たされた様に気絶したベアトから引き抜くも未だに満足していないリトルそこへ。


「ベアト~まだ寝てるの~?ってリトル君?」

「コック…」


昨日の話を再度詳しく聞きに来たコックは一目で状況を理解し、服を脱ぎながらリトルへと近付く。


「ベアトはもう無理よね!しょうがないから私が代わりになるしかないわよね!」


一気に咥え一息で綺麗にするコック、まだまだ元気なそれを見てリトルを抱き締め、リトルが完全に落ち着くまで続き。



「匂い取れてる?」

「ん~体内にいっぱいあるから分かんない」

「すまない…」


ベアトが起きて魔法による掃除が始まり、飛び散った液体と匂いは消えたが、ベアトとコック二人のお腹は膨れたままだった。


「ん~量が多すぎて変換が追い付いて無いわね、既に分かるレベルで肌は艶々で魔力は溢れてるし、この感覚下手したら10代?」

「やっぱりそう思う?全盛期まで戻ってるわよね、これでただ若い娘に負けないわよね!でも前は溶けるように消えたのにお腹が」

「精液を媒介とした若返りの魔法?命の源だから不思議では無いわね、最大まで効果を発揮したから体内に残ってるって訳ね…って忘れてたわ」

「なにを?」

「あっ…」

「リンクもう起きてるんじゃない?連れてきなさいな」


リトルは急いで自分の部屋へと戻り鍵を開ける、充満している雌の匂いだがさっきまで吐き出したおかげで余裕で耐えれる、リンクは起きて食べたのか。


「(ベアトの所に行くぞ)」

「うん」


ソリを出そうとしゃがんだ所でベッドから跳び跳ねる様に動きリンクが背中に張り付く、首に回される手、一瞬で走る緊張。


「これで連れてって」

「(まあ行けるか)」


リンクをおんぶし運ぶ、体格差で足を俺に絡める事になってるがまあ問題は無いか、後頭部に当たる胸、支える為に触れている太股、大丈夫だまだ問題無い、こないだからゴブリンの本能が強くなってる気がする…性欲に溺れるゴブリンを見て来たが、これは生半可な精神では抑えが効かない本能だと実感し制御手段を確立しなければと決意した。


「重くない?」

「(軽い)」

「えへ」


接する時間が長いと言葉が少し通じる様になるのか、短い単語ならリンクは分かるようだ、別の事を考えて気を紛らわせる、服…リンクに頼めばその内地上の服が手に入るか?と考えていたらリンクが呟く。


「ねぇリトルは捕まってる女の人を見て何も思わない?」

「(何も思わないと言えば嘘になるが、居る理由がある)」

「理由?」

「(地上に居れない者とかな)」


リンクは捕まってる女を横目に見る、納得はしていないがリトルがそう言って視線を向けた人物は拘束されては居るが普段から惰眠を貪っている、寝ながら掻いている腹の紋章が目立つ。


「戦争奴隷…」

「(地上より扱いが良いらしいな)」


リトルも少し疑問に思ったのだ、何故コックやベアトがゴブリンの巣に居るのか、ゴブリンはわりと欲に任せて女を襲うが、オサの方針で扱いは良いらしい、結果コックはわりと住み心地が良く今更地上に帰れないので巣で暮らし、ベアトは地上を追われた魔女で行くところが無くオサに拾われ、趣味の実験と捕獲された女性の管理が仕事。


「(連れてきたぞ)」

「ベッドに寝かせて」

「分かった」


リンクをベッドに座らせ下ろす、少し名残惜しそうなリンクを見てベアトはニヤニヤする。


「リトル、治療にはかなりの時間がかかる…そうだね、あの隠し部屋を綺麗にしてきてくれない?中にある物品も回収してきて」

「分かった、死体は?」

「適当な魔物の餌で良いよ」

「ベアト私は居て良いの?」

「ん~居た方がうん、良いわね」


何時もの装備を整えてから隠し部屋に向かう、あの隠し部屋は色々使えそうだと自分も思うが、他の冒険者に見付からない様にしないとな。


「さてと、少しお喋りしましょうか」

「お喋り?」

「貴女がまだ対価を払えないのはわかるのよ、でもリトルが払った分で手足は治すわね」

「リトルが払った?アイツは何を払ったんだ?!」

「それは言えないわね」


リンクの対価は自分から誘惑し行為を終える事、簡単には出来ない事だが、リトルが自分の治療の為に対価を払った、その事実にリンクの胸が罪悪感で苦しくなる。


「まぁそれは置いといて、今の私なら余裕で治せるわね、

それでこれからの貴女に選択肢を与えるわ、一つ目は貴女が裏切りにあった記憶以外のダンジョンでの記憶を消して今すぐ地上に帰す、対価は他から頂くわ」


デメリットが無い?裏切られた記憶と私が生きてさえいればジャラーは糾弾出来るが。


「二つ目は貴女が対価を払い次第、巣の構造とか私の存在は消すけど、それ以外は貴女が残したい記憶を残して地上に帰す」


ダンジョンで何があったか自分覚えてられる訳か、混乱は少ないが対価を払う必要がある、リトルと体を重ねるということだ…デメリット…うん、デメリットだよ…ね?

普通は悩まない所で悩んでいるリンクを見てニヤニヤと笑うベアト。


「三つ目良いかしら?」

「ん、あ!はい!」

「三つ目は地上に関する未練となる記憶を消して巣で暮らす、食と住は問題ないわ、衣は少し露出が激しくなるわね、普通なら拘束部屋からだけど、リトルの雌としてならこの巣での地位は相当な物よ」


リトルの雌…って駄目駄目!お父さんがジャラーに脅されてどうなるか!三つ目は無し!一つ目ならデメリットが無く帰れる…私は魔物だからとリトルに借りを返さずに帰るのか?それに対価は誰が払う?私の知り合いなんてリトルしか…普通なら治療にもかなりの期間が必要な筈、リトルは何を払って…私は何も返さずそれさえ忘れて帰るの?。


凄く悩むリンクを眺めながら、コックとベアトは声を出さずに会話していた。


「人に助けられる事もパパ以外に優しくされた事も無く、最近は仕事でパパも苛立ち仕事に追われ、甘える相手も居ない所にリトルは深く刺さってるのよ」

「この娘若いわねぇ、リトルが私達より若い娘にはまったらどうするの?」

「こんな程度で嫉妬してたら小皺が復活するわよ、それにリトルの精力は私達二人じゃもう受け止めきれないわ、誰か増やさないとダンジョンで女冒険者襲うかも、そしたら若返った女冒険者からリトルの能力が漏れ、冒険者ギルドに捕獲命令出るかもね」

「む~それなら私の娘達を出す!あの娘達興味津々みたいだし!」

「良くない女の顔をしているよ、はぁ…発散用の雌リトルに紹介するの渋ってたのは嫉妬か…」

「そ、そんなことないわよ!その相応しい雌がね、居なくてね!」


おろおろするコック、しかしコックはかなり精神的に落ち着いてた筈だが、若返った反動で精神まで若返ったのか?情報が足りない、研究者としては他の要因もあるかも知れないと想定するけど。



思考が詰まり頭の何処かで二つ目を選ぶ言い訳を探しているリンク、ふと昨日と食い違う事に気付く、魔女ベアトはこんなに若くなかった…リトルが払った対価はもしかして寿命や命では?とふと過る、どうしてリトルがそこまでしてくれるのかが、分からないそんなリトルに何も返さずに帰れる訳がない。


「答えは決まったようね」

「私はまだ帰らない」

「良かったわ、一つ目を選んだら殺してた所よ、でも猶予はそんなに無いわね、ジャラーは明日にでも地上に着くわよ」

「…そう」




その頃リトルは死体を外に放り出し、草や小瓶武器防具を鞄に詰め考える、ベッドはシーツを取り替えれば良いか、やはり全体的に汚く散らかっている、片付けをしたい、ダンジョンで倒れた冒険者の避難所にも使えるのではと思い付くが管理をするものが居ないか。


結局何人か寝泊まり出来る位迄は部屋を片付けたが、かなり時間がかかった、確かめに外の死体を確認しに行くと血の跡しか無く喰われたようだ、一旦ベアトの所に鞄の中身を届けよう。



巣に戻ると部屋の前の机にベアトは座り魔方陣をくるくると回していた。


「ベアト、色々持ってきた」

「中身見るわね、眠り草…ダンジョンには自生してない筈だけど、せっかくだしフルツに育てさせましょう、小瓶はほぼ普通ね」

「これは?」

「媚薬と精力剤ね、私のと製法が違うから興味深いわ、武器防具は普通…リトルこれは?」

「前に拾った指輪」

「守護の指輪、好きな人にでもあげたら良いと思うわ」

「分かった」

「リトル、部屋は好きに使っていいわ、終わったら適当に顔を出すわね」

「?」


ベアトの部屋に入ると裸のリンクがベッドに座って居た、怪我は治ったのか手足の動きを確かめ、此方に気付くとコロコロ表情が変わり、意を決した様に口を開く。


「リトル、あのね、私初めてだから、その優しくしてくれると」

「(ベアトの対価か、分かった)」


リンクをゆっくりと抱き締める、対価の為とはいえあんな事もあったのだ、ゴブリンに体を差し出すのはかなり嫌だろう、震えるリンクの頭を撫でながら落ち着くのを待ち、そっと胸に触れる、コックとベアトと比べると小さいが確かな膨らみがあり、触れるだけで甘い声が漏れる。


「あっん!違うのこないだから何か体が変で敏感なだ、んっ!」


軽く触れるだけでびくびくと体を震わせるリンク、懇願する様な瞳に誘われ少し意地悪したくなる、胸から指を這わせ下半身に向かう、臍で少し遊び更に下へ、あえて触れず避けて太股へと指を這わせ焦らす。


「む~意地悪」


ゆっくりと触れた秘所は濡れており吸い付く様に触れた指を呑み込む、入り口を広げる様に指を回すだけで空気と混じった水音が零れ、艶やかな声を奏でる。


「(入れるぞ)」

「うん、きて」


我慢の限界だったモノを焦らずゆっくりとリンクに沈めて行く、少し入れた所で何か引っ掛かりリトルは動きを止めた。


「(少し痛いと思うが)」

「その…ちゅーしながらお願い」


リンクと口付け互いに舌を絡ませながら深く口付け、突き破り奥に至る、狭く強く締め付けられすぐに搾り取られそうだが、リンクは舌を離し結合箇所を見て足れる血と入りきって無いモノを見る。


「もう少し、んん!」

「(無理をするな)」

「僕がしたいの、リトルの全て受けとめたいの」


リトルに足を絡めぐっと体を引き寄せ狭い中に受け入れる、腹が押され浮き出るが嬉しそうに浮き出た所を擦るリンク、

蠱惑的な表情に抑えは限界だった。


「(リンク、動くぞ)」

「うん、大丈夫だからリトルの好きに使って」


舌を絡め繰り返されるピストン運動、中をごりごりと掘削され専用になっていく肉体に歓喜さえ覚え絶頂し続けるリンク、

リンクの中へ吐き出し続けるリトル、一度すれば終わるつもりだったのにもう止まらない、互いに貪り合い続け。


「リトル…僕リトルが好きだよ、初めだよこんなに誰かを好きになったのは、でも忘れちゃうんだよね」

「(そうだな…)」

「リトルの記憶には残るよね、僕次会ったらリトルに酷いこと言っちゃうのかな…やだなあ…」

「(…)」

「約束して、もし僕がリトルを殺そうとしたらね、その前に僕をリトルの手で殺してね」

「(分かった)」

「やだよ…忘れたく無いよ…」


泣きじゃくるリンクを強く抱き締め、ベッドの側に置いた袋が目に入る、手を伸ばし守護の指輪を取り出しリンクの入りそうな指に嵌める、きょとんとした顔で薬指の指輪を見るリンク。


「(好きな人に贈ると良いらしい)」

「リトル…薬指に指輪は大事な儀式なんだよ」

「(知らなかった…すまない、他の指に)」

「ううん、薬指が良い、僕から何も渡せないの悔しいから、本で読んだ男がして欲しい事してあげるね」

「(本で読んだ?)」


リンクはゆっくりと引き抜いたモノを口で咥え奥まで飲み込む、生臭い匂いが頭に直接響くが今はそれが心地良い、前後に何度も動かし吐き出された精を飲み干すと、見せ付けるように口内を見せ、そのまま胸でモノを挟む、挟みきれず顔を覗かせたモノを舌で遊び咥える。


「どう?気持ち良い?」

「(ああ、くっ!)」


大量に吐き出された精がリンクを染めるがリンクは止まらない、奉仕しそれに喜んでくれるリトルがとても愛おしく、気が付けば全身ドロドロでリトルに包まれてる気分でとても嬉しく、後ろの穴はやり過ぎかなと思ったけどポーションは凄かった。


「捧げれるモノは全部リトルに捧げたかな」

「(大丈夫か?)」


体力を使い果たしたリンクを抱きとめるリトル、まだ硬いリトルのモノがお腹に当たる…消えちゃうかも知れないけど、もしかしたら…。


「リトル、僕を孕ませて」

「(?!)」

「孕ませる気で全部僕の中に注いで欲しいの」


口付けをかわし再び結合する、簡単に吐き出してしまっていたが今は堪える、一撃で確実に首を取るそんな気概で溜めに溜める、リンクが絶頂する度に締まるのを必死に堪え己の限界を超えて、全てを一回で吐き出す、満ちたりていく体内と急速に失われてく何か、リンクとリトルはそのまま気絶した。

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