狐と蛇の睨み合い
今回、バトルシーン入れました!!新キャラもでてきます。この新キャラ、九炎のライバル的なキャラなんですが・・・(本人はそう思ってないかも)。
岩大に礼を言い2人は、屋敷を後にした。
「また来てねぇ~~~~~~。九ーちゃぁ~~ん!ふぅちゃぁ~~ん!」
九炎は、『九ーちゃぁ~~ん』のところでいい加減やめてほしいと思った。九炎は、ろくろ首と初めて出会った日から九ーちゃんと呼ばれ続けたのだ。幼い頃はまだよかった。だが今となっては、嫌がらせにしか聞こえない。
「サテ。どうしようか?」
ガサガサ・・・・ガサガサ・・・・
茂みに何かいる。九炎はとっさに身構えた。おそるおそる茂みを覗いてみると・・・首に2つの竜の頭の付いたマフラーを巻いた蛇妖怪がいた。
「!?」
よく見るとそれは九炎のよく知る妖怪、『雷』だった。彼について説明すると・・・竜・・・つまりマフラーの躾け(しつけ)がとてもとても・・・・・悪い。
ガブッ
「・・・っう」
(ほらやっぱり噛み付いた。ほんとにバカだよ)
雷は苦痛に顔をゆがめている。なにしろ竜が雷の肩あたりまで飲み込んでいたのだ。
「あのおぅ。大丈夫?でしょうか」
こんなときでも吹雪は優しい。
「あぁ・・・平気だ」
「それより雷。どんなヘマしてここにいるんだい?」
「何も、ヘマなどしてはいない」
雷は葉っぱをはらいながら言った。
「見た感じマフラーに噛み付かれて落っこちてきた、そんなかんじ?」
「何おぅ」
バチバチバチ・・・・
火花が散る。実際のところ雷は、九炎の言ったとうりヘマをしていた。
「やるかい?」
「おもしろい」
「・・・・」
あきらかに戦い(ケンカ)をしそうだった。吹雪は口出しすることができなかった。実のところ、九炎がどんな戦いをするのかとても興味があったのだ。ケンカはすぐに始まった。
(雷程度なら大技を使うこともないね。ここは先手必勝でいこうか)
雷の心の声↓
〔お前らたのむから、ちゃんとしてくれよ。九炎などに負けたくは無い〕
「電・・・・」
「フッ・・・『狐火』!!」
九炎はそういうと手のひらから、オレンジ色の美しい炎を出した。そして、炎は雷と同じくらいの狐へと姿を変え雷に突進した。雷は『電流の術』ととなえるよりも先に技を使われてしまい、かわすのに必死になった。だがマフラーは、違った意味で必死になった。なんと、雷とは逆方向に向かって行く。結果、雷は狐に向かって引きずられて行くことになった。雷の目の前に狐がいる。狐はまだとどめをさしてはいない。
〔クッ・・・・・〕
(雷、もうキミの負けは確定だよ・・・・)
九炎は、うっすらと笑った。
最後、九炎かっこよかったです。えっ?そうでもない?でも安心してください、かっこいいバトルシーンこれからもじゃんじゃんいれます。最後が見所かも・・・。