表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雪火桜  作者: 猫乃
2/52

風神様

今回新キャラが登場します。(・0^)/

(さて・・・受け止めたはいいけど、どうしようかねぇ・・・雪女かな・・・)

「おい。大丈夫かい」

九炎が問いかけても、少女妖怪は一向に目を覚まさない。

「おーい。・・・おきないねぇ。うーん、しかたないねぇ。優しいボクは、おいていったりしないからね・・・」

九炎は、少女妖怪を『風来屋敷(ふうらいやしき)』へ連れて行った。ここは、屋敷と言ってもあまり広くは無い。風のようにいろんな者が訪れるので、『風来屋敷』と名付けられた。元は、風神様休憩場所として人間が造ったのだが、風神様はとても心が広く『他の者も使ってよい』と言ったので自由に使われるようになった。

ガラガラガラ

「風神ーーいるかいーー」

九炎が問いかけるとビュオーーーーーーーーーーーと風が吹き風神様が現れた。若草色の着物を着ていて白い布をまとっていた。深緑色のおちついた髪とは反対に、顔はやんちゃな少年そのものだった。

「何だ九炎。お前の方からくるなんてよ」

そして、風神様は少女妖怪を指差してからかった。

「何だ、そいつ・・・お前の彼女か・・・クククク・・・・・」

「な・・・・違うよ。この妖怪が落ちてきて、受け止めたけど一向に目を覚まさないんだよ」

「ふぅーん。見せてみな・・・・・・・・・・・」

風神様は、少女妖怪をにらみつけた。

「見た感じけがしてないし・・・ショックをうけてるだけだぁ。おい、九炎。こいつが目ぇ覚ますまで面倒見てやれよ」

「・・ヤだよ」

「なぁに、今日中には目ぇ覚ますさっ。他に見れるやつもいねぇし、受けとめたなら責任もてよ」

(誰だって受け止めるよ・・・そりゃ、おちてきたらサ・・・なんだってこんなことに・・・)

みなさん、前回書き忘れていましたが・・・雪火桜・・・ゆきびざくらと読みます。間違えないで、ゆき≪び≫です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ