表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

一人暮らしが好き

峯崎ミドリは一人暮らしが好きだ。


定時の17時で会社を滑るように出て、帰宅する。


セミロングのこげ茶色の髪は頭の後ろで束ねているが、一日オフィスにいたのでくったりしている。

峯崎ミドリは中肉中背、やや背の高い160センチ。

灰色のジャケット、白いワイシャツ、濃い目のベージュのギャザースカート、ベージュのストッキング。黒の革靴。


左手に紺色のビジネスバッグ。

右手にスーパーで買った野菜と豚肉が入ったエコバック。


スーパーから家まで約5分。

ゆっくり歩く。


"えっと、今日は何をしようかな"


ぶらぶら


"えっと、豚肉とトマトとオクラを買ったから、どんな味付けにしようかな"


ミドリは地方の出身だ。大学を卒業して就職すると同時に東京に出てきた。

地元の友人は皆地元で就職し生活している。同じように東京で仕事をしている友人はとても少ない。

東京に住むミドリをしている人間は皆東京にいる時のミドリの事しか知らない。


東京に来たのは偶然だ。たまたま内定が取れた会社が東京だったからに過ぎない。

いろいろあったけれども、東京が気に入っているので、ミドリは東京に来て良かったと思っている。


東京に来て、気づいたがミドリは一人暮らしが気に入っている。一度は会社を辞めて地元に戻ったが、また東京に出て来て働いている。


東京での生活が好きなのか、一人暮らしが好きなのか、それとも両方なのかは厳密には分からない。


好きな食べ物を買えて、気に入ったカフェがあって、好きな時に好きな事をする。

仕事があるので完全気ままではないが、時々有給をとって好きな所に行ったり、自分なりの自由を楽しむ。

そういう生活が楽しいのだ。


"にんにくと生姜をたくさん入れた、醤油味にしよう"

お読み頂きありがとうございます。

誤字脱字があれば、ご指摘頂ければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ