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第29話「幕間・妹への贈り物?」

第29話で御座います!


幕間ですが通常ボリュームです。


尚、百合臭全開なのでお嫌いな方は回れ右した方が宜しいかと思われます。




星が来てまた幾月が経った、この後星は白蓮や緑達とも真名を交換し仲良くやれているようだ。

ただ、サボリ癖が多少あった様なので、釘を差しておいたら一応の効果はあった様で真面目に調練に政務にと励んでいる。

ん?釘?星は私とやり合いたいらしかったので真面目に仕事しないと相手をしないと言っただけだよ。

それだけだったのだが、効果があった。

あったのだが、星だけ模擬戦してズルいと焔耶が言ってくるわ、当然と言わんばかりに大槍を構える緋焔とかも一緒にする事になった。

星や緋焔は理解出来たが、焔耶もとは…

うん?あ、そうか、構ってあげられてないからか。

んじゃまあ、構ってあげる事にしようかなぁ。

日にち調整してっと。




今日は焔耶が1日お休みの日。

私も密かに休みを調整して、彼女にばったり会う感じを演出してみた。

何時も頑張ってる焔耶へのちょっとした贈り物だ。


「や、焔耶。」


「ら、藍お姉様!?」


「焔耶、今日はお休みなのかな?」


「は、はい。今日は1日休みですが…」


「ふ~ん、丁度私も休み何だけど邪魔でなかったら一緒に居て良いかな?」


「も、勿論です。藍お姉様と一緒にお休みが取れるなんて…」


おや、演出が効き過ぎた?

どっかで見たことある雰囲気なんだけど…


「お姉様!!」


案の定、感極まった焔耶は人目もはばからず抱きついてきた。

あ~あ、この子にも我慢させすぎたね。

今日はたっぷり可愛がってあげようかな。


「それで今日は何処かに行く予定でもある?」


「はい、実は…な、ないです!」


うん?素直に答えようとして躊躇した?

言いづらい物でも買いに行くのかな?


「私にも内緒の買い物があったんだね~。」


「ち、違うんです!藍お姉様、そうじゃないんです!!」


「いいよいいよ、さ、何処か行こ?」


「ち、違うんですよ…お姉様…ひっぐっ。」


え?ちょっちょっと。

何?私気にしてないよ?


「焔耶?私気にしてないよ?」


「お姉様ー!違うんですよー!!」


…おう、私の言葉が聞こえてない。

周りの視線が最高に痛いっす。

とりあえず、この場を離れるべきか。

と、言うわけで焔耶を横抱きしてダッシュでその場から離れる。

小川の畔で、焔耶を下ろすが泣き止まない。


「焔耶?」


「ぐすっ、違うんです、お姉様…嫌わないでぇ…」


ど、何処まで怖がるの?

依存度が上がりすぎてるなぁ、私に何かあったらどうなるんだろう…

まあ、あんまり放置は駄目だけどこの子をこのままにもしておけないか。


「焔耶。」


「お姉さm…むぐっ。」


有無を言わさず、焔耶の唇を奪う。

何か卑怯だなぁと思いながらも、口付けされて目を見開いた後うっとりする焔耶が可愛すぎて、暫く焔耶の唇を弄ぶ。


「焔耶、どうだった?」


「お姉様、気持ちよかったです…」


「そう。これからどうする?」


「お姉様がご迷惑でなければ、その、もう少し口付けを…」


まあ、そう言う事で少しの間いちゃいちゃさせて頂きますね~♪


「ところで焔耶。」


「はい…何ですかぁ?お姉様ぁ。」


焔耶は今、私の左腕に自分の両腕を絡ませて潤んだ瞳をしている。

小川の畔で焔耶を口付けだけで可愛がったら、こんな感じになった。

やりすぎたと反省しようかと思ったが、可愛いんだから仕方ないと無茶な納得の仕方をする。


「何か買う予定があったんだよね?」


「っ!?は、ぃ…」


「そ、そんなに危ない物なの?」


「そう言うものでは無いのですが…」


熱が一瞬で冷めたらしく普通の話し方に戻った。

き、気になるけど、それだけ言いたくないならやっぱり無理に聞くのはよそう。


「やっぱり良いよ、誰にだって言いたくない事の一つや二つあるんだから。」


「お姉様…あの、ワタシを嫌いにならないでくれますか?」


「可愛がり方足りなかった?」


「い、いえ!そう言う意味ではなくて…」


「焔耶は、何があっても私の可愛い焔耶なんだよ?」


意を決した目をした焔耶が、誘ってくる。


「お姉様、少しお付き合い下さい。」


焔耶に連れられては来たのは、何の変哲もない本屋だった。

はて?普通の本屋で何買うのかな?今、焔耶は本を結構買ってるって聞いたけど。

緑によると、勉強に役立ちそうな本を聞きに来たので参考になりそうな本を貸したり、焔耶の考え方に合わせて買い方を教えたりしたそうだ。

そう言う事を聞いていたので、焔耶が本屋に来ることに何ら違和感は無いのだが…

若干嫌な予感はするんだけど、気のせいって事にならないかなぁ…


「お姉様。」


「うん?」


「ワタシの買おうとしていた本はこれなのですが…」


ふむ、何々?

恋愛小説?じゃねぇぞ、これ!?

危うく男に一瞬戻るくらいびっくりして、題名を確認する為に表紙を見る。


『私はお姉様を愛してる 第五巻』


ああ、今更だけど恥ずかしいっちゃ恥ずかしいわな。

中身官能小説だったし、相手役が背の低い青髪のお姉様…ねぇ。


「なる程ね~。」


「お、お姉様?」


やはり少し目を伏せている様だ、自分にとって恥ずかしいと思うものを思い人に見られたら、そりゃ嫌になる子もいるさね。


「これ、買うんだよね?」


「は、はい。」


「んじゃ、一緒に部屋で読もうか?これ続き物みたいだから初めから読んでみたいし。」


「お、お姉様…」


「私が興味もっちゃ駄目?」


「い、いえ、それでは買ってきますね!」


凄い速さでカウンターまで走っていったね。

店内走っちゃ駄目だよ~って言う前だったからなぁ…


その後、城に帰るまで買った本のあらましやら出来やらを熱く語る焔耶と一緒に焔耶の部屋に入り、本を読ませて貰ったが、ある意味生々しかった。

面白いと言うか違う意味で勉強になったかな。

と言うわけで再び。

辺りが暗くなっていたため、焔耶の服を脱がして、裸にする。


「あれ?緊張してる?」


「あ、う、その…」


語りながら私も服を脱ぐ。


「そんなに固くならないで。」


「お、お姉様…ワタシこういう事初めてです…」


「うん、判ってるよ。優しくするからね?」


「あ、あと…」


「うん?」


「ワタシ、肌が敏感なので、少し怖いです。」


「判ったよ、けどね焔耶。」


「は、はい。」


「そう言う事は今言っちゃうと誘ってるのと変わらないよ?」


「あ、お、お姉様…」


まあ、ごらんの通り余りにも焔耶が可愛かったので、一晩中焔耶を美味しく頂きました。


可愛いかったなぁ、焔耶。



此処までやっちまいましたが、大丈夫なんだろうか…


焔耶ファンの方々の反応も怖いですが、アカBANも怖いです。


後、この前の話の時点で、お気に入りが100件を超え、PVが10万、ユニークが1万人を突破致しました。


この場をお借りして応援して下さっている、皆様に厚く御礼申し上げます。


皆様、ありがとうございました。


これからも拙作、真・恋姫†無双 『転生後も共に』を宜しくお願い致します。

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