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キノコとようせい!  作者: まいまいഊ
-我が愛しの……キノコ-
87/100

87・妖精のキッス

「あぁ、魔力が尽きたわ……」

 この戦いにおいて魔法は要なのである。それが尽きたと言うことは……ミカサは絶望の色を浮かべている。


「仕方ないな……」

 コキラは、首をたれてうなだれるミカサの目の前に移動した。

「ミカサ……」

 コキラはミカサに声をかける。



 ちゅ。


 突然コキラはミカサの唇に己の唇を重ねた。

「な、な?」



 ミカサは赤面するも、自身に起きた変化に気がついた。

「な……なにこれ」

 体内に良質の魔力が満ちているのだ。

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