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キノコとようせい!  作者: まいまいഊ
-妖精と行き当たり-
82/100

82・大群が現れた!

 この施設のどこに隠されていたのだろう、合図とともに現れた異形の数は予想を超えていた。


「みんなに強化の魔法かけたよ~」

「ありがとう、コキラ。……とは言えさすがに数が多いな」

 イグチは額に汗をかく。

「でも、やるしかないのよね」

 ミカサは魔法の杖を握り締め言った。

「……あぁやるしかない」

 オウギは数本の矢を弓にかけた。


 コキラは考える。自分は今、どうしたらいいのかを。

「おいらも少し腹をくくらないといけないな~」


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