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キノコとようせい!  作者: まいまいഊ
-妖精と行き当たり-
77/100

77・侵入者はどうどうと!

「侵入者の警報が鳴っている」

「侵入者だ」

「侵入者はどこだ」

 警備員たちは、侵入者を知らせる警告に気がつき身構える。


「一体どこにいる」

「見つからない!」

「どこに身を隠した?」


 姿の見えない侵入者にあせりの色を隠せない。

 そんな彼らの前に、粉を振りまきながら堂々と小さな生き物の姿が現れた。


「妖精?」

 彼らの前に現れたのは小さな妖精だった。

「ちがうよ、おいらはただの曲者だよ~」

 そうこの小さな妖精が侵入者だった。

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