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キノコとようせい!  作者: まいまいഊ
-妖精と行き当たり-
76/100

76・妖精は忍び込む

「この扉は、外から開けられるような扉では無いみたいね」

 外からではなく中から開けるような仕組みの扉だった。


「おいらが忍び込んで中から開けてこようか? ついでに、見張りの人たちもかき乱してくるね?」

「いいのか?」

 小さな妖精ならば楽に侵入することができるだろう。


「あんまり無理しないようにね?」

「危なくなったら逃げるんだぞ」

「任せておいて」

 そしてコキラは有刺鉄線のはるか上空を飛び越え、塀の向こう側へ入った。

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