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キノコとようせい!  作者: まいまいഊ
-妖精と魔物研究所-
50/100

50・学生いっぱい、先生いっぱい

 学園都市と言う名にふさわしく、他の町にはない独特な雰囲気があった。


「カヤ先生に会う約束をしたものだが……」

「はい、承っております」

 あらかじめ約束を取り付けておいたので、難なく案内された。

 魔物研究所と言うには小規模な部屋に案内された。研究所と言うよりは、書物庫といった方がいいだろう。その書物庫にある部屋に魔物について研究している博士がいるという。

「失礼します」

 案内人はドアをノックし、その部屋に入る。

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