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31・妖精の定位置
「おいら、ここ気に入っちゃった。時々座っても良い?」
「もちろん……」
オウギにとっても、この提案は願ってもいない申し出だったのだ。
その日以来、コキラは暇さえあればオウギの髪飾りに座っている。すっかり気に入ったのだ。
「重くないの?」
気になったミカサは、オウギに聞いてみた。
「ほとんど重さはない」
まるで最初から髪飾りの装飾であったかのように、妖精の羽が美しく風に揺れている。
「これはこれで、良い作品だ……」
「おいら、ここ気に入っちゃった。時々座っても良い?」
「もちろん……」
オウギにとっても、この提案は願ってもいない申し出だったのだ。
その日以来、コキラは暇さえあればオウギの髪飾りに座っている。すっかり気に入ったのだ。
「重くないの?」
気になったミカサは、オウギに聞いてみた。
「ほとんど重さはない」
まるで最初から髪飾りの装飾であったかのように、妖精の羽が美しく風に揺れている。
「これはこれで、良い作品だ……」
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