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23・妖精は閉じ込められない
「しっかし、こんなの『閉じ込めた』に入らないよ」
光がほんの少し漏れる使い古された匂いのする麻の袋の中でコキラはささやいた。
「隙間が小さいから通り抜けられない? 瓶のふたをして密閉すれば出られない? そんなの間違いだよ」
妖精はそれら物質でできた物では捕らえることができないのだ。
「おいらたちについての知識があんまりないんだよね、人間って~」
その袋が、魔法の力を帯びていたのならば少し話は違っていただろうが。
「しっかし、こんなの『閉じ込めた』に入らないよ」
光がほんの少し漏れる使い古された匂いのする麻の袋の中でコキラはささやいた。
「隙間が小さいから通り抜けられない? 瓶のふたをして密閉すれば出られない? そんなの間違いだよ」
妖精はそれら物質でできた物では捕らえることができないのだ。
「おいらたちについての知識があんまりないんだよね、人間って~」
その袋が、魔法の力を帯びていたのならば少し話は違っていただろうが。