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22・妖精は高く売れる
妖精は知らない。最近の人間の町を。
表の通りはそれなりに治安がいいが、裏の通りは時には危険がいっぱいだと言うことを、妖精は知らない。
「珍しい、あそこにいるの妖精だぜ。これは、高く売れるぞ」
と、そう言う声が聞こえたと思ったら、目の前が暗くなった。どうやら、袋の中に入れられたらしい。
「あらら~、これは誘拐ってやつだね」
閉じ込められたというのに、コキラは落ち着いている。
「おいらとしたことが、油断したな~」
妖精は知らない。最近の人間の町を。
表の通りはそれなりに治安がいいが、裏の通りは時には危険がいっぱいだと言うことを、妖精は知らない。
「珍しい、あそこにいるの妖精だぜ。これは、高く売れるぞ」
と、そう言う声が聞こえたと思ったら、目の前が暗くなった。どうやら、袋の中に入れられたらしい。
「あらら~、これは誘拐ってやつだね」
閉じ込められたというのに、コキラは落ち着いている。
「おいらとしたことが、油断したな~」
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