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Prolog
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この記録はどこにも残らない。残せる事も無い。誰もこの先、生きていないから。
人の死で埋め尽くされた荒野を踏みしめ、あてもなく歩く。昔なら誰かがこの死を弔おうとしたのだろうが、生憎もうそのような人間はどこにもいない。死は日常であり、残人の踏む地面となった。
…この死の中には、かつての友も居たのだろうか。
遙か遠くの思い出に思いを馳せても、何も思い出せない。
…いや。一つだけ、一つだけ忘れてはいけない物がーーーーーーー
…まさかここまで自分も堕ちているとは思わなかった。時間は残されていないようである。しかし、地に伏せる事はまだ許されない。もっと先へ、一歩でも死から遠い場所へ、やらなければいけないことが、成さなければならないことが
…もしも、この死と絶望の先に命が続いたのであれば、
ーーーせめて、この結末に行き着かないことを切に願う。




