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エッセイっぽいなにか

正月に出勤したら上司から図書カード(5000円分)を貰った話

 どうも、たまにエッセイを書く人です。

 今回のお題はこちら、正月に出勤したら上司から図書カード(5000円分)を貰った話です。


 とある年の正月の出来事です。

 上司が正月に出勤して欲しいと皆に頼みまわっていたのですが、正月くらい家族とゆっくり過ごしたいということで同僚の方は断っていました。

 で、私は別にその辺を気にしていなかったので、希望出勤したわけです。


 そして一月一日、いざ出勤して休憩時間になりました。


 すると何故か上司の方が私の元に来ます。

 若干忍び足で。

 最初は私が何かやらかしたのかな? と思いました。


「〇〇(私)さん。本読むんだよね? これあげる」


 上司の方はそう言い、小さな封筒を手渡してくれました。

 最初は小さな手紙でも入っているのかなと思ったわけです。


 そしていざ開封、すると――なんとそこには図書カード(5000円分)が。


「いやいやいや! 〇〇(上司)さん、これは受け取れませんって!」


「気持ち程度だから、気にしないで」


「それでも流石に――」


 とまあ、こんな感じで何度もお互いに図書カードを押し付け合いました。

 流石に5000円分の図書カードを貰うのは躊躇しました。それ、ポケットマネーで購入したものだと聞いたのでなおさら。

 しかし、最終的に根負けして、その図書カードを頂きました。ありがたい。


 で、この図書カードなんですが、現在はプリペイドカードのような見た目になってます。

 昔は紙の紙幣みたいな券だったんですけどね。時が流れるのは早い。

 その図書カードに描かれているキャラクターがまた可愛かったです。何のキャラクターだったっけ……ド忘れしました。


 その図書カードの件は言うまでもなく、正月に出勤してくれたお礼ということだったそうです。


 そしてその図書カードを持っていざ本屋へ。

 その本屋さんは街の中で一番大きな本屋で、業務スーパー並みの広さがあったりします。

 文房具コーナーも併設されているんですけどね。そちらは文具を買う際に何度かお世話になったことがあります。


 5000円分ですよ? 文庫本10冊も買えるんですよ? 私は嬉々として好きな作家さんの小説を片っ端から手に取りました。表紙買いもしました。


 後日、その上司の方に本を購入したことと、いくつかの購入した本のタイトルを言いました。

 まあ、金券ショップでこっそり売った訳じゃないですよと伝えたかったわけです。流石にそれは不義理だよね。


 そんな、正月に出勤したら一騒動あったというお話でした。

 ご清聴ありがとうございました。

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