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はじめに
はじめまして。小説を書くのは初めてなのでたくさんの至らないことがあると思いますが、一生懸命執筆していきますのでよろしくお願いします。
命は大切にしましょうと学校で習う。
命の大切さや尊さは学校生活で教えられ続け、大人になったら子供たちへと伝えていく。
命に優劣はなく、みんな同じ価値だと言う。確かにそうだ。そうなんだ。
そう思い続けて私は看護師になった。大切な命が生きるお手伝いがしたい。
そして私はNICUの看護師になった。
地元の小さな大学を卒業して昔からの夢だった都会に出てもう3年が経過した。
憧れだった都会は時に私を明るく照らし、そして暗い暗い闇を見せてくるようになった。
これが現実。そう現実は甘いものじゃない。
これから社会へ出る人へ。社会への期待を抱いている人へ。
ようこそ、ここがあなたたちの憧れていた未来です。