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灯りのあるこの街で (短編集)

地球のため

作者: 新垣 電燈

博士は地球の環境を守るため、様々な活動をしてきた。

温暖化を知るためのイベントをしたり、植林活動をしたり、川辺のゴミ拾いなどをした。もちろん 、個人でも、節電をしたり、ゴミの分別をしたりした。

しかし、地球温暖化は依然として進み、空気は汚れていく一方である。博士はなかなか地球環境がよくならないことに苛立っていた。

「私達がどれだけ活動しても、いっこうに環境は変わらない。考えてみれば、多くて1万人のボランティアをいくらしようと、地球人口は70億人。地球環境は変わるはずがない。人は増えすぎた。しかも皆地球温暖化などどうでもいいと思っている。

…仕方ない。」

博士は苦肉の策にでることにした。人為的な人口削減である。

博士はそのための殺戮マシンをつくりあげた。マシンのたくさんのノズルからレーザー光を発射させ、人を殺すシステムである。ボディには超鋼鉄を採用した。警察の放つ銃弾ぐらいではびくともしない。さすが戦車などには負けるが、戦車が現場に到着する前に、充分に人を殺せるはずである。

博士は、はたから見れば狂っているようにみえるかもしれないが、長年の努力が叶わなかった結果である。

「この機械を暴走したということで世に放り出せば、

世界は大混乱に陥る。その大混乱のうちに何億もの人が死ぬ。まず手始めに5億人くらい殺そう」

博士はマシンのツマミを回転させ、「5億」に設定した。

「さあ!地球のことを一切考えない人間どもを排除してくれ!」

「了解シマシタ」

ロボットは早速、博士に向かってレーザーを放った。

地球環境に対して何かいう人全てに当てはまるわけではないですが、そういう人は本当に地球のことを考えいるのか疑問に思います。

「木を切るな」と言うけれど、自分が住んでいる家だって、木を切ってできた場所ですから。

自分の生活は変えずに、新しい生活が誕生することを拒むなんて自分勝手だと思います。

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